学歴のことで嫉妬してしまいます。

質問

私は芸術学部に通う大学生です。
芸術学部に入学する前は恥ずかしながら絵の勉強をしてきたというわけではなく、デザイナーに本気でなりたかったというわけでもなく、ただただ絵を描く事が好きで...という漠然とした思いを抱えて入学しました。
奇跡的に入学してから自分のデザインに対する思いの甘さを思い知ったり、知識不足で恥ずかしい思いをしたりもしましたが今は芸術に対して本気の気持ちになっています。

それだけに、他所の大学の子達に嫉妬してしまいます。
通っている大学がよくないというわけではなく、寧ろ大切な事を教えてくれたいい大学だと思っているのですが、どうしても五美大というものに憧れてしまっています。
五美大に通っている知り合い等に会うと嫉妬で具合が悪くなったり、合格したという話を聞くと素直に喜ぶことができません。
こんな自分はとても性格が悪くて嫌です。
実力に学歴は関係ないとはわかっているのですが...。
もっと昔に自分の意識が違っていれば、一から芸術を学ぶ事ができたのにと過去を振り返ってばかりいます。

どうすればもっと広い心で物事を見る事が出来るでしょうか？

回答No.2

noname#148554 · ベストアンサー

全然有名じゃない芸大を卒業して第一線で活躍している方はたくさんいますし、芸大を出ていなくても芸術を仕事にしている方もます。五美大？というのは知らないのですが、東京芸大とか武蔵野美術大みたいなところでしょうか？名前だけで大学に進んでも結局関係ない仕事をされている方もたくさんいると思いますよ。
スペインのサグラダファミリアの主任彫刻家の外尾さんとか、五美大じゃなくても世界で活躍している方たちはたくさんいます。
やる気がある人には、五美大であろうがなかろうがかなわないです。

人生はいつでもやり直すことができますので、一から芸術を学びたいと思うのなら、またしっかり学べばいいのですよ。
明るい気持ちで過ごしましょう。今日から新しい気持ちに切り替えましょう。

お礼

納得すると同時に落ち込んでいた気持ちが晴れました。
素敵なご回答の方有り難う御座いました。

回答No.5

copemaru

人生，死ぬまで勉強。
大学なんて，高々４年。大したことは無い。
全くの門外漢なのでサッパリ分からんが，芸術の道は長く険しいのであろう？
命を削りながら絵に向かい合えば良いではないか。
私の尊敬する伊藤若冲もゴッホもシャガールもダビンチも美大出では無いぞ。
「学歴に嫉妬」など真剣みが足りない証拠じゃ。
喝～！！

参考URL：

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%97%A4%E8%8B%A5%E5%86%B2

お礼

熱いお言葉と喝を有り難う御座います。
「真剣味が足りない」ということ、まさにその通りだとはっとしました。
ご回答の方有り難う御座いました。

回答No.4

Kowalski_Japan

昔のことですが、友人の一人が、武蔵野美術大学に転入学しました。
訳を訊くと「まともに受験したら合格するわけが無いから最初から転入学を狙って駅弁大学の芸術学部に入った」とのことで頭脳プレーですね。
でも折角の頭脳プレーも就職には何の役にも立たなくて芸術とは何も関係ない仕事をやっと見つけた次第です。
美術大学＝無駄飯食い＝高卒と云う理屈で、彼は高卒として採用されました。

はっきり言って、武蔵野美術大学のようなところに入るのは大したものですが、芸術では食っていけませんから、どこの芸術学部だろうが『糞』です。
駅弁大学の芸術学部も一流の美大も、全部『糞』ですから嫉妬する必要なんて無いんですよ。

私の高校の美術の教師は、武蔵野美術大学を出ていました。
そして、いつかは名の有る画家になりたいと願って奮闘していました。
教師の給料を貯金しては個展を開いていましたが、彼の描いた絵はすべて『糞』でした。
「こんな糞みたいな絵が売れるわけが無い」と内心では思ったのですが、教師ですから恨まれては困るので「素晴らしいです」と言っておきました(笑)。

私の父の友人が小さな画廊を経営しています。
そこの賃料は、３日間で５０万円ほどですが、素人画家がお金を貯めては個展を開きます。
しかし、絵なんて滅多に売れるものでは有りません。
最悪の場合は、３日間で一人も見に来ないとか、画廊に油絵の道具を買いに来たお客さんに頼んで見て貰うとか、そんなものです。

それよりも女子高の文化祭が面白いです。
美術部に行くと「この絵なら３万円で売れそうだな」などと思う絵がたまに有ります。
でも作者の女の子に話を聞いてみると、「美術で食っていけるわけがないので趣味として描いているだけです」とか、そんなものです。

