もう日数が経ってしまい本当に自信がないのですが、覚えている範囲で…。
娘の夫を送り出し、帰ろうと駅に向かうと、
松坂慶子が、途中で通る駅に自分の昔の恋人が住んでるのを思い出します。
その元恋人とは、結婚寸前に彼の父親が倒れ、その跡を継ぐことになり、
故郷に帰ってしまったので破談になったというのです。
それを聞いた西田敏行は少し嫉妬して、彼に会いに行くことを決めます。
そしてその駅に着きますが、丁度祭りの最中で人が多く、二人ははぐれてしまいます。
松坂は夫を心配しつつも、昔の恋人の元に辿り着きます。
しかし昔の恋人は自分を見ても思い出してくれませんでした。
彼がお爺さんになったように、自分もお婆さんになってしまったことを感じます。
一方西田は、妻を捜し疲れて居酒屋に。
酔いの回った西田は独り、愛しい妻と離婚という現実に涙します。
翌日、松坂は単身神戸に向かいました。
六甲オリエンタルホテルの屋上に登り、夜景を眺めている処に夫が…。
どうして比処にいると分かったか尋ねる妻に夫は、
「お前、『新婚旅行は六甲オリエンタルホテルに泊まって夜景が観たいの』
って言ってたじゃないか。つまらないことは覚えているんだよ。」
と。夫はこれまでの些細な日常のことを話し出します。
妻はそれを聞いて頷き、昼間見た震災の跡のことを話します。
「あんな酷いことがあったのに、もうこんなに綺麗な夜景が……。
壊れたものも人間はすぐに造り直すのね。」
と一言。離婚のことを揶揄しているかのようです。
松坂は夜景を観て「綺麗…」と、
西田は妻を見て、「ああ、綺麗だ」と呟きます。
帰りの新幹線の中で、夫は「仕事してみたらどうだ」と切り出します。
妻は驚きますが、夫は微笑みます。
「俺たちが離婚しても(子供の)親だし(孫の)おじいちゃんとおばあちゃんだ。」
そして西田は自分と妻の指輪を外し、片手に収め、松坂と手を繋ぎます。
二人は離婚したあともお互いを支え合うことを誓ったのでした。
……と、こんな内容だったと思うんです、が…。
セリフは違うかもしれませんがニュアンスは一緒です。
最後は本当に涙ものでした。離婚しないで欲しかったです。
あやふやですみません。。それでは長々と失礼しました。
お礼
kae54さん有難う御座いました、こんなに詳しく教えていただき、またせりふまで覚えておられ感服いたしました。 家内共々感謝致しております 有難う御座いました