- ベストアンサー
カメラのレンズに感度は有るか
カメラのレンズにF値や解像度とは別の性能の指標「感度」は有りますか 夜景などを写したとき、素晴らしい写りをするカメラがあったので質問して見ました 微弱な光を、とらえているそんな感じなのです。
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
レンズに「感度」は、ありません。 質問の「微弱な光を、とらえている・・・」から察するに、日本の写真業界で言われるところの「ヌケの良いレンズ」と表現するべき事象でしょう。 写真は、ものから反射してくる光が、レンズを通過して、受光体に送られることで作られます。 この、レンズを光が通過するときに、反射等で光の一部が失われてしまいます。 要するに、レンズは光の抵抗になっているんですね。 一方、良いレンズといわれるレンズ(ヌケの良いレンズ)は、まるで、レンズが無かったかのように、抵抗無く光を通し、きれいにその場の情景を受光体に送り込みます。 それで、鮮明で、色も鮮やかな写真を撮影できるようになります。 このヌケですが、レンズ表面のコーティングが大きく影響します。 ツァイスのT*コーティングは、抜けの良さで有名です。 また、最近、カメラ雑誌などで、Nikonのナノクリスタルコートの宣伝も見かけます。 ナノクリスタルとそれ以前のコーティングを通して、カメラの受光素子を比較して見せている写真です。 また、レンズ構成にも影響されます。 「アポクロマート 10枚・・・」と書かれていましたが、レンズ構成は少ない程、ヌケは良くなります。 だって、レンズそのものが光の抵抗なのですから、少ないほうが抵抗は少ないですよね。 それが、ズームレンズ(レンズ構成枚数が多い)よりも、単焦点レンズ(レンズ構成枚数が少ない)の画質が優れる要因です。 しかし、単玉(レンズ1枚)では、レンズの持つ収差や、光の波長による焦点のズレが出てしまい、写真のレンズとしては、役目を果たさない。そこで、数枚のレンズを組み合わせて、それらを補正しています。アポクロマート設計は、光の波長による焦点のズレを補正しています。 以上により、質問者様の求めるレンズが、「クリアでコントラストや解像度が高く、フレアやゴーストが発生しなくて、綺麗に写るレンズ」を指すのであれば、「感度」ではなく「ヌケがいい」レンズと言うべきでしょう。
その他の回答 (7)
#5です。 すいません。花火ではなく夜景でしたね。 花火を建物や人物に置き換えてください。
お礼
自分が知らないだけで、いいレンズは沢山有ると思うんですが 夜の電灯、ネオン管などが綺麗なんです。色にじみがないのはもっともですが それとは違う何かです
- bardfish
- ベストアンサー率28% (5029/17766)
>夜景などを写したとき、素晴らしい写りをするカメラがあったので質問して見ました その写真を見ないとなんとも言えませんが、一般的なカメラでも夜景を十数秒~数分の露出で撮影すれば普段とは全く違った写りになることはよくあります。 日中の風景でもNDフィルターを使用して長秒露光で撮影すると色のりが良いと感じることが多いですね。 それと、レンズは絞ると(光の)屈折が原因の収差が抑えられ光学的画質が向上することもあります。 最近のコンデジは絞り機構を省略してNDフィルターを使用していることも多いので、絞ることによる描写の変化を楽しむことができにくくなっています。
お礼
感度が高いと、白飛びしてしまうし、その逆だと室内で手持ち撮影できなくなるとか難しいところですね。