美術とか芸術では食っていけない人がほとんどですが、工芸ですと話しが違ってきます。
有名な美大を卒業して工芸家に転身して成功した人は多いです。
アメリカのガラスアートなどは、芸術なのか工芸なのか良く分らんですが、あれなら『欲しい』と思う人が多いので実際にかなり売れています。
貴方も『糞』みたいな芸術は辞めて、売れる工芸を目指したほうが良いのではないかと思います。

お礼

人生に芸術を選択する人は儲かるという事を考えて進むのではないのだと思います。
水の中で酸素がある方へ向かうようにそこを我武者らに目指してしまうのです。
芸術は血であると思います。
一度あなたの言う糞のような血が流れてしまえば辞めることは出来ません。
この不況の中、現実を知る事の無い私や彼等が夢ばかり想ってとても馬鹿らしいでしょうが、きっと彼等やお話の先生の見ている世界の色はあなたとは違います。
すくなくとも、そのことはあなたの意味する糞ではありません。

ともかく、現実的なお話には参考になりました。
ご回答の方有り難う御座いました。

回答No.3

noname#144916

社会に出て、芸術方面のお仕事で活躍している人たちのプロフィールを見ると、たいてい、武蔵野美大、多摩美大、東京芸術大学　など、出身学歴が記載されているので、作品など購入する消費者がそれで満足して購入したりすることも、これまでは確かに多かったですからね。

でも、、、そのプロフィール、すべてが真実なのでしょうかね？

よく、made in Italy、France、など、と記載されているとついつい、高くても買ってしまう人って結構いませんか？
表記はそうでも、、、ふたあけてみると実は、中国の工場などで製作されたものであることが殆ど、というケースもよくありますよね。(笑)

また、ブランドものやダイヤなど、どうしてそんなに高かったのでしょう？
使い飽きて売りに出せば、購入額の10から20%ほどにもなるかどうか？
中古なので半額以下になってしまうとしても、では、商品の実際の値段が半額くらいだったとしても、上乗せされていたもう半額は、ネームバリューだったり、人件費だったり。。。
ってことですかね。。。

そうした守秘義務でくくられた商売の事情とか、物の本質、実際の価格などをだんだん知るようになると、学歴などブランドやmade inのようなものですからね。

作品がセンスいいとか、素晴らしい、という前提があってこそ、プロフィールの出身大学が輝く、なるほど～納得、、、という評価が得られたりします。
でも、作品の価値や素晴らしさがまったくないのに、いくらプロフィールの出身大学が良いから・・・って、作品を購入したり、わざわざクリエイターのプロフィールなど見て評価したりはしませんよね。

芸術や音楽などは、まず、何より、人の目や心、耳に伝わる何かがあるか、響くか、きらめきや感動を感じさせることができるか？　

ここに本質がある分野なので、どんなに文字でプロフィールの栄光を書き並べても、心を揺さぶられることはないと思いますよ。
ですので、作品自体でなく、学歴とかばかり気にするのは本末転倒になってしまうかと。

私が仕事場で出会ったイラストレーターさんがいましたが、美術は専門学校出身でした。
そんなことで悩んでいる時間があったら、好きな作品、1つでも多く制作したり絵を描いたりしている、、、という感じの人で、いろんなタッチの絵が描けたり、いろんな線を持っていることを会社に認められ、課題を出され、一定の短期間内設定して、100の絵を描かされてました。
見ていたら飽きないくらいにいろんな絵を描いたり、建築物なども、1つの景色だけでなく、同じ建物のいろんな角度から見た景色を描いてました。
やはりとにかく描くことが半端じゃなく好き、時間があれば何か描いているとか、周囲の人が大道芸人見てるみたく何描いてるんだろう？と寄って来て眺める、見る人の心をとらえてしまう、そんな人が、何か訴えかけるようないい作品作るのではないかな、と感じたことがありました。一種の才能ですね。

お礼

なるほど、まさにその通りです。
とても素敵なイラストレーターさんですね。見習いたいと思います。
ご丁寧な回答を有り難う御座いました。

回答No.1

noname#159900

>今は芸術に対して本気の気持ちになっています。
>それだけに、他所の大学の子達に嫉妬してしまいます。
>どうしても五美大というものに憧れてしまっています。

全て矛盾、大学が全てでは無いのです。

全てはあなたの才能・能力です。

お礼

芸術を理解しはじめた切っ掛けは大学で、故に大学で得たものがとても大きかったこともありもっと有名な大学を目指していれば能力がついたのではないか...という思いが拭えないのだと思います。
確かに意識のどこかでは大学が全てと考えているのかもしれないので、考えを改めたいです。
御回答の方有り難う御座いました。