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全国健康保険協会
全国健康保険協会は加入者だけの保険料で成り立っていくんですか?
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では保険の仕組みから勉強しようネ 保険と言うのは相互扶助が目的です。 ですから保険料を払っている人だけが病気などにかかった場合医者代などが出ます。 保険料と言うのは計算で出ますから、それで保険料が決まります。 ですから国からの援助などは一切ありません。 ですから質問の答えは、ハイそうです。
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- srafp
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残念ながら、厳密には加入者(加入企業、被保険者、任意継続被保険者)の保険料収入だけでは成り立っては居りません。 まずは、事実確認として・・・↓は全国健康保険協会の『平成22年度 財務諸表』ですが、6ページ目の『経常収益』欄を御覧下さい。 http://www.kyoukaikenpo.or.jp/resources/content/23530/20110803-101614.pdf 事業収益 約8兆3751億円のうち、『国庫補助金収益』+『国庫負担金収益』が 約1兆1745億円あります。 つまり、収入の約14%は補助金関係です。 何故このような収入が生じるのか? 健康保険組合に於いても同じなのですが、保険料率は法律で上限が定められているので、単純に年間の支出予定額を推定被保険者の標準報酬月額で割って得た率では保険料徴収は出来ません。 その上、潤っている(独立採算が出来ている)健康保険[組合]は、困っている健康保険[保険]に対して援助が法律で義務付けられており、徴収保険料率にその分がONされます。 ですので、財政が厳しい健康保険は国庫等からの補助金勘定が事業収益に計上され、逆に潤っている健康保険では国庫等への支払として事業費用が発生いたします。 健康保険組合の計算事務にチョットだけ関与した人か、健康保険法を丹念に勉強した人で無いと知らないかもしれない保険料率のカラクリです。
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