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キリンカップ出場チームの決め方
シンプルな疑問が・・・ キリンカップ出場チームの決め方、今回で言うとチェコなどの相手国の決め方って、いつ、どのように、なにを基準に誰が決めているのでしょうか?
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こんばんは。 サッカーの国際試合は、ワールドカップやアジアカップなどの大陸別選手権以外の親善試合は当該協会同士での交渉となります。いわゆる「マッチメイキング」です。対戦相手確定までは長い時間と労力を要します。 国際Aマッチデーが限られていて、かつサッカー先進国は主力が海外組ということが多いので、ワールドカップ予選や大陸別選手権に向けての貴重な強化の場となります。4年に一度、ワールドカップや大陸別選手権が行われ、早い段階で予選も組まれるので、マッチメイキングは至難の業です。 その中で必然的に強化になる「いいチーム」を探します。弱いチームを呼んでも意味がありません。試合自体の興味も薄れてしまいます。 今回のキリンカップは全試合引き分けになりました。拮抗した力のチームを呼んだ、良い「マッチメイキング」だったと思います。 ペルーは南米の名門だし。チェコはワールドカップ準優勝二回・FIFAランクも一時は2位まで上がった国です。少し、イメージチェンジしましたが、素晴らしいチームでした。世界最高峰GKチェフを見れたのも嬉しかったです。 ペルーは南米選手権を控え真剣に戦ってくれたし、ユーロ(欧州選手権)予選最中で日程が空いていたチェコを呼べたのは良かったと思います。 キリンカップサッカーは前身のジャパンカップ時代から欠かさず見ていますが、昔は日本が弱すぎて欧州や南米の代表は相手にしてくれず、クラブチーム相手でした。 日本が国際大会で初めて優勝したのも、このキリンカップでその時の相手はイングランド・ブラジルの名門、トットナムとバスコ・ダ・ガマでした。ちなみに、当時の日本代表のユニフォームは赤色で、ラモス・カズ・北沢・福田・井原などのメンバーでした。 現在では、「キリンカップ」は世界サッカー界でも一定の評価を得た大会となりました。参加したい国も多そうです。今年はサッカー先進地域の欧州や南米との国際Aマッチは、今回のペルー戦・チェコ戦二試合だけになりそうです。 限られた試合で強化していく。試行錯誤もしていく。今回の日本代表の3-4-3、ザッケローニ監督が最後までこだわったのも分かるような気がします。