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宇宙開発の意義
今日本は様々な、そして重大な問題を抱えています。東日本大震災の事後処理、原発、沖縄基地、TPPそしてそれに関わる農業政策、年金問題等々枚挙に暇がありません。当然私達にも関わる問題ですから無関心ではいられません。 今正に世界中の人々から日本人としての資質が問われようとしています。 今私達は何をすべきか、どこに向かって歩むべきか熟慮すべきではないでしょうか。私は思います抽象的ではありますがこのような時は人間の原点に戻ってみるべきだと。 昔はこんなに便利、かつ人によって作られたもののうえに生活してはいなかった、時間はもっとゆったりと流れていた筈です。今の私たちは作られた虚構の世界に生きているともいえます。 そこで私は思うのです。「宇宙開発」は無駄の極みだと。子供達に夢を与える?、果たして何人の子供の夢がか叶うのでしょうか。 宇宙の旅に何億も何人が払えるでしょうか。 夢は決して叶わぬものではない、20%くらいの可能性があるのが夢だと思うのです。宇宙に行くのに選ばれた人の生活費から何から全て私たちの税金で賄われているとか。宇宙開発に税金を使うなら今こそ財政逼迫の日本です、私たちの足元から使うべきです。遅々として進まぬ震災や原発処理にお金を使うべきです。アメリカも宇宙開発から撤退しました。 宇宙開発なら50年、100年後で充分です。足元のハエも追えず何が宇宙開発だ!、と言いたい私は。100%私の気持ちが述べられませんでしたが、皆さんはどう思われますか。
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- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2125/7983)
情報社会も宇宙開発の副産物でして、宇宙開発無しには今の社会は成り立たないようですね。 宇宙開発を揶揄する前に、原発予算や防衛予算の無駄遣いを批判した方が良いですね。特に防衛予算は世界の趨勢が無人遠隔制御兵器開発に傾いているのに対して、全く現実離れした役立たずの有人兵器ばかりに莫大な予算を投じていて、無駄遣いの極みですよ。 大事故を起こして批判が相次いでいる原発関連事業は先が見えているようですが、現実から遊離した路線を歩んでいる防衛予算も再検討する価値がありますね。老朽化した戦闘機を大量に抱え、役に立たない迎撃ミサイルに予算を無駄遣いし、最新型のステルス性能とVTOL性能を備えたF35は1機が数百億円という莫大な予算を必要とし、膨大な無駄遣いが野放しです。 これが遠隔制御ロボット兵器だったら、グローバルホークのような遠隔制御無人戦闘機でも1機が数十億円で済むわけですし、無人ヘリコプターだったら1機が数千万円からあるそうです。桁違いですよね。 遠隔制御ロボット兵器はアフガニスタンで1万6000機も投入されて実戦性能も検証されていますし、命中精度が劣るのを除けば、費用対効果が大きい兵器のようです。ロシアや中国でも開発中だそうです。 宇宙開発が無駄遣いなのではなくて、有人宇宙旅行の費用が下がらないのが非現実的なわけですが、それは事実ですね。今後も一般市民が宇宙旅行するのに多額の費用がかかる現実に変わりはないでしょうが、宇宙開発技術の方向性の問題だと思います。 現在は小惑星探査の技術開発に凌ぎを削っている状況ですが、私が学生時代は夢だったイオンエンジンが現実の探査機に使用されています。今後はソーラー帆船などの推進システムも実用化されるようで、未来への期待は大きいですよ。 有人宇宙開発は削減しても良いですが、小惑星探査や彗星探査は予算を増やすべきだと思います。インターネットで天体写真が閲覧出来ますからね。
