- ベストアンサー
小沢氏は総理大臣になりうるか?
海外の博識者が小沢待望論を展開しているのを読みました。 彼の長い政治経験の中で自治大臣以外表に出る様な経歴を知りません。 幹事長も経歴には違いがありませんがそれは国民に対して理解出来る実績にはなりません。 言いかえれば何時も後ろから影響力を行使する存在であったと言う認識しか持っていません。 今回の総裁選では党員資格の問題で出られませんが彼が総理大臣になる可能性はあるのでしょうか? 彼が総理になったら日本はどの様になると思われますか? 私は今まで彼を評価してきませんでした。 でもそれはマスメディアに誘導されてマイナス評価してきたのだろうかと迷いを感じましたので質問させて頂きました。
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>マスメディアに誘導されてマイナス評価してきたのだろうかと迷いを感じましたので質問させて頂きました。 田中角栄・金丸信の両実力者の寵愛を受け、若い頃から大器・将来の総理候補と呼ばれた小沢一郎、しかしながらその評価は一転、現在彼は日本で一番嫌われている政治家と言われています。 彼にも輝いていた時代がありました、竹下内閣の官房副長官の時(彼は中曽根内閣で閣僚を経験していたのだが、この人事を敢えて了承した)膠着状態にあった日米経済摩擦を解決する為ワシントンに乗り込み、アメリカの要求と日本側の了解点を探り出して見事に解決、タフ&フェア・ネゴシエーターと時のアメリカ政府要人に絶賛された。 又自民党幹事長時代には、ともすれば派閥優先であった自民党の体質に一石を投じる結果となった、財界献金の党一本化に成功して、現在に到る派閥弱体化の遠因を作った。 更に言及すれば、小政党であった自由党で獲得した比例票は、組織政党である共産党に匹敵する数百万票、当時の自由党のオーナーであり一枚看板が小沢一郎、とすれば当時の彼は1人でこの票数を獲得するほどの待望論を担っていたとも言える。 元々政策通と呼ばれていた彼がどうして政策を語らない政治家になってしまったのか、この点はやはり竹下派の跡目争いに敗れてポストも与えられず・主張も通らない第5派閥(フォーラム21)の悲哀を託った事に由来すると思われます。 正しい主張(その当時の争点は政治改革)であっても数がなければ所詮政策に反映されないし天下も取れない、そしてその後の彼は田中角栄ばりの「数は力」の信奉者へと変化して行き、日本政界の実力者と呼ばれるようになってから早20年が経過します。 >彼が総理大臣になる可能性はあるのでしょうか? 最早不可能、菅氏の退陣で時計の針は一気に進んでしまう、依って菅氏と争った前回の代表選がラスト・チャンスであったと考えます。 過去に於いて彼のファンの1人であった者として、非常に残念な事ですが・・。
その他の回答 (7)
- 3691819
- ベストアンサー率18% (162/873)
こんにちわ。 前回の代表選を見たら分かるように小沢さんは 政治生命を掛けて首相になろうとしていました。現在地元 東北が大地震に見舞われ、何とかしなければと言う思いが 彼の心には強く有ると思われます。時が来れば首相になる 為に立ち上がるのは間違いないと私は思いますし、そうでな ければこの国は没落の一途を辿る気がします。 現在代表になろうとしている顔ぶれを見ていると、どうして こんなゴミしかいないんだろうと暗澹たる気持ちになってきます。 国民がマスコミに植え付けられた小沢さんの悪いイメージを払拭 し、小沢待望論が沸き起これば、小沢さんは必ず首相になってくれると 信じています。 取り敢えず今回の代表選で小沢グループがどの様に動くのかが 気になります。小沢叩きの張本人たちが小沢さん詣でをし、いち早く 内閣から逃げ出した前原は、小沢さんの誕生会でゴマをすっていた。 そんな中小沢さんは誰を押すのでしょうか・・・
お礼
私も前原氏は器が小さ過ぎると思うし、他の立候補者もハテナ?がつきます。 でも誰が総理になっても次の選挙では多分民主党は下野する可能性があり小沢氏の総理へのアプローチも微妙だなと思います。 もっと以前から彼の政治理念を繰り返しアピールしていれば良かったのではないかと思います。 有難うございました。
- tutan-desu
- ベストアンサー率21% (1009/4652)
今までの小沢氏の行動を見ていると、総理大臣になる気はないように思えます。それよりも政治家たちを影であやつる、金丸信のような政治家を目指しているのではないでしょうか。
お礼
やはりそう思われますか。 私も今まで彼の政治姿勢を見てきて国民に向かって自分の理念を語った姿を見た事が無いので今一つ彼が総理大臣になった姿が想像出来ないのです。 金丸さんの様な政治家ですか。そうかも知れませんね。 有難うございました。