>素晴らしい写りをするカメラがあった 「素晴らしい写り」というのはどのような部分が素晴らしかったと感じられたか具体的に記されているとある程度の要因は推測できるのですが・・・・。 まず、そのカメラはデジカメとして回答しますが、デジカメの場合、最終的な画像の善し悪しは主にレンズ、撮像素子の大きさ、画像処理エンジンの3つの要素(部品)で決まります。 詳細は後述しますが、私の推測では大きなサイズでプリントしない限りレンズの善し悪しによる違いは判別できないと思われますので、考えられるのは、 1.ブレてない・・・・・・三脚などでカメラをシッカリ固定 2.色飛びしていない・・・露出が適切で花火の色がキチンを出ている 3. ピントが合っている・・花火がボケておらずシャープに写っている この3つでしょうね。この3つが守られれば最近のカメラならどれもある程度キレイに撮れると思いますよ。 で、蛇足ながら3つの要素の解説です。 1つ目はご指摘のレンズ。 レンズは、被写体の光を集め撮像素子に結像させる働きをするものですが、光は波長により屈折率が異なるため、一般には複数枚のレンズを組み合わせて作り、精度も要求されるためコストがかかります。携帯性が高く一眼(デジイチ)より安価な所謂コンパクトカメラ(コンデジ)の場合、あまりコストをかけられないことから、レンズの性能を多少犠牲にして、代わりに画像処理エンジンと呼ばれるソフトで補正をしています。よってレンズに感度という概念はありません。 2つ目の撮像素子は、いわゆるフィルムに相当するもので、重要な点は画素数ではなく大きさが重要です。同じ画素数なら撮像素子が大きいほど階調が豊かに表現できます。最近のコンデジは1200~1500万画素など画素数ばかりが取りだたされますが、使用している撮像素子の大きさは、一部の高級機を除きどの機種もほぼ1/2.3型と呼ばれる小さなものなので画素数を増やしても色再現性に乏しく画質は悪くなるだけでしょう。デジイチに多く採用されているAPSサイズなら例え1000万画素でも画像としてはこちらの方が美しく感じると思います。 3つ目の画像処理エンジンですが、デジカメは文字通り撮像素子に集めた光が単にデジタルデータになるだけで画像ではありません。このデータを画像に変換するのが画像処理エンジンです。ここで、先ほど述べた色々な不具合(って言うか、コスト削減のために手を抜いて設計した部分など)をまともな画像に見えるよう補正をしたり、ノイズを目立たなくさせたり最終的な画像としての仕上げを行います。
お礼
ちょっと昔は十万円を越えるデジカメが販売されてましたが、今は大分安く買えるようになりました。客の方も賢くなって、製品の弱点を指摘するような人も増え 作る立場の人も大変だろうと思います。フィルムメーカーのカメラは高画素化に否定的だったような気がします
- x530
- ベストアンサー率67% (4457/6603)
ご質問が、コンパクトデジタルカメラならば、無関係の話ですが。。。 ・「Tストップ」を、昔、レンズ感度と教えられたことがあります。 レンズ解放時の明るさを示す指標は、ご存じ「F値」=Fストップ レンズには口径食があるため、解放撮影では中心部に比べて周辺部が暗くなる欠点があります。 解放撮影時、レンズ中心部では丸い点が、レンズ周辺部ではラグビーボール形に歪む欠点があります。 「F値」Fストップは、レンズ中央部の一番明るい部分の数値です。 中心から、周辺部まで、レンズの通す光の平均値を表す数値を「T値」=Tストップと呼びます。 http://www.dxo.com/jp/photo/dxo_optics_pro/optics_geometry_corrections/vignetting 口径食は、広角レンズほど目立ちます。 口径食は、夜間の写真構図(フレーム)の周辺部の点光源ほど、汚く歪み目立ちます。 そして、口径食をなくす方法は、絞ること。 現在、発売されている「Tストップ」レンズは、周辺光量不足の発生を抑えるために、レンズの絞りとは別に、アポタイゼーションフィルターなどの疑似絞りをレンズに内蔵し、口径食の発生を光学技術的に抑えたレンズ。 口径食由来の汚いボケの発生も、大幅に減少します。 周辺も中心も、ほぼ同じ明るさの映像が得られます。 「Tストップ」は、当然ながら「Fストップ」よりも大きな値(暗い)になります。 特にTストップレンズが活躍する場が動画の世界です。 