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自転車のジオメトリの違い、読み方について
ロードバイクやクロスバイクなどのジオメトリ表は各メーカーのページにて、車種別に見ることができますが、 質問1.詳しい人たちは、この表から何を読み取れるのか? 質問2.ロードバイクとフラットバーロード、クロスバイクなどを比較した場合、ジオメトリにおける違いはどの部分の数字にでてくるのか? がよくわかりません。 チェーンステー?の長さは各自転車の性格付けによって長さが異なることはわかりましたが、ほかにもジオメトリの表から解ることがあればいくつか教えてください。
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その質問と対になる命題は 「クロスバイクをドロップハンドル化したらロードバイクにならないのか?」 と言う辺りですね。 もちろん、素材の作り方で如何様にも成るし 最近はアルミでもハイドロフォーミングにより どこがどの厚さ・剛性を持つのかわかりにくくなりましたし… それはこの際度外視してジオメトリだけの話にしますね。 チェーンステーの長さ=掛かりを取るか快適性を取るかの数値が端的に表れますね。 他にクロスとロードで違う所といえば、 ・BB下がり =重心が低いほど高速向き=ロードよりもTTバイクだとより低いです =クロスはちょっと高めになりますね。 ・フロントアングル =高速での自然なハンドリングを得るために、ほとんど 73°前後がロードバイクのスタンダードになってきています。 クロスは70°を切ることもあるでしょうか? 時速50km/hとかの高速コーナーリングで外にふくらむ感じになります。 ・・・まあクロスでそんな下り速度は怖くて走れないジオメトリですが… ・ヘッドチューブ高さ =前傾の空力に有利な位置になるかどうか 他は設計思想=トップチューブのスローピングやシートパイプの角度など =剛性や乗り心地などに関与してきます。 で、これらの数値がクロスよりのロードバイクというのも在るわけで、 =コンフォートロード。 GIANTのOCRなんかは、 ヘッド高さ・ヘッドアングルがほとんどクロスバイク並みといったら怒られるでしょうか? http://www.giant.co.jp/giant11/bike_datail.php?p_id=00000028&action=geometry 逆にロードよりのクロスも在ります まあきちんとした?フラットバーロードは、 ほとんどOCR以上にロードよりのジオメトリを持っているでしょう。
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- suiran2
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下記のURLが参考になりませんでしょうか。1頁目がツーリングバイクやコンフォートバイクについて、2頁目がレース用車について書いてあります。 ○フレームジオメトリーから好みのバイク選択 http://allabout.co.jp/gm/gc/207652/ だだし、上記のことが当てはまりますのはバイクサイズがご自分のサイズに合っていることが最低の条件です。私は、手放しの出来ないクロスバイクを持っています。何ヶ月か何故このバイクは手放し出来ないのだろうと悩みましたが、子供が乗っても良いように小さいサイズにしたことが原因でした。クロスバイクといえどもサイズが小さすぎますとまるでTTバイクのように前乗りで、後ろの筋肉も使用できず、手放しも出来ないとんでもクロスバイクになります。何かの参考になさって下さい。
お礼
回答ありがとうございます。 現在乗っているクロスバイクを買う時に、TTのエントリーモデルも候補に入れてましたが、私の場合買わなくて正解だったようです(笑) 参考サイトはとてもわかりやすいですね! 大事な数字の部分だけをピックアップしてそれをわかりやすく解説してあって私のような初心者向けにはベストでした。
- O-Gon
- ベストアンサー率22% (1024/4610)
質問1.詳しい人たちは、この表から何を読み取れるのか? 設計をした人が、どういう人を対象に、どういう使い方を想定し、どういう性格付けをしたフレームなのかが分かります。 質問2.ロードバイクとフラットバーロード、クロスバイクなどを比較した場合、ジオメトリにおける違いはどの部分の数字にでてくるのか? 全部です。 ジオメトリの表を読んだだけでは分からない部分は、メーカーに問い合わせたりしますよ。 たとえば、チェーンスティブリッジの有無とその形状とか、つぶし加工の事に関してとか、溶接後の処理の仕方とか、、、 まぁ、ジオメトリを読めば大まかな事は分かるので、その先の細かな好みの話になりますけどね。 ジオメトリで一番分かりやすいのはホイールベースですね。 これが長いと安定感が増し、ここが短いと加速がよく、慣れれば操作性に富んだピーキーなマシンになります。 あとはヘッドチューブの長さ。 長いとハンドルが高くなりますから上体が起きたポジションを取りやすく、低速ポタ向きの乗り味になります。 同じ理由で、トップチューブが短いと低速ポタ向きとか、、、 で、細かく読み解くと、BB下がりとか、シート角とか、トレールとかを見るようになって、後は好みで、やっぱりチェーンスティブリッジを省略していないやつは加速がいいよなー。。。 とかいった好みが出てくるわけですねー。
お礼
回答いただきまして、ありがとうございます。 〉〉ジオメトリで一番分かりやすいのはホイールベース なるほど、車でもホイールベース値をみるとその車の性格がみえてきますが、自転車も同様なんですね。 いくつか用語を書いてくださってますが、読んでいて玄人の方らしい拘りがジオメトリ表には散りばめられているのだな、とわかりました。 もう少し勉強してみたいのですが、明らかに違う志向の自転車を買って乗ってみるのが一番勉強になりそうですね。 以前はスポーツカーにはまって楽しんでいたので、これからはもっと自転車を楽しむためのきっかけに、ジオメトリを勉強してみようと思います。 ありがとうございました!
お礼
回答ありがとうございます。 〉〉その質問と対になる命題は… いえいえ(笑) いくら初心者の私でも、ネットで調べていると、それがあまり効率的ではないことがわかってきています。 車にハマっていた頃に、ある程度は車格にマッチするパーツやチューンの組み合わせセンスを学びましたので、クロスにドロップは私はやりません(笑) 今回は単純にジオメトリの違いについて知りたくて質問しました。 挙げていただいた ・BB(ボトムブランケットって読むんですね)下がり長 ・フロントアングル(前輪ステーの立ち角) ・チェーンステー長 の3点が私にとっては最もロードらしさを読み取るためにポイントになりそうに見えてきました。 ヘッドチューブの高さっていうのはロードやクロスでもほぼ同じ寸法を見受けられたので、これはその他の数字なども絡めて判断する部分かも? 自転車ってパッと見るとあまり大きな違いがわかりませんでしたが、ジオメトリに興味を持って改めて見直すとそれぞれの個性が見えてきて面白いですね。参考になりました。