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生命保険見直しにあたり把握すべき項目は?
生命・医療保険の見直しを考えています。 まずは、会社の健康保険や共済などの保障がどうなっているか(どのような場合にどれくらいもらえるか)を整理したいと思っています。休業したときの給付金や、死亡したときの見舞金など、調べるべき項目がいろいろあると思うのですが、どのような項目があるかが分かりません。 どんな項目を調べれば、保険を検討するときに役立つのでしょうか。 または、そのような項目がまとまっているサイトがありましたら、ご紹介くださいませんか。
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●健康保険…… 高額療養費制度(ネットで検索可能) それぞれの健康保険組合が独自に行っている補填 (健康保険組合に問い合わせをしてください) 休業補償、傷病手当(ネットで検索可能) これらの支払われる条件だけでなく、 支払われない条件も把握しておくこと。 え? と思うような落とし穴があるので、支払われない条件を 知っておく事は重要です。 ●会社の死亡退職金 いくらもらえるのか、計算しておいてください。 ●厚生遺族年金 遺族年金が受け取れますが、 その条件と受け取れる金額を計算しておいてください。 良くわからないなら…… 現在までの平均年収の15%。 それもわからないならば、 現在の年収の10%が年額だと思ってください。 ●患者調査 平均を見るなら…… http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/08/index.html 一般病床の平均の在院日数は約21日。 だから、長期の保障は不要だと思いたくなるけれど…… 平均なんて、役に立たないという事実を知るために…… http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001060268 34表の一般病床(766行目)を見て、平均は21日なのに、 半年以上も入院している人が結構いる。 その確率は、宝くじなどとは比較にならないぐらい高い。 宝くじには当たると思い、長期入院はない……というのは、 論理的ではない。 ●会社は慈善事業ではない 病気やケガで働けない従業員は、法律がどうなっていようとも、 自主的な退職に追い込まれる。 保護されるのは、公務員やごく一部の超優良企業だけ。 http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2773 http://www.canps.net/osirase/anketo_20100315.pdf (6ページ目) http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0224990/top.html ●常識が通用しない高価な薬(健康保険適用) http://www.okusuri110.com/yaka/yaka_search.html 副作用で有名になった肺がん治療薬「イレッサ」 一錠約6500円 30日分だと、約19万5千円。 3割負担でも、58,500円。 乳がん治療薬で有名なハーセプチン 150mgが約56,000円。 1kg当たり6mgなので、50kgだと、300mg つまり約112,000円。 3割負担で、33,600円。 これを3週間に1回、18回投与。 がん治療には、お金がかかるという所以。 ●先進医療の実際 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/01/dl/s0120-2d.pdf 保険会社がPRする300万円の自己負担となる 重粒子線・陽子線の治療実績は、年間1600人。 150万人~170万人いるというがん患者のごく一部しか受けられない。 ●美術品に保険をかけようと思ったら、その美術品の値段を知ること。 生命保険も同じです。 質問者様が亡くなったら、遺族にとって、どれだけの経済的な損失なのかを 知るには、まずは、マネープランを立てること。 そのためには、キャッシュフロー表を作成すること。 キャッシュフロー表とは、 「キャッシュフロー表 家計」で検索してください。 キャッシュフロー表が出来上がったら、シミュレーションします。 質問者様の収入を遺族年金にして、 死亡退職金、葬儀代などを計算に入れる。 住宅ローンがあれば、ゼロにする(団信に契約している場合) 生活費から質問者様の分を引く。 などなどの操作をします。 このときのマイナスが必要保障額であり、 それを確保する確実な方法が生命保険(死亡保険)です。 ご参考になれば、幸いです。
お礼
詳しいご回答をありがとうございました。自分でいろいろ調べて、計算してみます。