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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:iTunes10.5での96k再生でノイズが)

iTunes10.5での96k再生でノイズが

このQ&Aのポイント
  • iTunes10.5での96k再生でノイズが聞こえるときがあります。
  • 元ファイルは、AACオーディオやアップルロスレスエンコーダーなどが主です。
  • アップサンプリング関係に知識が乏しいため、詳しい方、どなたかご教授いただけないでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.5

身近な例で考えてみましょう(^_^)/。 再生速度を変えずに Pitch だけを上下できる Control Software があるのは御存知ですか? カラオケなどに装備されていたりするのですが、これがあると自分が発生できる高さの音域で歌を唄えるようになります。 この Software を使って 16bit 44.1kHz の音楽信号の再生速度は変えずに Pitch だけを半分以下の 44.1/96 にしましょう。・・・音楽は 1 Octave 強ほど低い音になります。 変換した File の Header 部分にある CODEC 宣言文などを書き換えることによって 96kHz Sampling と偽って再生させると 1 Octave 強ほど高い音になりますので、元の Pitch に戻りますが、再生方式は 16bit 96kHz Sampling として再生されます。 さて、この音は Original の 16nit 44.1kHz Source と較べて良い音になるのでしょうか? 似たような事例として実際に行われているものに映画 Film の Video 化というものがあります。 映画は毎秒 24 コマなのですが Video (NTSC TV) は毎秒 29.96 コマ (約 30 コマ) なので 4 コマ毎に 1 コマ分を 2 枚記録することによって毎秒当たり 24×(4+1)/4=30 コマ の映像信号を作り出すのですが、特殊な動き方をする被写体では動きがギクシャクしてしまうことがありますので、どの画像を 2 枚にするかとか、Morphing と呼ばれる効果映像を用いて 2 枚に分けるかといった様々な技術が状況に応じて検討されます。 Digital Audio も Digital ですから Film と同様に 96/44.1 倍などという最小公倍数が演算速度限界を超える Up Sampling を行うと Film を Video 化するようなギクシャクした結果を生み出すような演算をせざるを得ませんので、このギクシャクに当たる部分が不規則な Pulse 波形を生み出して Noise が生じるようになると思いますし、映像の Morphing に相当する演算を行っているのであれば「歪み」を生じていることになります。 つまり 44.1kHz を 96kHz に Up Sampling するのは音の劣化こそあれ、決して向上には繋がらないというわけです。 Up Sampling は元の波形とほぼ同一となる整数倍で行うのが基本ですが、この時に 001100 の信号を 0、0.5、1.0、1.0、0.5、0 にすれば良いのか 0、0.3、0.7、1.0、0.5、0 にすれば良いのか 0、0.5、1.0、0.7、0.3、0 にすれば良いのか、或いは中央部を 1.0 以上にすれば良いのか、正解は誰にも判りませんので、どの Up Sampling を採用しようと必ず 0.1 から 0.2 の誤差、つまり Noise を生じてしまいます。 そこで Up Sampling を行ったあとは Digital Filter を用いて 0.1 から 0.2 の誤差分を可聴帯域外に追い出す処理が行われるのですが、この辺りの Know How もどれが正解かは誰にも判りませんので、Up Sampling と Digital Filter を持つ DAC (Digital Analog Converter) は Maker や型番、更には Up Sampling や Digital Filter の設定を変えただけでも音が変わってくるのです・・・ Mania の中には Over Sampling (Up Sampling & Digital Filter) など不要として NOS (Non Over Sampling) に設定した DAC Chip で DAC を自作する人もいます。 Up Sampling には 11.025~22.05 (または 22) kHz の信号から 22.05~44.1 (または 48) kHz の倍音を作り出して元の信号と Mix することによって高域の雰囲気を意図的に変えるために行うものもあります・・・Sampling する帯域は異なりますが PIONEER の Legato Link などはこの手法を用いていましたね (定かではないのですが DENON も似たようなことをやっていたと記憶します)。 このように Up Sampling は Digital Filter 処理を行ったり Legato Link のような処理を付加するために行うものであって、何の後処理もしないのにただ Up Sampling しただけでは音が劣化することはあっても向上することなどないのです。 >CDからリッピングした音などは、素直に44.1kで聴いた方がいいのでしょうか? その通りです。 >ちなみにMOTU828Mk3のヘッドフォン端子からの音も割れています。 何の後処理もしないのであれば、多かれ少なかれ、当然、そうなるでしょうね(汗)。

momonobu
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございました。 とても丁寧、かつ具体的な例を挙げての内容で、私のような初心者でも、イメージすることが出来ました。 音声の部分だけでなく映画のコマ数の例をあげられて説明いただいたところが、特にわかりやすかったです。 最近、シンセやエレクトリックピアノなどの音を、96kで取り込んで鳴らしてみて、音の良さに驚いたため、今ある自分のライブラリーでもどうにかならないか、試行錯誤をしておりました。回答をいただいて、よく考えたら、エレピなど(ヤマハのCPやローズ)の音は、アナログで入って、828mk3で、直接96kで拾われて、それを96kで再生しているので、音がよくて当たり前なのですね。 iTunesのファイルは、もともとが劣化している音なので、いじっても限界があるのだと言うことがよくわかりました。 納得です。 素直に44.1kで聴いていこうと思っています。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • chiha2525
  • ベストアンサー率10% (245/2384)
回答No.4

