支柱の種類にも色々とありますが、画像に書かれている支柱を見ると
二脚鳥居のようです。支柱は完全に根が活着するまでの間に使用する
のが基本ですが、4ヶ月ではまだ完全に活着していないと思います。
近所のコニファーは3mのようですが、植えられて既に2年以上経過
しているのではありませんか。まだ4ヶ月ですから、近所と比較され
ないようにされた方が良いと思います。
支柱を使用する意味は、根を完全に活着させるまでの間にコニファー
を転倒させないようにするだけではありません。
あなたは青森に住んで居られますが、あなたの地域では雪深いのでは
ありませんか。また風が強く当たる事が頻繁に起きる地域ではありま
せんか。そのような地域では根が完全に活着しても、樹木を倒させな
いために支柱を期間を定めないで使用します。
金沢の兼六園等の庭園で、冬になる前に雪吊りをしていますが、雪吊
りは雪の重みから枝が折れる事を守るために使用します。
支柱は雪吊りと同じような意味を持ち、支柱で支える事により倒れた
り幹の途中から折れたりする事を防ぐ役割があります。
確かに見栄えは悪いと思います。しかし強風や雪で倒れてしまったら
どうされるのですか。起こして植替えれば良いと思うでしょうが、倒
れて暫く放置をすると根が乾燥して痛み根付かなくなります。
ヨーロッパゴールドはヒノキ科クロベ属でニオイヒバの仲間です。
生長速度は比較的に遅く、暑さや寒さには強いのが特徴です。
現在は150cmのようですが、植付け時と比べると何cm伸びたので
しょうか。もし植付け時が1m程度なら、4ヶ月で50cmは伸びませ
んから、植え場所が悪かったため徒長(間延び)したとも考えられま
す。やや日陰で湿りっ気のある肥沃な土壌を好むので、そのような場
所であるかを確認して下さい。午前中に光線が当たり、午後から日陰
になるような場所が適しています。
寒さに強いと言っても耐寒温度はマイナス15℃までで、それ以下に
なると雪焼けや何らかの雪害を及ぼします。
根は細根性で根張りは良いのですが、根が細いため大地にしっかりと
根を降ろして安定するまでは支柱無しでは少しの風でも簡単に倒れて
しまいます。
このような性質がありますから、当面はあなたの希望する支柱の撤去
は無理だと言う事がわかるはずです。出来れば支柱は年間を通して使
用し、腐敗すれば支柱を立て直すようにされた方が無難です。
見栄えを重視するより、樹木を守る事を優先して下さい。
見栄えを優先させて支柱を撤去し、それで倒れて枯れてしまったのな
ら、折角植えた意味がなくなり新たに植え付ける事になり、金銭の無
駄になってしまいます。近所は近所、あなたはあなたと考えるように
されて下さい。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 しかも図解付きでとても解りやすかったです。 自分では3カ月位で外せるかな...と思っていたのですが、風の強い地域でもあるので、もう少しそのまま継続したいと思います。