国民年金

質問

今まで払ってた国民年金を払わなくなるとどうなるんですか？
貰えなくなる・貰える額が少ないとかではなく、督促とかの意味で教えてもらいたいです。
よろしくお願いいたします。

回答No.1

9der-qder · ベストアンサー

督促は来ます。
ただし、税金とかと違い強制力はないので、督促を無視すればそれまでです。

ちなみに、過去にさかのぼって払えるのは前年分までです。
ですから、払えるようになったら払おうと思っても、5年も10年も前のものは払えません。

お礼

ありがとうございます！
簡潔でわかりやすかったです！

回答No.2

srafp

先ず、用語説明
　・厚生年金・改正前の船員保険・公務員などの共済・私学共済などをひっくるめて、法律では『被用者年金』と呼んでおります。
　・国民年金と被用者年金を併せて『公的年金』と呼ぶことにいたします。
では、ご質問に対する回答を書きます。
国民年金の保険給付（事故）には「老齢」「障害」「遺族」の３種類御座います。
１　保険料について
　・国民年金法第１０２条「時効」の関係で、滞納した保険料は納期限から２年以内の分に関しては追納が可能で。　⇒保険料を徴収する権利が時効により消滅するから。
　　【日本年金機構　Ｑ＆Ａ】　http://www.nenkin.go.jp/question/001/hokenryo_qa_ans01.html
　　　　↑ここのＱ０１２７を見てください。
　・保険料を滞納していれば、督促状が届きます［国年法第９６条］。
　・督促状が発せられると、年１４．７％で計算された延滞金が生じます［国年法第９７条］。
　・最終手段として国税徴収法に定めた手順に従い、財産の差押が実行されます［国年法第９５条］。
　　この時、充当の順番は「国税や地方税の滞納分」の次順位です［国年法第９８条］。
２　老齢給付について
　・（規定が細かいので、とりあえず２０歳以降）公的年金の保険料納付又は適切に申請して免除されていた期間［以降「保険料納付等」と書きます］が２５年以上の者には、老齢基礎年金の受給権が発生します。
　　そして、被用者年金の各法では「老齢基礎年金の受給権を取得している者」に対して夫々の老齢給付（例えば６５歳からの老齢厚生年金）の受給権が取得できます。
　・ですので、保険料納付等が２５年以上か否かで年金給付は変わってきます
　　２５年未満：老齢基礎年金は支給されない
　　２５年以上：老齢基礎年金は支給されるが、↓ＵＲＬ先にある計算式に基づき減額支給となる。
　　　　http://www.sia.go.jp/seido/nenkin/kyufu/01.html
　　　　ややこしい計算式だけど、保険料の免除期間が無いのであれば『満額×保険料納付月数÷４８０』です。
３　障害給付
　・障害基礎年金の受給権者には幾つかの条件があるが、保険料納付以外の条件を書くと
　　ａ　国民年金の被保険者期間中に初診日がある傷病が原因である事。
　　ｂ　障害の程度が、国民年金法に定める１級又は２級に該当する事。
　　Ｃ　従前に障害状態であった者をのぞき、６５歳前に障害が確定している事。
　・保険料納付要件としては、現在は特例が適用されているので次のどちらかに該当すれば良い。
　　原則：初診日の属する月の前々月までの公的年金加入期間の２／３以上が保険料納付等の期間である。
　　特例：初診日の属する月の前々月までの１年間に保険料の滞納が１回も無い。
　・よって、保険料の滞納と言う事実が、即、「年金を支給し無い」「年金額が減額」とは為らないが、滞納が長引けば当然に受給権は取得できない。
　　【障害基礎年金】　http://www.sia.go.jp/seido/nenkin/kyufu/02.html
４　遺族給付
　・遺族基礎年金は、国民年金に加入している者（加入していた者のうち一定範囲内の者）が死亡した時に、「１８歳未満の子供」又は「１８歳未満の子供がいる妻」に対して支給されるので、これに該当する遺族が存在し無いのであけば、保険料が如何こうは関係無い。
　　【遺族基礎年金】　http://www.sia.go.jp/seido/nenkin/kyufu/03.html
　・上記に該当する場合、障害のところで書いた保険料納付要件と概要は同じ。

お礼

詳しい説明をありがとうございました。
細かく内容も知らずに言われるがまま払っているってありますね。
勉強しなくてはいけないですね。