私はライブで弾くということがないので、そういう観点でのアドバイスはできませんが...
結論的に言うと、「実際に弾いてみて決めた方が良い」と思います。乱暴な言い方をすれば「好みの問題」レベルの話なので、自分で体験してみないことには決められません。
作曲に関して言うと、MIDIキーボード(とソフトシンセ)でも事足ります。というか、その方が豊富な音源を使え、音質面でも優れている可能性があります。言い換えると、「ハードシンセを買う理由」がありません。反対に、「ハードシンセでなければならない理由」があるなら、その理由を突き詰めれば欲しいシンセが見つかるはずです。
敢えていえば、MOXはMIDIコントローラ(特にCubaseとの連携)として機能し、ボタンやツマミも豊富なので、Cubase前提ならメリットがあるかも知れません。しかし、それならMIDIキーボードと(Cubase向きの)コントローラを揃えた方が良い気がします。
音質や音色に関しては、古いシンセでも「いかにもローテク」な音がかえってハマる場合もあるので、「どんな音が欲しいのか」次第、つまり「自分の欲しい音を出せるシンセ」が「音の良いシンセ」です。言い換えると、「選び方の問題」ですね。波形容量で言えばMOXが圧倒的ですが、「あなたの出したい音」が出せるかは分かりません。それが出せないなら、いくら波形容量が大きくても無意味です。
アルペジエータは、個人的には使っていないので分かりません。
ライブでの利用に関して、分かる範囲で書くと、MOX8、M50-88はやはり重量級です。MOX8はピアノ鍵盤のシンセとしては軽い部類ですが、それでも自動車がないとキツいでしょう。JUNO-STAGE、M50-73なら、体力に自信があれば手持ちでも大丈夫かも知れません。
操作性について、JUNO系はカットオフやレゾナンスのツマミが右寄りにあるので、個人的に、右手で弾きつつ左手でいじるのが辛いです。M50は、基本的にタッチビューでの操作になるので、素早い操作には向きません。他方、MOXも似たようなボタンがだーっと並んでいるので、直感的に分かりにくいです。しかし、いずれも「ライブでの演奏中に、どんな操作を、どの程度するのか」次第なので、「ライブでは使えない」という訳ではありません。慣れの問題も大きいでしょう。
ともあれ、「ハードシンセでなければならない理由」を突き詰めて、実際に弾いてみた方が良いでしょう。「何となく欲しい」なら、どれでも構わないと思います。値段やデザインで決めれば良いでしょう。どれでも「PCにつないで作曲」に使えますし、「ライブで使えないこともない」です。それ以上は「こだわり」の世界なので、良い悪いの話ではありません。
お礼
好みの世界ですか・・・ タッチパネルはべんりなものとばかり思っていましたが、すばやい操作には不向きだったんですね。 あどばいすありがとうございます