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リニアモーターカーの消費電力
リニアモーターカーて電気で動きますが ある雑誌で 「原発5基必要」なんて記事を読みましたが そんなに 電力が必要なのでしょうか?
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リニアモーターカーは消費電力量(kWh)は少なく省エネです。 なんてったって、レールと車輪の摩擦抵抗がない分、強烈な空気抵抗を受けたとしても、既存の新幹線と比べて、消費電力量(kWh)は少なくなる予定です。 JR東海から公式発表では、リニアモーターカー1編成の消費電力量は「東京=名古屋」間で8万1000kWhです。 電力会社から購入する特別高圧電力のkWh単価を10円/kWhだと仮定すると、リニアモーターカー1編成「東京=名古屋」間の電気料金は81万円です。 しかし、磁気浮上に至るまでの加速時の消費電力(kW)がバカ喰いであることは事実です。 家庭で例えるならば「電子レンジ」 電子レンジの消費電力は1kW~1.35kWと、一般家電品ではダントツに大きなW数です。 ですが、電子レンジの実稼働時間は、一日あたり数分程度ですから、消費電力量(kWh・電気料金)は少ない家電品です。 JR東海リニアモーターカーの瞬間最大電力(kW)は発表されていません。 ですが、磁気浮上するまでの数分間の瞬間電力kWは、ドイツのトランスラピットと極端に変わらないと想像できます。 トランスラピットの瞬間最大電力(kW)は50名定員1両あたり10000kW=1万kWです。 東海道新幹線の定員100名16両編成に合わせると、リニアモーターカー1編成32両の瞬間最大電力は32万kW。 朝の通勤ラッシュ時、東京=名古屋間を上下線5本ずつ、計10本走らせたとして、浮上前加速状態が3本重複した場合「32万kW×3本=96万kW」+「磁気浮上走行7編成分が多めで100万kW」。 No.2さんと同様で、ライターが相当バカだなぁと思いました。 たしかにJR東海リニアモーターカーは、電子レンジ的ににて瞬間最大電力(kW)は大きい。 でも、ニュースで流れた、消費電力554万kW=約原発5基は、いくら何でも計算に無理があります。 ざっくりと試算すると、かなり多めに見積もっても、最大で「196万kW=原発2基分または大型火力2ユニット分」が現実的な数値だと思います。
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- reiho-fuji
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追記です。 リニアは超伝導磁石のため、走行以外にも低温にするための電力がかかります。
- reiho-fuji
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20年ぐらい前、子供電話相談室というラジオ番組でやっていたのですが、当時の回答でリニアは新幹線の10倍の電力で動くそうです。一緒に出演した和田勉氏が「電力(全力)を上げてがんばりましょう」と言っていたのを覚えています。 20年前なので新幹線は0系か100系だと思います。 また別の記事では新幹線の走行抵抗の90%は空気抵抗とも言います。 こうなると速度の大きいリニアは電気を食うことになります。
- ultraCS
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ライターが馬鹿なんでしょ 以下は相当荒っぽい計算 ちょっと古いデータですが、新幹線700系の編成出力が13200Kwです。速度が倍+浮上出力(超伝導なので浮上時は別として、常伝導と比較すれば小さい)として10倍と見ても132000Kwで、13万2000Kwです。原子力も火力も現在は一基100万Kwオーダーですから、一基にも足りないですね。なお、車両重量がかなり押さえられていること、編成両数が現行の東海道新幹線より短いこと(新幹線と併存なので)を考えると実際の消費電力は更に少ないと考えられます。 それに、鉄道は常に最大出力で運行するような不経済なシステムでは無いし、リニアは走行抵抗を最大限抑え込めるので全力行時間はかなり短いはずです。それに制動は回生で行いますから。それを使うことで実際の電力消費は更に押さえられます。 で、運行時間が一時間とすると、同時に動いている車両を最大20編成とし、回生なしとすれば原発2-3機にはなりますが、実際にはそこまで必要ないことは上記の通りです。
- kuni-chan
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仮にそれが事実なら、電気代はとんでもない金額になります。 当然運賃に跳ね返りますから、競争力の無い輸送機関になります。