すでに宇宙は生活にかかせないものとなってます。 少なくとも人工衛星などと有人開発は分けて考えるべきでしょう。 自分も有人探査に関しては多少の疑問を抱きます。 そろそろ撤退しても良いかも知れませんね。 (まあ「きぼう」を作ってしまったって事もあるのですけど…) その分無人探査機や人工衛星開発に力を入れた方が日本にはメリットが多そうです。 実際、はやぶさ等の無人探査機、人工衛星、こうのとりなどの技術はやっとビジネスとして成り立ちつつ段階に来ました。 長い間の投資がやっと実を結びつつあるのです。 これも撤退してしまえばそれこそ日本にとって考えられないような損失となります。 それこそが膨大な無駄となります。 ペンシルロケットから続く技術のバトンを断ち切ることになりますから。 一度断ち切ったバトンは二度と繋げません。 それは技術があっても宇宙開発を出来る人材が無くなってしまうからです。 技術は残せても経験は残せないですから、人から人へと伝わって行くものです。 これはテクノロジーだけでは到達できない、経験した人だけが成せる業です。 この流れを断ち切る事だけは絶対に避けねばなりません。
- kyo-mogu
- ベストアンサー率22% (3398/15358)
難しいね。私は宇宙開発を進めて欲しい立場ですが。 実際に成果が見えていない。理解出来ないというのが一般的。でも、スポーツなども同じです。関係無いと思ったら要らないですよね。なぜ有るのでしょうか?ただスポーツは商売になるからですが、宇宙関係は間接的に恩恵を得ているが、いくつかは商売にすれば出来るが、あまりされていない感じです。 別の視点からの自分 あなたを語るときに自分でどこまで自分の事を知ることが出来ますか? あなた自身を語るときに、他人の意見も参考にしませんか? このことも、宇宙開発では必要なのです。地球を見る事。地球を知ることに対して地球から離れてみる必要が有ります。はやぶさのプロジェクトでも小惑星から取ってきましたが、地球の誕生はどうだったのか。隕石は大気圏に入るときに熱が発生します。その熱で内部に変化が起きている可能性もある。 阪本先生はかつおのたたきと表現しました。どこまで火が通っているのかが分からない。生の状態が欲しいと。だから、取りに行った。 小惑星の衝突の危険性も良く言われて居ます。宇宙には危険もある。それと小惑星から物質を取りに行く事も可能。レアメタルがあるかなぁとか。 どの国も宇宙開発は撤退していません。規模の縮小などもありますが、撤退していません。 日本は宇宙開発は平和的な利用ですが、他国では軍事目的も兼ねています。なにしろ技術開発は最先端です。そして安定したものを作り出す事も大切。技術者がそこで育っています。そして他国から得る事も出来ない技術もある。 そういった技術開発を進める上でも宇宙開発は必要なんですね。 宇宙旅行は商売として考えて居るけれども、その機体作る技術、支える技術、運用する技術など技術者ならやりたい事は沢山あるでしょうね。今あることをこなせれば良いと言う考えでは、人は育ちません。子どももこんな事が出来ないかなと考えて居ます、それを育てるのも大切かもしれません。 もちろん宇宙以外にも深海という世界もあります。科学技術をもてるのは知識もお金も必要なものです。そしてそれを支える事が出来る日本でもありたいですね。それが夢でありほこりでもあります。 ちなみに、宇宙のことを調べてみると未だに謎が多くて、100年経っても分からない事は多いですよ。 一度川口さんの著書を読んでみると良いかもしれませんよ。
- PussinBoots
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宇宙開発でもたらされたもの 天気予報、カーナビ、衛星放送、ノートPCの電池、コンピューター技術、携帯電話、国際中継、地図、測量技術、国防、水浄化装置、寝具の低反発素材、新素材開発、レーザー技術、レトルト食品や保存食、地球環境の監視、海洋調査....まぁ他にも色々。 >宇宙開発に税金を使うなら今こそ財政逼迫の日本です、私たちの足元から使うべきです。 >遅々として進まぬ震災や原発処理にお金を使うべきです。 日本の宇宙開発関連の予算は総合計で3500~4000億程度、赤ん坊まで入れた国民一人当たり3000円/年くらいっすね。 1ヶ月分だと300円くらい...日本の先端技術を維持発展させるためには安い投資だと思うけど。 >アメリカも宇宙開発から撤退しました アメリカの宇宙開発予算はNASAが1兆数千億円、国防総省も宇宙開発関連で1兆円超ですよ。合計すると3兆を超えるとされてるけど(Wikiには2009年は4.6兆円って書いてたけど)。そもそも宇宙開発はアメリカの戦略の要なのに撤退するわけないよ、NASAの予算を減らしたとしても国防総省が宇宙開発関連の予算を毎年増やしてるし。
