- ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「異人たちとの夏」について)
異人たちとの夏|根本的な疑問についての解釈
このQ&Aのポイント
- 「異人たちとの夏」は邦画であり、質問者の一つのお気に入りの映画です。
- 質問者は主人公の両親が幽霊として現れる理由について疑問を持っています。両親は息子に会うたびに衰弱し、歳をとっていくのにも関わらず、なぜ会いに来たのか疑問です。
- 映画では両親の方が頻繁に息子に会いたがり、主人公が会わないと宣言するストーリーになっています。しかし、質問者はこの解釈に違和感を覚えています。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
以下ネタバレ * * * いやいや、両親はついに、息子の衰弱が自分たちのせいだと思って去って行ったではないですか。でも実際には違ったのです。 そもそもは、主人公が離婚などで精神的に弱っていたので、あの夏、さまざまな幽霊と遭遇したのです。そして偶然なのか、神か仏の思し召しだったのか、両親の霊力があったからこそ、あの孤独な女性はそれまで主人公をやりこめることができなかったのです。主人公を守ろうとする両親の力のほうが、自分のいる地獄に引きずり込もうとする女性の力よりも強かったわけです。最後に主人公は、人間に救われるのですけどね。 何もかもが嫌になって、自暴自棄になって、親としての自覚もなくなってきていたあの夏、異人たちとの出会いで、主人公は失われた少年期のありがたみを悟り、失った妻を認め、失いかけていた父性と友情を確かめ合ったのではないでしょうか。 * * * ネタバレ以上