体温が低い私は免疫力が落ちていると言うのは本当のこ

質問

とでしょうか。
68歳の男性です。
これまで冷え性とかには全くの無縁でした。
普段なかなか平熱など計らないものですが、62歳頃に計ったことがあり、
３５．５度と低いのに驚きました。
比較的若いときに計った平熱は36.5度と記憶していたからです。
何かの間違いだろうと何回か計りなおしても同じ、
体温計を新しく買い換えても同じなので、これは事実なんだと認識しました。
それからというものなにかにつけて気になり、
そうして本屋さんなんかを見ていても、意外に「低温体質を変えましょう」的な本が多いのに二度ビック理です。
それ以降色んな本やテレビ番組を見、自分でも色々やってはみるのですが、
一向にあがってくれません。
人間の体は、高温になると汗を出して冷やしにかかるものとされていますが、
そのリミットの体温は何度に設定されているものなのでしょうか。
それを自分の体で見極めてやろうと思い、
クーラーを切り、ジトーっと汗が出だした頃に体温を測るということを何回かやってみましたら、
大体36.0度付近なのです。
そしたらもう私の体は常に35度台ということになるのでしょうか。
体温が下がると免疫力が下がると言う人もいるそうで、
風呂に長くに入ったり、運動したり、生姜や人参等の体を温める食品を摂っても、
どれもこれも一時的で根本的な対策ではないように思えます。
やはり健康でいるには私の体の設定温度を上げる必要があると思うのですが、
どうすればいいのでしょうか。
ちなみに私は至って健康で、月に3・4回は山歩きなどの運動に努めており、
週に３・４回の早朝散歩（約1時間）も励行しています。
サプリメントや薬類も一切飲んでいません。
よろしくお願い致します。

回答No.1

askaaska · ベストアンサー

低体温の方がそうでない方に比べると
免疫力に劣るのは間違いありません。

もっとも、免疫力というのは体温だけではなく
その他いろいろな要素で成り立っているものなので
必ずしもそれだけで計れるものでありません。

体温というのは、身体の代謝による機能のため
老化により代謝が衰えれば平熱も下がります。

また逆に、体温が上がりすぎた場合に
それを下げる働きも弱まったり、
そもそも体温が上がりすぎ、下がりすぎ、というのを
身体が認識する力が弱まってしまうため
高年齢になるに従い体温調整機能が弱まり
よく高年齢者の熱中症が話題に上がります。

低体温で外来される患者様の中には
意外と体温の計り方に問題があることがあります。
体温には大きく２つあり
ひとつは体表面の温度（皮膚体温）、もうひとつは体内の温度（深部体温）です。

深部体温は37前後が良いとされ、それより高かったり低かったりすると身体機能の低下が見られます。
そのため低ければ筋肉を痙攣させ体温を生み出そうとしたり
高ければ汗をかくなどして熱を放出します。
どんなに皮膚体温が低くても、深部体温が高ければ汗が出始めます。

老化や冷え性などで、毛細血管の隅々まで血液が届かなくなると
皮膚体温はどうしても下がります。

もしも健康に不安を覚えるのでしたら
一度健康診断を受けてはいかがでしょうか。
各器官が正常に働いているのでしたら
現状でも問題ないとわかりますし、
問題があればその場所を改善することを目標にできるのですから
受診して悪いことはないかと思います。

お礼

お医者様ですね、わざわざ恐縮です。
大変丁寧なご回答誠にありがとうございます。
代謝機能の衰えが低体温につながるということは、
改善するには代謝機能を向上させればいいということになるのでしょうか。
それに、低体温で外来される患者様がいらっしゃるということも初めて知りました。
つまりはこれも病気ということですね。
健康診断そのものは毎年受けていまして、全てのデータが標準内に入っていますので、
各器官が正常に働いているということになると思っています。
従ってやはり低体温と言うことに絞って医師の診断を受け、
指導して頂くのが一番いいということになるのでしょうね。
本当にありがとうございました。