こんばんは。
7月26日は、宮城沖ではなく、
宮城県北部の「直下型」地震です。
9月26日は、千葉ではなく、
十勝沖地震です。
ちなみに、5月26日に、
宮城沖の地震が起こりました。
2ヶ月ごと、しかも、まさに26日に
結構大きな地震が起こっているのは、
偶然にしては面白いですが、
これらの地震は、その規模も、深さも、起こり方も
バラバラで、関連性はほとんどないでしょう。
単純に「26日」に注目して大騒ぎをするなら、
その人は、すでにオカルト・神秘主義の世界の方です。
現在の科学では、
それほど詳細には大地震の発生を予知できません。
例の電波観測の串田さんの「予知」とその公表は、
いろいろ疑問点・問題点があるとは思いますが、
それなりに科学的な態度であったように
私は感じています。
が、今回の関東の地震を彼が予知したとは
言えないとも思っています。
地震の予知には、
いわゆる「予知の三要素」と言われるものがあります。
すなわち、 「日時」・「場所」・「規模」 です。
これらがすべてかなりの精度で一致して、初めて
予知に成功したと言えると思うのですが、
串田さんの予知では、日時と規模を大きくはずしていると
私は思っています。
現代の科学ではまだまだこの三要素すべてを
かなり正確に予知することはできません。
ですから、そのような情報に接しても、
それらはすべてデマですから、
気にしないようにして下さい。
ただ、日本はいつどこで被害地震が起こっても
それほど不思議ではないところですから、
地震に対する備えを常にしておくことは
良いことだとは思います。
11月26日に地震は起こるか。
それは起こります。私でも「予知」ができます。
世界中のどこかで。
あるいは日本でも、規模が非常に小さい地震なら。
(地震は、マグニチュード1クラスの地震なら、
日本だけでもほぼ毎日起きています。)
日時だけが確定していても、
場所と規模があやふやなら、
それは本当の予知ではありません。
それでは。