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プロはシッカチフなど使わない?
こんにちは。油絵を描いている者です。 以前ある人から、耐久性が落ちるためプロはシッカチフなど使わない、と教わりました。 見る人が見ればすぐ分かるので、自分の作品の評価を下げてしまう、とも言われました。 それで、シッカチフは使わずに制作しているのですが、やはり乾燥が遅すぎて、思うように生産できません。 シッカチフ以外に、樹脂を混ぜるなどの方法もあるとは思いますが、透明度も高くなってしまうので、それはやりたくありません。 本当にプロはシッカチフなど使わないのでしょうか。 使うとそんなに問題になるのでしょうか。 ご回答お願い致します。
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耐久性を考慮しているなら、使わない方が良いのは間違いないです。 でも、耐久性という事が絵のコンセプトに関係するなら、絵の評価を下げるかもしれませんが、そうで無ければ絵の芸術性とは何の関係もないので、評価とも関係ありません。 極端な話、例えば鉛や、いろんなモノを張り込んだりしてアいるアンゼルム・キーファーの絵や、ロバート・ラウシェンバーグの絵は全然耐久性がありませんが、評価が高いのは周知の事実です。 永遠性や、耐久性がコンセプトと関係無いなら、数年で絵がぼろぼろに成る様な極端な使い方でない限り、乾燥剤を使うのは問題無いと思います。
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もう他界されていますが知人の画家さんですけど 昔の作品が変色したりひびが入ったりしていました オリジナルは自信の美術館所有にしてもっぱらシルクスクリーンを販売するという手段をとられていました 昔の劣化した作品を見て技法等いろいろ未熟だったなぁとおっしゃっていました 試行錯誤して自身の技法を確立するのもプロだと思いますけど
プロといっても色々だからね 街頭の記念で絵を描く人もプロだし 販売用の複製画を書く人もプロだし あなたは何を目指していますか 生産と言っているので作家ではないですよね 作家は生産はしないですね 生産の種類によって使っても良いと思いますよ
お礼
ご回答ありがとうございます。 私が目指しているプロというのは、自分のオリジナル作品が画廊や展覧会で数十万円で取引きされるような作家です。 だからあまりいい加減なことは出来ないと考えています。 生産というのは、何か価値のあるものを生み出すという意味で述べており、その点では作家の創作活動も立派な生産であると考えております。 どうもありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 耐久性はコンセプトに関係ありません。 そうですね。数年で剥離や亀裂、変色が起こるような使い方でもない限り、問題はないのかもしれませんね。 その辺りの考えが曖昧でした。 あらためて整理してみると、制作後10年以上は上記のようなトラブルは発生してほしくないという考えがあります。(その10年という数字に特に何らかの理由があるわけではありませんが・・・それくらい影響のゆるやかなのが望ましいということです) そもそもシッカチフをどのくらい混ぜるとどれくらいの影響があるのかということを、当方があまりよく把握していないことが事の発端ではないだろうかと思いました。 どうもありがとうございました。