正直、カタログ値20弱で、実燃費が市街地で10出ていれば上等です。
まあ、燃費向上の方法はあれこれありますが、No2さんの言うように、車やドライバー、周辺環境に合う、合わないはあります。
しかし、どれほど頑張っても、市街地でカタログ値と同等の数値が出ることは絶対にない、と言い切ってしまっても問題ありません。
おそらく、頑張っても12~3出ればかなりすごい方でしょう。
そもそも、ヴィッツやプラッツの車体は、1300だとちょうどいいですが、1000には重くてパワーが足りません。
そのため、燃費重視でそっとアクセルあけると発進がめちゃめちゃトロくて後続車に煽られるでしょうし、流れに合わせて発進するとかなりアクセル踏むようになるので燃費伸びません。
もともと低燃費走行には向いてない車種なんですね。
燃費を良くするにはどうすればいいのか。
まずは、余計な抵抗を減らすことです。
タイヤを転がり抵抗の小さい低燃費タイヤに交換しましょう。
空気圧は規定値よりやや高めに。
エンジンオイルはこまめに交換してますか?
オイルもこまめに交換しましょう。
最近は低燃費オイルなんてのも出てますし、(どこまで効果あるかは疑問ですが)試してみるのもいいでしょう。
エアコンのコンプレッサーは、可能な限りOFFにしましょう。
大排気量車だと、もともとのパワーが大きいので、コンプレッサーONによるパワーダウンが全体から見れば小さいんですが、軽やリッターカークラスだと、もともとのパワーが少ないため、コンプレッサーに食われるパワーがかなりバカになりません。
私が会社で使ってる軽バンも、コンプレッサーのONとOFFで燃費が2割変わります。
A/Cと書かれたスイッチをOFFにすると、ただの送風になりますので、なるべくこの状態で使用し、どうしても耐えられない時だけONにして、少しでも使わないようにします。
窓を密閉し、内規循環にして冷房を入れておけば、ある程度まで車内が冷えると、しばらくA/CスイッチをOFFにして送風だけにしてもけっこう耐えられます。
で、室温が上がってきたら、またスイッチを入れる、下がったらまた切る、とやります。
夕方や夜など、気温が下がってきたら、多少蒸し暑くても、窓全開で走ればけっこう耐えられます。
こういう時はA/Cスイッチは切って送風のみにしましょう。
ヘッドライトやリアガラスの熱線など、電気を使う物をONにすると、その電力は発電機の発電量が増えることで賄われます。
発電機の発電が増える=発電機の抵抗が増えるので、それだけガソリンを消費します。
エアコンの風量も必要最低限まで落とし、ヘッドライトも信号待ちなどではこまめに消し、曇ってもいないのに前回曇った時にONにしっぱなしで忘れられたリア熱線などはOFFにしましょう。
次に軽量化です。
リアシートや内装外せ、とまでは言いません。
が、よく言われますが、トランクに積みっぱなしのゴルフバッグとか、タイヤチェーンとか、ありませんか?
タイヤチェーンなんて、夏場に使うことは絶対ないですし、冬場も必要な時は判断できるでしょうから、その時だけ積めばいいんです。
他にも、普段使わない余計な荷物は全て降ろしましょう。
まあ、スペアタイヤや工具まで下ろすことはないと思いますが・・・
軽くすればするほど燃費は確実に良くなります。
そして乗り方です。
車が一番ガソリンを大量に消費するのは、加速するときです。
発進や追い越しなど、加速する時には、なるべくアクセルをちょっとだけ開けるようにしましょう。
(ただし、遅すぎて周囲に迷惑がかからないレベルで・・・むしろ事故を誘発してキケンです)
出さないで済むスピードはなるべく出さない、せっかくガソリンを消費して出したスピードはなるべく殺さない、これを念頭に入れて、信号のタイミングなどに合わせてスピードを調整して、可能な限り加減速を減らし、一定速度で走るようにします。
今ここに挙げたのは、ほんとに燃費改善の一番基本的な部分です。
詳しく突き詰めて行けば、ドライバーの乗り方や性格、道路環境、車種などに合わせて、細かい改善方法はいくらでも出てくると思います。
ただ、さきほども言いましたが、どれほどいろいろな燃費対策をしようとも、街乗りでカタログの10.15モードのような数値は何をどうやっても絶対に出ない、と断言できます、
あとは、個人の努力でどこまで近づけられるか、というだけです。
一般的には「カタログの半分~7割が普通」と言われるので、現在の数値も決して異常ではないです。
ただ、もうちょっとは改善の余地があるかな、という程度です。
飛躍的に燃費を向上させたいのであれば、あとはもう車を買い換えるしかないですね。
ハイブリッドカーにでもすれば、フィットでもインサイトでもプリウスでも、10.15モードで30km/l以上のカタログデータが並んでいます。
普通に走っても15は走ることでしょう。
低燃費走行をすれば、軽く20を超えてくるでしょう。
家庭用のエアコンが、古いものを新型に買い換えると消費電力が激減するのと同様、車も最新のハイブリッドはなんだかんだでけっこう走りますよ、
お礼
省燃費の王道ですね。基本的アドバイスの項目は守っているつもりです。そろそろ買い替えですかね。