OSがついてくる
(インストールディスク,リカバリーディスク,リカバリー領域がある)
のであれば、そのOSで試せば良い話で…
もし、OS無しで入手するのであれば、動作チェックも何も
UbuntuなどのLinuxを普通に入れて使えばいいと思っています。
それで、もし致命的な問題があって
ネットで相談しても解決できなかったならば
そこでWindowsやFreeBSDを使えば良いと思います。
基本的には、Linuxが普通に動くのであれば、動作確認できた機器は
正常だと考えることができます。
メモリーについては、UbuntuのLiveCDにMemtest86+が組み込まれているので
それを利用してチェックすることができます。
GPUのように、高負荷で異常をきたす恐れのある機器は
Linuxでは、負荷をかける簡単な方法が無いかもしれませんが…
グラフィック,サウンド,有線LAN,USB2.0などについては
ほとんどの場合、Linuxでの自動認識と、自動ドライバー組み込みが機能します。
チューナー機能のように、手軽には確認できないものもあるかもしれませんが、主要機能は確認できます。
なお、ウェブ閲覧のほとんどがUbuntuでも可能ですし、FLASH Playerを
GUIメニューから選ぶだけで、ダウンロードとインストールが行われ
YouTube,ニコニコ動画,バンダイチャネルなどが利用できますし
アメーバピグやFLASHによるゲームなども利用できます。
広い分野について、Linuxにも多用なソフトが揃っていますし
それらは手軽に入手し導入し、自動アップデートも受けられます。
しかし、Microsoft DRMを利用したGyaOのようなコンテンツ。
一部にあるIE専用サイト、DirectXを利用したWindows用ゲームソフト
ほとんどの場合Linux版が無い市販ソフトなどなど
Linuxでは利用できないものも多々あります。
そういったものを利用すべく、Windowsを導入するとしたら
Linuxで使っていたHDDのMBRに対して、適切な措置が必要です。
Windowsなどの導入では、Linuxで使われていたHDDのMBRを
適切に更新することができない場合があります。
これは、中古HDDの購入時もリスク要因となりえますが…
ゼロクリアなどの消去処置がなされたHDDなら大丈夫です。
ですから、完全消去ツールなどを使えば、LinuxからWindowsへの移行もできます。
あるいは、少し面倒なMBRの修復を行ないます。
このリスクを面倒と考えるのであれば、UbuntuのLiveCDから
USBメモリーへのHDD導入を検討するのも良いでしょう。
UbuntuなどのLinux系OSでは、4GB程度の容量で
余裕を持ってシステムを導入することができます。
また、ライセンス面、デバイスドライバーの適用の面からも
USBメモリーにOSを導入し、複数のPCを渡り歩く自由があります。
ですから、UbuntuのUSBメモリーから、HDDのデータをサルベージしたり
HDDのゼロクリアによる消去処理を行なうこともできます。
基本的なツールであるddによって、ゼロクリアやイメージバックアップができます。
ただし、扱いを誤れば、データ喪失のリスクもあるのがddコマンドです。
ですから、ここではddの具体的な使い方は割愛します。
充分な説明は、ネットを探せば、いくつも見つかるはずです。