44.1Khzを88.2kHzにするなど、2のn乗の変換ならそれほど問題ないのですけどね。 44.1Khzから48kHzだと、まともにやるとしても、2のn乗倍ではなく整数倍にアップサンプリングしてその後ダウンサンプリングですが、整数倍が標本化定理にどの程度従っているものなのか疑問が付きます。さらに、このようにまともにやると計算量が大変なので、色々と省略されて計算されます。どのように計算されているのか知りませんが(個々によって異なる)、当然、無いはずの音も出てきます。 ですので44.1kHzのままで聴かれることをお勧めします。 ちなみにアップサンプリング後に『階段状の波形を出力してローパスフィルタを掛ける』という処理は標本化定理に従った動作ではないので(標本化定理にも帯域制限はあるが別物)、元の波形の再現が出来ていないというのは、同じといえば同じなのですが。

momonobu
質問者

お礼

回答をいただき、感謝しております。 デジタルの処理というのは、サンプリングの時に、音質のどこかを犠牲にせざるをえないところがあるんですね。 わかりました。 もとに戻すときに、無い音が出てくるのでは、もういろいろせずに、素直に44.1kで聴こうと思います。 ありがとうございました。

回答No.3

はじめまして♪ 今(子の時間と場所)ではMBPからの書き込みです。 2.4Ghz Core 2 Duo 4GB のOS-X10.6.8 iTunes10.5です。 音楽を聴くときはオリジナルデータのままで、アップサンプリングなんて行っていませんよ。 高忠実度再生と言うHi-Fi思想から、私はアップサンプリングと言う再変換で音が変化するのは劣化だと考えるのです。 状況に合わせる為の(車用とかイヤホン、ヘッドホンなど)積極的な音質操作は行います。

momonobu
質問者

お礼

回答をいただき、感謝しております。 >高忠実度再生と言うHi-Fi思想から、私はアップサンプリングと言う再変換で音が変化するのは劣化だと考えるのです。 おっしゃるとおりですよね。 オリジナルデータのままで、再生していこうと思います。 ありがとうございました。

回答No.2

MOTUのオーディオI/Fは自分の環境で使ったことがないのですが... ちょっと状況が分かりません。「iTunesに96kHzサンプリングのファイルを入れてある」のか、「iTunesに入っているのは44.1kHzのファイルで、オーディオ MIDI設定を96kHzに設定している」のか、どちらですか? 前者の場合、私はまだiTunes 10.4を使っているのですが、96kHzのファイルはきちんとライブラリに登録できるのでしょうか? 後者の場合、アップサンプリングが原因の可能性が高そうです。こちらも、まだLionにアップグレードしていないので確証がある訳ではありませんが、Mac OS Xは、全てのオーディオストリームがCoreAudio経由で出入力されます。「オーディオ MIDI設定」で設定するサンプリングレートは、CoreAudioのサンプリングレートです。従って、これと異なるサンプリングレートの信号が来た場合、設定されたサンプリングレートに変換した上で出入力されます。 ところが、実はCoreAudioのサンプリングレート変換には低品位モードと高品位モードがあるようです。「オーディオ MIDI設定」で指定した場合の変換は、低品位モードです(処理速度を優先するためでしょう)。このモードは、音質があまり良くないことが知られています。 アップサンプリングは、エイリアス歪みなどを可聴帯域外に飛ばしたり、ジッタを低減したりする効果があると言われていますが、変換の質が低ければ元も子もありません。また、いずれにせよ音質に変化があるので、(828Mk3が本来想定している)モニタリングとの関係では、アップサンプリングなしで聞く方が望ましいと言えます。 オーディオ的な意味でアップサンプリングする(モニターではなく純粋に楽しむため)という場合は、オーディオファイル向けの音楽プレーヤーソフトを使った方がベターです。具体的には、App Storeで購入できるBitPerfectをお勧めします。iTunesのプラグイン的な動作をするソフトで、操作性を損なわずに、CoreAudioの高品位変換モードを利用できます。 また、フリーウェアだと、Audirvana Freeがあります。こちらは、CoreAudioの高品位モードの他に、オープンソースのサンプリングレート変換ライブラリも選択できます。 もっとも、いずれもかなりのCPUパワーとメモリを食います。Mac Proでも、けっこう「重い」と実感できるレベルでしょう。動作も不安定になり、カーネルパニックを引き起こす場合もあるので、ある程度の覚悟は必要です。

momonobu
質問者

お礼

とても詳細な解凍をいただき、感謝しております。 BitPerfect、試してみました。 私の環境では、上品な音に仕上がる感じでした。 また、そのほか、いろんなソフトが出ていることを知り、勉強になりました。 ただ、MacProでもやはり重かったのか、何度かFinderがいきなり終了したりと、慌ただしかったです。 96kのファイルは、まだ入っていません。 他の方がおっしゃるように、私の場合は、今は素直に44.1kで聴こうと思います。 96kのファイルを入れたときに、また、試してみます。 ありがとうございました。

  • mozofunk
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回答No.1

いろいろなファクターがあるので、ハッキリは判りませんが… 基本的にAACにエンコード(オリジナルに対して劣化は免れない)されたファイルに対して、アップサンプリングする意味がわかりません。劣化したファイルにたいするさらなる加工は、あらを目立たさせる要因になりかねません、 音質重視なら、もとのデータをAACやAppleLossressではなく、最初からAiff等無圧縮で且つ24bit96khzでアップサンプリングしてからデジタルデータ化することをお奨めします。

momonobu
質問者

お礼

回答を頂、感謝しております。 おっしゃるとおりですね。 元データをすでに劣化させているので、いろいろしても仕方ないのでしょうね。 もう一度これまでのライブラリーを作り直すのは骨が折れますので、やめにします。 高価なモノは入れず、全体の質のバランスを考えながらやろうと思います。 有り難うございました。

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