昨日。 見ました。
今回の事故起こったのは、運営して行く人たちも、それを監視する立場の人も、危険なことは全部無いことにして、皆癒着していたからでしょう。
結局、「原発安全神話」を国民に洗脳した本人たち自身も洗脳されていたわけです。
ドイツ人のある科学者は、ある一般教養番組の「核」についての最後で、
「「核」についての科学は、「人間はサルから進化した」と言った単純な科学ではない。
人間は20世紀に入って「核」を発見し、 其の膨大なエネルギーから原爆をつくり、またすぐにそれを平和利用として原発に利用転換したが、それは、あまりにも簡単に、スピード転換したために、『そこの間の研究』は殆どされていない。まるで、赤ん坊が宇宙最大のエネルギーを手に入れて、これでエネルギー問題は解決すると言っているようなものだ。 私は、「核」を否定しないが、人間が安全に「核」を利用できるまで、あと数百年掛かるだろう。」と、言っていました。
結局、原子力安全委員会、原子力安全・保安員も東電とその現場の人たちも国民から見れば、原子力のエキスパートとして、彼らは何でも原発については知っているのだろうと国民は信じさせられていたのです。
ところが、実は「原発はそんなに単純な学問ではなく、暴走した原発を止められる者はこの地上に誰も居ない。」と言う結論が、今でも多量の放射性物質を出し続けているの福島原発事故なのだと思います。
以前、原子力安全委員会委員長の斑目氏は「あんな怖いものありませんよ。結局はお金でしょ。」なんて、言っていました。 その恐ろしさを知っていたのに、するべきことを何もしてこなかった班目春樹氏と、松浦祥次郎(原子力安全研究協会 評議員会長)、また、原子力安全委員会から東電に天下りした人や原子力安全・保安員の寺坂 信昭氏、原子力村の住民、原子力を推進して来た人たちの罪は重いと思います。
今回の事故は安全管理を疎かにしてきた人的災害です。
お礼
ありがとうございます 日本には原発が危険なものという意識が欠如している気がします。その原因はたぶん安全という名の洗脳なんでしょう。 どうしてありのままを示すことをしないのでしょう。 利権はそれほどまでに甘美なものかと思ってしまいます。