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広島の原爆資料館は外国人にも学びやすい環境が整えられている
- 広島の原爆資料館は外国人にも分かりやすく、パンフレットや音声案内の言語の種類も多様である。
- 被爆者の体験談を英語で語る人もおり、どこからきた人でも訪れやすく、学びやすい環境が整えられている。
- ブラジル人学生たちの中にも感動し涙する子たちがおり、為になるようなことを得ることのできる場所であると感じる。
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私も何回か行ったことがあります。 確かに仰るように、人形などがありますね。 「わざと怖がらせようとする悪意」の話ですが、時計や弁当箱など実際の展示品以外は、当時被爆した人や体験した人、間近で状況を見た人の伝聞だと思います。 例えば「皮膚が垂れ下がりながら歩いている人がいた・・」というのはにわかには信じられない話ですが、実際はそれが皮膚なのか着物の焼けた切れ端がそう見えたのか分かりませんが、見た人はそういうような光景があったことを淡々と話し、記録されたものの集大成だと思います。 そういう人たちは、当時は小学校中学校あたりで記憶もおぼろげで、もしかしたら間違った内容を覚えている可能性もありますが、いかんせん体験者の語ったことですから、それを「言葉の重み」としてそのままにするのではなく、できるだけそれを皆に分かるように、イメージできるようにしようと腐心した結果かと思います。 もちろん人形にしても勝手な想像ではなく、できあがったものを実際に見てもらって確認したくらいはしたと思います。 オーバーとか嘘っぽいとかの感覚は見る人で違ってきます。 例えが適切かどうか分かりませんが、お化け屋敷があります。 皆怖がってキャーキャー言いますが、それを「どうせ人が演じているんでしょ、機械仕掛けでしょ」という感じで入ったら、何も面白くないし怖くないわけです。 純粋にその場の雰囲気に浸ることがその場の理解につながっていきますが、「オーバー」「悪意」という感覚を前提としたら、伝えたいことが何も見えぬまま終わってしまいます。 あり得ない人形やあり得ない体験談を目の当たりにして、オーバーと感じるのはいささか平和すぎる境遇だからかも知れませんね。
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- jeleekun
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こんにちは。私は原爆資料館に行った事がありませんが、広島原爆の被爆者の孫です。 私の祖父は旧日本軍の憲兵隊員でした。満州国より帰国をして広島市内にトラックで移動中に、 線路上の所で車が止まって、押して移動後、車の下に潜って修理をしていた所に「ピカッ」と巨大な光が射したそうです。トラックが動く様になって広島市内に行くと地獄の様な風景だったそうです。 それからと言うもの、祖母の実家が広島なので、不幸事があって葬式なのに、じいちゃんは広島に行こうとはしませんでした。いわく、広島に行けばあの風景を思い出して恐ろしいそうです。 この話は、実は祖父が亡くなった時に私の母から聞かされたものです。 実の所、私が直接、じいちゃんに「広島の原爆って、どんなんやったん?」子供心で元軍人だったら教えてくれるだろうと思い、聞いたのですが、じいちゃんは何も言わずにその場から居なくなりました。 小学校のときに「裸足のゲン」などで原爆被害に対する教育が盛んでした。私もウソだと思って、祖父に聞いてみたのでした。 実際の所は祖父しか分からない事なのですが、事実は原爆がもたらした大量の放射能の影響は私にもあるって事は確かです。祖父は大量の放射能を全身に浴びて甲状腺肥大と言う病気を持ってしまい、私の母も甲状腺系に後遺症があります。私は鼻の方に鼻茸と言う病気を持っています。原爆の影響で受けた被害です。 こんな酷い事をしたアメリカ人を日本人はどうして受け入れているのでしょうね?中国は徹底的に日本の批判をしているのに。「南京大虐殺」旧日本軍が中国軍捕虜を殺した。なんて中国の教科書には乗っているそうです。「中国人捕虜を殺した!」・・・当たり前ですよ。戦争なんだから。実際に戦争に行ってみれば分かることです。