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フロントスピーカーを交換する際の迷い
- 交換するフロントスピーカーで迷っています。Kicker/RS65.2とcarrozzeria/TS-V171Aで迷っています。ワゴンRスティングレー(MH23S)に乗っているのですが、純正スピーカーの音があまりよく感じられないため車のスピーカーを交換しようと思っています。
- 洋楽ロックやB'zなどの音楽が好きで、KickerのRS65.2を検討していました。しかし、RS65.2の定格入力が100Wであり、車のHUの定格出力30Wとの差があります。そのため、アンプを別途購入する必要があるかもしれません。
- 一方、carrozzeriaのTS-V171Aは定格入力が40Wであり、HUの内蔵アンプでも十分なポテンシャルを引き出せると考えています。質問者はKENWOODのI-K900を使用していますが、アンプなしでRS65.2を鳴らすよりもTS-V171Aを選択した方が良いでしょうか?
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はじめまして♪ スピーカーの耐入力とは単に壊れる限界表示で、音質とは無関係です。 アンプの場合は基本的に出せるパワーの最大値です。 どちらの場合も測定条件により数倍程度の差が観測されますので、御質問の2つのスピーカー、残念ながら同じ基準で考える事は出来そうに有りません。 Pioneerの場合は歴史をひもとくと小さなスピーカー組み立て工場(福音電気)から世界企業になった会社ですので、おそらく測定等は昔からのJIS(日本の規格)を準拠していて、瞬間最大は一定条件下で壊れない限界、定格は帯域制限したテスト信号で一定時間の駆動に耐える値を表示していると思われます。 アメリカの場合、この製品が該当するかは解りませんが、音や振動板の状態がどうであれ回路的に焼き切れる瞬間最大値とその半分の値のRMSを表記する場合があります。 さて、実際の音量ですが、基本的には電気エネルギーを音のエネルギーに変換する効率により、数倍から10倍以上の差が出て来る場合もあります。 両機のスペックを視ますと87dBと同じですが、Pioneerは旧来の日本規格としてウーファー帯域の1KHz付近の表示、キッカーは高音用のツイター(クロスが3.5KHzなので4KHz以上でしょう)の数値のようです。 dBで3の違いがアンプパワーで2倍に相当します。10dB違えばほぼ10倍 ネットワークではバランスを得る為に高域側を減衰させる事は常識ですので、キッカーの場合はツイーター単体特性であり、システムの能率では無いと考える事も可能です。 ほんと、疑えばそんな感じですね。 音楽信号は小さな音から一瞬の大音量まで、ダイナミックレンジと言いますが100倍、1000倍、10000倍の世界です。 最近のデジタル処理された音楽の大半は一曲の中のコンマ数秒と言う最大音を潰して全体の音量を高くしている物が多いですので、平均音量時に10Wを出した場合、アンプは2倍以上の余裕度(たとえば30Wとか)で十分に音源を再現出来ます。 アナログ時代は基準値より10dB(10倍)はマージンを持った方が音が良いとか、マニアの中にはもう10dB(更に10倍、合計100倍)のマージン(余裕度)を考えたシステムなんて言う物も有ります。 87dBと言う音量は1Wで1mの場所で測定した値です。 一般家庭なら87dBもの音量だと隣室や近所からクレーム来るくらいですが、車内は走行時のノイズ(エンジン音やそのた)も多いので大音量派の方はおおむね2倍の90dB(2W)より高い音量と思われます。 一応、回りのクラクションが聞こえないレベルがおおむね100dBですので、瞬間最大を90dBの10倍と考えたら20Wのアンプでも出せる音量。 だけど、アンプにも余裕度が欲しいので、この場合は40W以上のアンプが良さそうですね。 実際の場合は、低域ブーストがネックなんです。 トーンコントロールやグライコで2倍(+3dB)、4倍(+6dB)、8倍(+9dB)、16倍(+12dB)と操作した場合、40W×16=640W そんなアンプもスピーカーも無いのです。(いや、有りますが、そりゃ化け物で、実用性が、、、サクッ!!) もし低域の能率が3dB低い場合は更に2倍の1280Wの、、(ナイナイ。笑) 実用的には、音楽として平均5W~10Wで相当な大音量が得られますので、超低域の爆音を求めない限り、今のケンウッドでも十分に対応出来ます。 ただ、カーコンポの場合はスピーカー以外の部分でもメーカーや機種に依り音がかなり違います。スペックでは判断出来ない、音のバランス、音味とでも言うのでしょうか、そのような部分で各社か各製品のサウンド傾向をはっきりと変えた造りにしている物です。 