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狂気に浸れる本
もうどうしようも無い位、救いようがなく、 絶望・破滅的で、読んでいると自分までが その世界に酔ってしまい、非常に後味が悪く、 重い塊を読者にのこしていくような、 そんな小説はご存知の方、いらっしゃいますでしょうか。
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- peachXL
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回答No.2
(1)キャサリン・ダン 『異形の愛』(柳下毅一郎 訳 / ペヨトル工房) (2)チャールズ・ブコウスキー『町でいちばんの美女』(青野總 訳 / 新潮社) (1)は、ギーク(ドラッグによる奇形児を見せる見世物小屋)を舞台にした話で、現実とはまるっきりかい離した世界の狂気が味わえます。一方(2)は、ビートたけしも絶賛の短編集で、白昼夢を見ているうちに幼女をレイプしてしまう、といったディープ・アメリカの日常と背中合わせの狂気を描いています。2冊とも性格のちがう狂気ですが、重ーい主題を読者に残していく点では、どちらも楽しめると思いますよ。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 (1)はものすごく私の好みに合いそうです。 この休みを利用して 図書館に行き、探してみようと思います。