映画などの動画は、静止画(写真)よりも周辺光量不足が目立ちます。 プロ用ムービーCAMのレンズは「Fストップ」ではなく「Tストップ」が標準です。 「Tストップ」レンズは、T値でも実用的な明るさを確保するには、前玉の大きな、元のレンズはF値の明るいレンズを設計上、採用する必要があるため、価格も高価になります。 Tストップレンズの例: ソニーα用 http://www.sony.jp/ichigan/community/contents/135mmSTF/index.html キヤノンAPS機用 http://www.komamura.co.jp/cine/index.html
お礼
自分は全くの素人なんですが、広角レンズとか明るいレンズは 湾曲が凄いので収差を補正するのは大変なんだろうと思います。 自分の持っている古いちょっと望遠のレンズは、一番後ろのレンズの径が大きいです デジカメにつなげても綺麗に写りますが、最新のコーティングを施せば更によくなるんだろうなぁ 復刻されれば、3世代レンズになります(笑)
- vaidurya
- ベストアンサー率45% (2714/5983)
感度は発色と結びつきのある要素ですから 発色がよく見えるなら、それは関係あるかもしれません。 しかしレンズに感度は無く、それは撮像素子側 あるいはそこから取り出されたデータを写真映像とする ソフトウェア処理による違いかもしれません。 夜間のように暗い被写体については、カメラを固定して 長時間露光するという方法があります。 しかし、長時間露光するほどにノイズ要因も大きくなるでしょうから 単純に、感度の高い撮像素子は、夜景では強いはずです。 また、レンズには中心部と周辺部では特性の違いがあり 開放F値が小さいものを絞って撮影するのと もともと開放F値が大きいもので撮影するのとでは 画質に差があると言われています。 星空を撮ると、周辺部で星が楕円形になったり、偏ったにじみになったりもします。 そして、光の色の違いは周波数の違い それは屈折率の違いとして、レンズ設計を難しくします。 材質や光学的な表面コーティングなども影響しますが… これらのレンズ設計にかかる技術は コストに反映されていると言えます。
お礼
宝石みたいに高価なレンズは現実的じゃないですからね アポクロマートレンズと言われる十枚以上のレンズを組み合わせたものとも 写りかたが違う、そんなレンズなんです
- Saturn5
- ベストアンサー率45% (2270/4952)
>微弱な光を、とらえているそんな感じ それがf値ではないですか。 口径が大きいレンズほど微弱な光を捕らえます。 >レンズの形(加工精度) これが解像度ではないですか。 加工精度がいいレンズは解像度が高い(小さい)です。 夜景などではレンズよりもフィルム性能、CCD性能が 重要になることが多いです。 例えば、ISOが大きくても細かい写真が撮れるフィルムも あります。 また、夜景では基本的に露光が長くなりがちなので、グリップ しやすいカメラがいいでしょう。
お礼
昔のファインピクスなんですが、高感度で有名だったF30よりも、 F700の方が、綺麗に写るんです。センサーの違いなんですかね。
- housyasei-usagi
- ベストアンサー率21% (112/526)
レンズの形(加工精度)がいいのでは? メガネのレンズではよく球面レンズとか非球面レンズとか言いますけど、 一般に非球面の方が良いのですよね。カメラにしても、メガネにしても 球面ではいまいちと、数学的に決まっている事ですしね。 非球面と言わずに、放物線とかパラボラとか言えばいいのかもしれません。 要するにピントがより鮮明に合わせられるレンズという訳。
お礼
沢山のレンズを、比べ、使われている技術を照らし合わせないと分からない(笑) 非球面レンズとそうでないものの違いに注目してみます
お礼
抜けのよさ+S/N比(笑)また変なこと言ってしまいましたが いいレンズは、鏡筒の反射防止対策もきっと万全ですね。