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抗がん剤の種類を知るサイト
父が肺がんになり、一応手術はできたのですが、主治医の先生が念のため、抗がん剤を飲んでも良い(飲まなくても良いともいわれました)とのことで、父も悩んでいます。つまり、主治医からは本人しだいで、どちらでもといわれてしまい、困っています。そこで、主治医から進められたUFT(肺がんに唯一効果が認められているといわれました)という抗がん剤やほかの抗がん剤のことが詳しく乗っているサイトなどご存知でしたらお教えください。それを、参考に父とも話し合いたいと思っています。ちなみに父のステージは1Bで、リンパへの転移は見られませんでした。よろしくお願いいたします。
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質問者が選んだベストアンサー
ここまでやんわりと答えてきましたが何を言いたかったかはっきり書きます。 ご質問は術後にUFTを飲むか飲まないかということでした。最初、この質問に関してはあまりに専門的過ぎて僕が答えるべきではないと思いました。 専門的かつ質問者の方のご家族の今後に関わる大事な話ですが、逆にそれゆえに安易に答えるべきではないと思いました。 薬のサイトなどの紹介は良いと思います。 しかしこの話題に対して補足要求し、一般の方が答えようとしているのを見て大丈夫なのだろうかと思い発言したわけです。 ステージや組織型で自動的に治療がきまり、ネットの検索だけで全てが得られるならそれは楽でしょう。医療はそこまで単純ではありません。 収縮して胸膜を引き込んだ患部や、きれいな胸壁を見たのでしょうか。回復過程や検査データを見ていたのでしょうか。一番理解しているのは主治医だと思います。この場で協力できることは限られています。 #6に書いたように主治医の先生の考え方がおかしいなどとは思いません。 #8でわざわざ論文を出したのは「根拠となる論文を求めては」とあったからです。現実問題、患者さんサイドから「根拠を教えてくれ」などと言うのは勇気がいると思いますし、僕が「根拠はここにある、そんなことを主治医に求める必要はありません」と言いたいがために発言したまでです。UFTの効果を知らしめるきっかけとなった論文を提示したまでで細かな議論をしようなどとは思っていません。 セカンドオピニオンをと口にすることは楽でしょう。しかし実際にデータとして何が必要でしょうか。検査データ、CT、病理所見、手術所見、評価にはこれらは最低必要です。これらを持って他の施設に行くのも大変でしょう。主治医の先生はどう思うのでしょうか。 医療に疑念を抱くこともあるでしょう。専門的に細分化されていくことも理解できますけど。 喀痰や気管支鏡検査から診断し、プランを立て、呼吸機能の検査をし、CTをとり、全身検索をし、細かいリンパ節の腫れ具合をチェックし・・・様々な過程を経て退院、外来通院に到るわけです。 ここまでたどり着くのに患者さんご本人とご家族、主治医も大変だったと思います。 思わぬところで無責任な発言をされ、軽くセカンドオピニオンと言われてしまう、信頼関係を築き、治療のために日夜働いてきた主治医という存在はなんなのでしょうか。 涙が出るほど虚しくなります。 質問者の方へ。こういう発言になってしまい申しわけありませんが、僕の意見は書いたとおりです。 主治医の方が話しやすい方なら「もし先生だったらどうしますか?」っていう聞き方もよいかもしれません。これは医師によりますかね。僕なら真面目にうーん、と考えて込んでしまいます。
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- blackleon
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通りすがりの者で恐縮です。補足の質問についてですが、 「adjuvant group」というのは、手術を施行した後に抗癌剤の投与をしたグループのことです。手術単独の治療を施行したグループとの間の治療成績の差を検討しているわけです。
お礼
ありがとうございました。PCについている翻訳ソフトでは出てこずに困っていました。なるほど、そういうことなんですね!ありがとうございました。
MiJunです。 本筋ではありませんが、Kick-start先生の紹介の参考文献2ですが、今回のケースでは以下の論文の方が適切ではないでしょうか・・・? (2では化学療法群がPVM+UFTでは) 「Advantage of post-operative oral administration of UFT (tegafur and uracil) for completely resected p-stage I-IIIa non-small cell lung cancer (NSCLC).」 それともoriginal paperは確認してませんが、比較試験の群が細かく分かれていて、(手術+UFT)群もあるのでしょうか・・・? いずれにしても、Kick-start先生の紹介の東北大グループの論文を見るとこれからの大規模比較試験の結果待ちでしょうね・・・? (この臨床試験では長期投与で投与量の減量はありそうですが、severeな副作用はなさそうですが・・・?) ご参考まで。
- 参考URL:
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=9761434&dopt=Abstract
お礼
すみません、うっかり今きがつきました!お礼の欄ではなく補足にお礼を記入していました!本当にありがとうございました!