私もアメリカ国籍を取得して湾岸戦争に行きました。当然の事ですが、相手を殺さないと自分が殺されますし、食料が無い状態では相手と戦えません。ましてや自国の兵士達の食料が無ければ捕虜の食料も無い。殺すしかないのです。戦争ってこんなもんですよ。 私は現在、ヨーロッパに住んでいますが、恋人の話によると、「宗教は恐い」と言うイメージだそうです。理由は宗教が原因で何度も戦争を繰り返しているからだそうです。 もっとも、一番偉い人たちが、腕相撲やじゃんけんで勝負を決めたらいいのに・・・ どうしても殺したかったら、拳銃をこめかみに突きつけてロシアンルーレットで勝負したらいいのに・・ そうすれば罪の無い民間人達が死なずにすむのに。世界のどっかで武力衝突が起きる度に、毎回、その様に思います。
お礼
丁寧なご回答ありがとうございます。 経験者の体験談というものは本当に尊いものだと改めて思います。 今日、原爆資料館に行ってきたのですが、やはりあの場所へ行くと今自分が自然に生きていることにありがたさを感じずにはいられません。私もお金や時間や命を無駄にして戦争をするよりも大統領やら総理大臣やら何かの団体の指導者やらが殴り合いのケンカをしたら済む話なんじゃないのかなと、戦争や紛争のニュースを見るたびいつも思います。 今回で原爆資料館を訪れるのは3回目なのですが、客観的なデータが多く、見学者への配慮も行き届いており、とても優れた場所が提供されていると思いました。しかし、人形だけはどうもまだ信じいれませんでしたが。
- HAL2(@HALTWO)
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私も修学旅行で原爆資料館 (広島平和記念資料館) に行った経験があり「ブラジル人学生の一部」や「御質問者様」と同様な感想を抱いたものですが、体験者一人一人の真実はどのように繕っても決して他の人には伝えきれないものですし、展示の意図をどう受け取るかの入館者側の感想も人それぞれですので、「展示内容を改めるべき」というほどの反感は抱きませんでしたし、感情に流されて真実を見失わぬよう自分なりの理性でフィルターをかけながら原爆というものを学ばせていただきました。 「中国の侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館 (俗称は南京大虐殺紀念館) のような設立背景からして信じがたい抗日記念館 (下記参考 URL ページの「日本からの要請と寄付」参照) 」とは違って、広島平和記念資料館は「事実 (真実は上記のように体験者ごとに違うでしょうからここでは事実に固執します)」を正確に伝えようとしている点では高く評価できると思います。 (「はだしのゲン」という漫画は事実とは到底受け取れない「事後でしか考えつけない創作部位」が多くて大嫌いなのですが・・・) 「日本人のための神社であって外国人は観光で見学することはできても批判する権利はない靖国神社とその資料館」とも違って、広島平和記念資料館は広く世界に平和を訴えるために設立された資料館ですので、その Web Site http://www.pcf.city.hiroshima.jp/ は是非、海外の活動家達に英語版やラテン (ヒスパニック) 版のリンクや字幕付き動画を作って欲しいものですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 広島の原爆資料館は世界的に見ても情報が整理され、客観的で、訪れやすい優れた資料館であると私は思います。未だに人形についてはそう思えませんが・・・ 原爆の被害それのみではなく、戦争そのものや、現在の被爆地ヒロシマとしての活動などにも焦点が当てられておりとても内容の濃いものだと思います。 それを見た個人の意見はもちろんいろんなものがあると思いますが、自分なりに判断することは決して悪いことではないことを学ばしていただきました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ブラジルという異国の目線で被爆地ヒロシマや、太平洋戦争や、原爆について彼らから話を聞けたことはとても良い経験でした。だからこそ彼らが悪意と表現したものが、私にとっては新しく感じてとても気になっていたのですが、やはり彼らの中でも意見が割れるように一概にそう思われているとは言えないようですね。