- Ciccino
- ベストアンサー率38% (155/405)
個人的には宇宙船とやらに良いイメージを抱けないです。 狭い空間に閉じ込められて、お世辞にも美味しそうとは言えない宇宙食とやらを食べて、ロケットエンジンと言えば聞こえがいいがデカイ爆薬じゃないか・・・どうせ禁煙だろうし・・・と悪いイメージしか^^; どっちかと言えばカニ鍋付き北海道の温泉旅行の方がいいみたいな感じです。空気も綺麗だし星もよく見えるだろうし。 悪徳政治家とか暴力団とかをそれに乗っけて宇宙に廃棄するのが目的と言うなら開発に賛成します(笑) そういう人たちってどっちかというと宇宙に行きたい側の人間だろうし利害関係も一致するし一石二鳥になりますし。
お礼
確かに世の中の悪を宇宙に廃棄出来たら…いいですね。でもそれはだれが決めるのか、気になります。 楽しいご意見有難う御座いました。
- minato1250
- ベストアンサー率14% (1/7)
あの「はやぶさ」が奇跡的に地球に帰還した映像には正直感動しました。 でも暫くして質問者さんと同じ疑問を感じました。 今までの歴代の宇宙飛行士が無重力の船内で宙返りしながらメッセージを送っている映像に正直「こいつら個人的に遊びに行っているんじゃないか」と感じた事もありました。 特に今回の場合はそれを強く感じました。 スペースシャトル関係を含めて宇宙に関する出費がどれ位なのかあまり知られていません。 多分アメリカに払っている金は大きな金額だと思います。 日本中が20年に渡る不景気と雇用縮小による若者の就職難、そしてついに起こった原発事故。 解決すべき国内問題が増えた事から使うべき税金の優先度を考える時期に来ている様に思います。 勿論それと最先端技術が生まれる無重量空間での実験の成果なども考慮しなければならない事は先の回答者さんの言う如くですが、今はその優先度の入れ替えを考える時かも知れません。 そして国の税金で行っている以上はその成果を国民に分かる形で示して欲しいと思います。
お礼
無人探査機「はやぶさ」の帰還には本当に感動しました。私は有人である事が問題だと思うのです。 確かにテレビに映る飛行士は何をしているのだろうと腹ただしく思うこともありました。 今貴方のおっしゃる通り使うべき税金の優先順位を見直す時期だと思います。 携帯、等の恩恵もありますが私の若かりし頃は(今68歳)当然携帯などなかった訳で人間なくても生きていけます!。デートで待ち合わせて相手が一時間も遅れてきたり、又待たせたり、それも良いものでしたよ。「今の若い者は」などとは言いませんがもう少し情緒や感情があっても良い様に思います。 批判的御意見の中同意見の方がいらして嬉しいです!。有難う御座いました。
- misawajp
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れんほうさんの 有名になったせりふを思い出します あのせりふは その後どうなったでしょうか、お調べになりましたか 衆愚政治って聞いたことがありますか ここ四半世紀の 効率重視、効率一辺倒がどのような結果をもたらしているかも
お礼
連ホウさんも真面目に取り組んでいるのに言葉が一人歩きしたようで何といいましょうか…。 衆愚政治、勿論知っています。民主主義といっても今の政治家のように愚民揃いというか、烏合の衆というか、本当に困りますねえ。日本の民主政治も堕落の一途を辿らぬよう願うばかりです。ご意見有難う誤差いました。
- ndkob2011
- ベストアンサー率17% (227/1262)
アメリカも宇宙開発から撤退しました。自分の質問の強化のためにウソを入れるのはよくないですよ。 帰還した古川聡氏さんは医学研究のために行ってきました。医学とは直接人間に貢献するための科学です。 宇宙開発」は無駄の極みだと貴方が思うのは勝手だが、そうであれば携帯電話や衛星テレビなど一切関係ない生活でもしているのですか。真空技術に大きな貢献もしています。 自分の不勉強に気が付いていませんね。
お礼