poizon19です。せんえつながら再回答させていただきます。質問者様の疑問はごもっともです。 果たして政策面ではどの様な理想を持っていたのでしょうか? ご回答の通りだとすると鳩山元首相の時何故彼の暴走(CO225%減の確約や 沖縄問題の失敗)を防げなかったのでしょうか? それが今一つ分からない所です。 確かに党内でのカリスマ性はあるのですが我々国民に向かってメッセージを発す る姿を見た事がありません。 =政策面においては、師である田中角栄が理想とした「日本列島改造論」をそのまま引き継ぎましょうという形であろうと思います。小沢一郎の心の中までは見抜けないので断定はできませんが、私は田中角栄のそれに似ていると思います。スパンが大きいんでしょうね。鳩山の暴走を止められなかったのは、単純な理由だと思います。単に鳩山をおとしめるためだと。鳩山は衆議院議員に初当選した際は「田中派」に所属していました。つまりは小沢一郎と同門だった訳です。小沢一郎としては不運続きでした。陸山会の問題が発覚しなければ小沢は代表として選挙を向かえ、総理大臣になれた筈なんです。陸山会の問題を表面に出したのは、実は鳩山だったのではないかという憶測も流れましたが、真実は分かりません。でも何かそんな気がします。 国民に対してのメッセージを発しないのは、小沢一郎の発言は非常に重いものだからです。小沢の発言=民主党の方向性という事になってしまっているんです。小沢一郎が仮に総理経験者であったならば、何を国民に対し言っても問題にはなりませんが(党内での影響は大ですが)、小沢一郎は総理未経験者です。にも係わらず今や田中角栄と同じ「闇将軍」状態。ですからメディアはこぞって小沢一郎の動きに注視するんです。 何だか分かり難い回答になってしまいましたが、そうゆう事だと思います。
お礼
再度有難うございました。 前の方のお礼でも述べていますが私も献金疑惑の検察審議会のやり方には全く同意出来ないのです。でもこの為に小沢氏が民主党の中での立場が悪くなり彼の政治理念の達成を遠のかせたとしたら実に残念な事です。 確かに謀略臭いですね。 鳩山氏も菅氏もその本質を実にみっともなく曝け出してしまいました。 今総裁選の立候補者を見ても総裁適任かどうか疑問に思えます。 多分小沢氏は長い議員生活で一度も総理になれなかった人になりそうです。 と言うかなる事を拒んだ(表舞台に立つ事を)政治家と言う様な気がします。 HPで述べている事がもし彼の政治理念だったとしたらもっとメディアに訴えても良かったと思います。 彼が若手の相談役(闇将軍)としての立場に殉ずるならばその理念を若手に託す努力が必要かと思います。 まとまらないお礼ですいません。
- takuya223
- ベストアンサー率13% (37/277)
参考にしてみて下さい。 http://www.asyura2.com/10/senkyo97/msg/542.html http://www.ozawa-ichiro.jp/policy/index.htm
お礼
検察審議会の件については私も信頼していません。 これで党員資格を停止されたと言う事はおかしいと思います。 小沢氏のHPに関して、特に教育改革に熱心であった事、すさんだ雇用関係の改善などにかなりきめ細かく抱負を述べていたとは知りませんでした。 それだけの理想があったのならうるさい位テレビに出て、或いはWEBテレビに出て主張して欲しかったと思います。 彼の映像でぶら下がり記者を手で追い払う姿はまるで観ている我々まで拒絶されたの如くの印象を受けました。 民主の次の選挙が危ないと言われている今日、民主党での総理はかなり難しいと思われます。 有難うございました。
- takuya223
- ベストアンサー率13% (37/277)
*第五検察審査会において、強制起訴されましたので、裁判の結果が出るまで首相になれないと思います *強制起訴の決論がでる来年まで、小沢さんは動けないと思います。でも、その前に石川秘書問題が無罪になれば、動きやすくなると思います。 *第五検察審査会には、誰が申し出て、誰が審査員になって、どの様な議論をしたのか、全く不明です。でも、多くのメディアはこの疑問に全く触れることなく、小沢さんの灰色部分を繰り返し報道し続けるので、私もいつの間にかあいつは悪い奴だと思いこんでしまいました。でも、よく考えてみると、どの様な事が法の何条に何の証拠によって抵触するの分かっていません。真実が分かりませんが、小沢さんを陥れたい人たちが、審査したとのインターネット情報もあります。、尖閣諸島問題、原発のヤラセメール問題等を考えると、中国高速鉄道問題は人ごとでなく、小沢問題には情報操作がないのを願うばかりです。す。
お礼