個人的には家庭内のオーディオでスピーカー工作も趣味の一つなのですが、実際に両機の音を聴いた事が無いので、アンプやスピーカーのパワーと言う部分だけを書いてみました。 以下はあくまで想像ですが、アンプとの組み合わせ等による影響も大きいので実際の印象とは違うかもしれませんが、あえて、、、 アメリカ生まれのキッカーは荒削りだけどパンチの効いた図太いサウンド傾向で、Pioneerは日本人好みの端正だけど高域にアクセントを持った傾向。 かなぁ~(^o^汗 価格差ではなく、音の好みに合うかどうかと言う人それぞれの部分で評価が分かれる部分かと思います。 アンプとスピーカーのワット数は100倍も違えばちょっと考えますが、基本的には必要な音量が正常な音質で得られればそれで良い物です。 20Wと200Wは10倍程度ですから、スピーカーの効率と距離、使い方で十分利用可能な場合が多い物です。 (低能率のサブウーファーは、あくまでアンプのパワー頼みで動かしますので、全く別ですね。) 音の傾向はかなり違うかと思いますが、どちらを選択しても基本的にはかなり高度な再生が出来るように成るはずです。 がんばってください♪
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- yasuto07
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ボリュームを全開できくなら、RS65.2で、よいのでは。 全開にしないのであれば、カロッツエリアで、良いのでは。
お礼
色々と考えた結果、RS65.2にすることにしました。 回答ありがとうございました。
補足
ボリュームを全開にすることはありませんが、 走行中は結構大きめのボリュームで聴いています。 RS65.2で聴く場合、HUの最大出力である50Wを常時フルで鳴らさなければ 音の歪みが多くなる、という解釈でいいのでしょうか?
- BP9outback
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定格入力は 100Wでも 大丈夫です アンプより大きめであれば! kickerがどの程度のスピーカーか知りませんが ウハーのメーカーと言った印象。 無難なのはパイオニア、クラリオンが 音質劣化が少なく 長期間性能が楽しめるメーカーです。 軽のドアなので 軽くでも デット二ング(スピーカー奥に鉛レアル?シートを貼る)とかで 振動を抑えるや 内張の当たる部分に スポンジテープを貼るなどを施し 共振を押さえて下さい。 バッフルボードが付けられるなら 取り付けた方が良いでしょう。 スピーカー性能を感じるには デットニング ドアの処置を施すか施さないかで 大きく違ってきます。 Fスピーカー交換やデットニング程度なら ご自身で来ますので カー用品店などに 高い工賃払わず チャレンジして見てくださ。 国産メーカースピーカーならポン付けです。
お礼
RS65.2を入れてバッフル及びデッドニング試行でどこまで低域を作れるか試してみることにしました。 ありがとうございました。
補足
細かな回答ありがとうございます。 HUとスピーカーの定格入出力の差が開いている場合、 音の歪みが大きくなってしまい、せっかく交換したにもかかわらず 結果的に音質が下がってしまう、というような噂を耳にしまして・・・。 スピーカーの入力が100Wの場合は最低でも入力側は80W、 といった記述をネット上で見かけたのですがあまり気にしなくてもいいんでしょうか? スピーカーの交換が終わった後で、デッドニングを施行してみるつもりです。 TS-V171Aの取り付けは、素人の私でも簡単に取り付け出来るのでしょうか? HUの取り付け、サイドブレーキに反応する線をアースに落とす、等の施行は、 ネットでの先人様の知恵を参考にしながらなんとかできましたが、 スピーカーの配線の引き直し、などのレベルになってくると 勝手がわからずに思わず尻込みをしてしまいます。
お礼
本当に細かい説明ありがとうございます。 じっくりと内容を読み、私のよく聴く音楽と照らし合わせて考えた結果・・・ RS65.2にすることにしました。 出力よりも能率のほうがはるかに大事なんですね。 単純に純正のスピーカーからの交換だけをすると、低域の音量が小さくなる、などの声もチラホラきいていたんですが、なるほど、という感じです。 今回のことでデッドニング等の大切さがやっと理解できました。 低音を爆音で聴きたい!なんてことは言いませんが ある程度は聴こえないと困るので、スピーカーを交換後、デッドニングを施行してみようと思います。 お話では出力的に特別問題なさそうなので、そこからHUのDSP等を使ってバランスの調整をしてみます。 オーディオの世界は奥が深いですね。 勉強になりました。