自分の嘘の為にこのようなことを述べたつもりは全くありません。最初の方の意見で言いましたように「撤退」ではなく「方向転換」したというべきだったと思っています。 又古川さんは医学のために、と貴方はおっしゃいますが、それが何年後役に立つのでしょう。今お年寄の占める割合が急増している中元気でいるお年寄りがどの位いるのでしょうか。殆どの方が足や腰、膝等が痛くて歩けないという方ばかりです。私の母も97歳で頭や内臓は元気ですが足の裏が痛く歩行が困難です。そんなことさえ直せないのですから…宇宙に人が行く世に、人間の無力を感じます。痛みをとる研究など地上でも出来るでしょう。確かに古川さんもその一歩には違いありませんが。貴方に対するお礼が愚痴になってしまいました。失礼しました。御教示有難う御座いました。
先日、テレビで"はやぶさ"を開発したJAXAが特集されていました。 その時、知ったのですが、実は私達の周りには宇宙開発の副産物とも言える物がたくさんあるそうです。 例えば、"レトルト食品"も副産物の一つです。そして、電子レンジ。 この前の震災で被災された人達もレトルト食品と電子レンジなどには大変、助けられたと思います。 それと人工衛星などは、宇宙空間で故障しても地球から修理しに行くことが絶対にできません。 ですから何があっても絶対に故障しない機械、機器の開発をしなくてはなりません。 ここで開発された技術は他の分野にも応用され、私達の周りの機械などにもたくさんあるそうです。 新しい技術が発明されれば一つの産業が興り、雇用が生まれます。そして、政府は税金を徴収できます。 これが宇宙開発のメリットです。 軍事産業からはコンピューターやインターネットなどの多くの技術が発明されたということは多くの人が知っていると思いますが、宇宙産業からも多くの技術が発明されたと言う事はあまり知られていないのかもしれません。
- pasocom
- ベストアンサー率41% (3584/8637)
宇宙開発の意義は何も誰かが宇宙旅行をすることだけではありません。 質問者様だって知らず知らず宇宙開発の恩恵を受けているはずですが・・・。 例えば、天気予報では観測衛星の情報が活用されています。 カーナビはGPS衛星のおかげです。海外と電話やメールができるのも衛星のおかげです。 北朝鮮が核開発をしているかどうかもスパイ衛星で調べることができます。 国際宇宙ステーションで開発した新薬のおかげで命を取り留めるかも知れません。 観測衛星で地球の温暖化や乱開発を食い止めることもできます。 また海底深いところの資源開発ができるのも観測衛星のおかげです。 BS・CS放送をしている放送衛星は不要ですか。 このような恩恵を考えたことがありますか?。 「アメリカも宇宙開発から撤退しました。」は間違いです。 アメリカが撤退したのはスペースシャトルの打ち上げだけ。 アメリカは2030年代半ばまでに火星に人間を運ぼうとしているほどです。(オバマ大統領の発表) http://dailynews.yahoo.co.jp/fc%2Fscience%2Fmars_exploration%2F#backToPagetop
補足
確かに恩恵は今の世の中です、受けてはいますが、反面携帯にしろ、電子レンジにしろなくても大丈夫です。何しろ昭和18年生まれで、戦争末期の何もない時に育ちましたから。時代の流れで今は沿っているだけです。震災以後昔の生活を思い、太陽と共に起き星と共に寝る…そんな気持ちを持って生活するのも良いように思いました。 人間を火星に送ってどうするのでしょうか、アメリカは。地球を乗っ取る気でしょうか。 火星に人が生活できるようになるには何百年かかるのでしょうか。そんなことに力を注ぐなら地球上を平和で暮らし良い所にしたほうが良いのに…。
お礼
勉強不足の知識で述べた私の意見に対しこのようなご教示歌頂き感謝致します。 確かにアメリカは底知れぬ力があり宇宙開発も正確に言えば撤退という言葉は相応しくないでしょうね。方向転換したというべきかも知れません。 天気予報予報、カーナビ、衛星放送等々は無人でもいいのでは、と思いますが。 総国民一人当たり一ヶ月300円は私には痛い出費です。このような金が積もり積もって家計が逼迫する事になる訳です。私68歳、寡婦の身ですので。ではきりがありませんのでこの辺で。 もっと勉強致します。有難う御座いました。