確かに検察審議会の動きには不信を持ちます。 その点では小沢氏に同情します。 党員資格が停止されなかったら彼の実力がどの様に発揮されたのか予想はつきませんが彼の政策が日の目を見たかったのに残念です。 反面政策面では何も持っていなかったのではないかとさえ思ってしまいます。 私も長年メディアの情報操作に影響を受けていたのではないかと不安になりここにアップしました。 まだ納得出来にくいのですが参考になりました。 有難うございました。
小沢一郎という人物は、大臣経験も自治大臣のみ。要職と言えば自民党在籍時代の幹事長。質問者様が言われる通りです。委員会の委員長なんかも経験していますが、それはなかなか表に出てきません。言わば「影の実力者」です。 小沢一郎氏は故・田中角栄氏の秘蔵っ子で、総理も経験した故・竹下登氏の次に彼に目をかけていました。しかし竹下さんが田中さんに無断で田中派を脱退。竹下派を作りそれに小沢さんも参加してしまいます。激怒した田中角栄が目白の自邸を訪ねてきた竹下登を門前払いしたエピソードもあります。 それはさて置き、田中角栄の竹下さんと小沢さんに対する対応の違いは歴然としています。竹下さんはあらゆる大臣を経験。官房長官にもなり、まさに「未来の総理大臣」として田中は目をかけていましたが、小沢さんに与えたポストと言えば「幹事長」だけ。田中角栄の真意は解りませんが、おそらく田中角栄という人は「小沢は総理大臣には向いていない」と値踏みしていたんだろうと思います。 田中角栄の人を見る目は確かです。小沢一郎はその後、自民党を離脱。新党を結成しては壊しを繰り返し現在に到っています。今回だって管総理を巡り、あわや民主党分裂までをもやりかねませんでした。結局それは回避できましたが。 前置きが長くなりましたが、小沢一郎という人物は現在の政治家の中では政策にも通じ政局にも通じているという稀有な人物です。まさに逸材。ですが私は小沢一郎はどう頑張っても総理大臣にはなれないと思います。管がいよいよ辞めて新しい代表が決まり、新しい総理が生まれるわけですが、おそらくは民主党の政権もここまで。次の総選挙では自民党が勝利するでしょう。そうすると民主党は野党に逆戻り。小沢一郎が総理大臣になる機会も失われるという事になります。 私としては非常に「惜しい」と思います。小沢一郎が総理大臣になれば、あの田中角栄の様な強烈なリーダーシップを如何なく発揮し、外交では諸外国に負けない手腕を発揮し、経済も建て直しにかかり、まさに日本を改造するに到るでしょう。しかし悲しいかな日本という国は悪い面をどうしても優先しがちで、良い面を見ようとしない。結果、総理の資質がある人物を見過ごしてきたわけです。(でもなぜか小泉さんだけは別格)昔から言います。『会社の長たる者は多少でもずるい者でないとなれない』と。会社を総理大臣に置き換えても、それは同じ事という風に私は解釈します。
お礼
小沢一郎は政策も政局に通じていると言うご意見ですが、確かに政局に関しては理解できるのですが果たして政策面ではどの様な理想を持っていたのでしょうか? ご回答の通りだとすると鳩山元首相の時何故彼の暴走(CO225%減の確約や沖縄問題の失敗)を防げなかったのでしょうか? それが今一つ分からない所です。 確かに党内でのカリスマ性はあるのですが我々国民に向かってメッセージを発する姿を見た事がありません。 よろしければそのあたりをもう少し詳しくお願いしたいと思います。 有難うございました。
素人ですが、大きな派閥を抱えた彼が代表選で立候補するれば、民主党の代表兼総理となる可能性はあるのではないでしょうか。 しかし、今回、立候補していないので、次の総理が1年間続けたとして、衆議院の任期満了までは、残る1年間を残すのみであり、それがラストチャンスとなります。 彼が総理になっても、特に、国民の期待に答えるようなことは無いと思います。今現在も、党の中では大きな力を持っているのに、何もできないでいる所を見ると、政策ではなく、やはり、政局の人なのでしょう。 また、本人が表に出たがらないことも問題です。おそらく、叩けば埃のでる体なのではないでしょうか。近年は、クリーンな政治家でないと、就任直後に辞任なんてことが珍しくありませんので。
お礼
>政策ではなく、やはり、政局の人なのでしょう 私もそう思ってきました。 田中角栄はその点あらゆるメディアに自分の政策を熱く、うるさい程語りかけてきました。 メディアの取材にも手で遮って拒否するは国会を欠席して選挙区に回るはで日本をどうしたいと言うメッセージを発しないまま今日に至っている気がします。 私と同じ意見を伺い少し安心しました。 有難うございました。
お礼
なるほど私の知らなかった実績もあったのですね。 特にアメリカとの外交面での実績については全く知りませんでした。 その様に評価される回答者様も将来総理になれるかどうかと言う問いには否定的なご意見ですね。 とても冷静で冷徹なご意見を伺いました。 有難うございました。