甘噛みについての私の意見を少し書きます。
1、甘噛みを禁止するのは躾にとってマイナス。
よく、「マズルをギュウしたら甘噛みをしなくなった」と聞きますが・・・。
これは、私にとってはウヌヌと首を傾げるような話です。
「だから、どうした」ということです。
甘噛みは子犬の一大欲求だから、「マズルをギュウ」位では無くなりません。
欲求はたまりにたまっているのに飼い主の手をアムアムしないとは・・・。
それは、なんと悲しい飼い主と犬との関係か?
ですから、「甘噛みしないから、どうした」ということです。
2、甘噛みを禁止された子犬は噛み加減を何時覚えるのか?
それに、「マズルをギュウ」に怯んで噛まない子犬は噛み加減を何時覚えるのか?
犬ってのは、牙を持っていて、しかも、咄嗟の場合には噛む生き物です。
そういう犬に子犬時代から噛み加減を繰り返し噛ませることで教えるのが飼い主の責務。
噛み加減を体得しないで育った犬が、いかに危険な存在かは、誰もが知るところ。
だったら、繰り返し噛ませて噛み加減を教えるべきです。
3、子犬は遊びつつ同時には手は噛めない!
左手に玩具、あるいは手袋で遊びの相手。
これは、子犬の一大欲求を満たしてやる良い対処方法です。
当然に、玩具以外の部分を噛んだら「ノー!」の一声で制止。
玩具、あるいは手袋を上手に噛めたら、右手で体をクリームを塗るように愛撫。
「そう、○○。グッド!グッド!」
時々、右手にフードを持って与える。
>どうしたら褒美にありつけるかの体験の蓄積で学習するもの。
この甘噛み解消遊びが、全てのトレーニングの出発点です。
玩具で誘導して廊下を2回程往復できるようにする。
左側にトコトコと玩具を噛みつつ歩けたら「そう、○○。グッド!グッド!」。
玩具でなくて足をガブリとしたら「ノー!」の一声で制止。
これは、とても立派な散歩の練習です。
>甘噛み解消遊びに夢中な子犬は手や足を噛まない。
当たり前のことですが、子犬は遊びつつ同時には飼い主の手を噛めません。
こうした5分程度の遊びが一日に2、3回存在すれば、子犬は満足して寝るもの。
飼い主にとって大事なことは、甘噛み解消遊びに誘えるのかどうか?
飼い主にとって大事なことは、甘噛み解消遊びで子犬を満足させられるか否か?
飼い主にとって大事なことは、甘噛み解消遊びで飼い主の目を追う子犬か否か?
飼い主にとって大事なことは、甘噛み解消遊びで飼い主に対し尾を打ち振る仔犬か否か?
そういう大事を脇に置いて「甘噛みしないから、どうした」ということです。
以上、私の考えです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに、ウチのワンちゃんはサークル=反省部屋になりがちなので、無視はするけどサークルに入れない方法でやりたいと思います。