補足
#7の補足と重なりますが、沢山のアドバイスありがとうございました!
- Kick-start
- ベストアンサー率65% (39/60)
補足です。 そもそも5,6年前にステージ(1)がABに分かれたいきさつとしてT1N0M0とT2N0M0の間で5年生存率に差が確認されてきたという事実があります。 #7で示されている論文の著者である和田先生のグループが積極的に研究を進めており、(1,2)がUFTの効果を支持するもともとの論文になっていると思います。これらの中では非常によい成績を収めています。(これがUFT有効の根拠となっていると思います。主治医の先生の「唯一効果のある薬」という言葉もここからだと思います) しかし、#6に書いたようにその後議論は続いたようでこの過程は良く知りません。 今年になって別なグループが発表した論文があり、http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=12711119&dopt=Abstract こちらでは統計的に有意差はないと結論付けています。しかしさらに大規模な研究が必要だろうと締めくくっています。 論文の解説が必要ならおっしゃってください。 (1)Wada H et al : West Japan Study Group for Lung Cancer Surgery : J Clin Oncol 14 : 1048-1054, 1996 (2)Wada H et al : Eur J Cardiothorac Surg 15 : 438-443,1999
補足
#6の補足と重なりますが、沢山のアドバイスをありがとうございます。さて、回答に解説が必要ならと書かれているので、ずうずうしくお聞きします。サイトの中の論文のadjuvant groupとはどういうグループなのでしょうか?すみませんが、よろしくお願いいたします。
MiJunです。 たまたま手元に ・肺がん診療と化学療法(ヴァン メディカル、2003年) がありますが、この本によるとstage IAと異なり、IBでは5年生存率が悪化し、これは全身性の微小転移の存在によるとの記載があります。 ⇒ここで術後の化学療法が必要かどうかが問題になります。 ⇒Kick-start先生のアドバイスのように学会でも治療法に関してコンセンサスが得られてないのではないでしょうか・・・(自信なし!)? ただ以下の参考URLは参考になりますでしょうか(内容未確認!)? 「Adjuvant treatment of early stage non-small-cell lung cancer」 この論文に「UFT」に関して記載があるようです。 ⇒担当医を通して、UFTの臨床データの説明を求めてはいかがでしょうか? ⇒最近では「Evidence-based Medicine(EBM)」が言われており、その意味でも根拠となる論文の紹介を求めてはいかがでしょうか(内容の理解は困難かもしれませんが)? あるいは肺がん専門病院でのセカンドオピニオンを求めるのも良いかもしれませんね・・・? ご参考まで。
補足
しばらく、実家に帰っていたら皆さんからたくさん答えがあっていてびっくりです!参考のURLは見させていただきます。Mijunさんには沢山のサイトを教えていただきありがとうございました!この質問でこんなに親切に回答いただき、親身になっていただき感謝の言葉も無いです。本当にありがとうございました。
- Kick-start
- ベストアンサー率65% (39/60)
補足要求の続きがまだ来ていませんが。 医師です。専門外ですが。 UFTは期待の抗癌剤で肺癌にもつかわれて来ています。ただ、ステージ1の術後投与に効果があるかどうかは多分まだ結論が出ていないと思います。効果がある、というデータもあるし、それに反論するデータも出てきたりという感じだと思います。 (この辺の経緯に関しては正直、自信ないです) スタンダードな治療とはなっていないと思いますし、なかなかネットで調べるのも難しいかもしれません。専門家の中の専門家も悩むところだと思います。「念のため飲んでもよいし、飲まなくても良い」というのはそのあたりの葛藤から出た言葉だと思います。どちらでも、と聞くと困ってしまうかもしれませんが、最新の治療を意識している先生だなとの印象を受けます。 副作用がどの程度でるかを聞いてみて、総合的に判断してみてはいかがでしょうか。 結局僕も分からないということしか言えませんが・・・。
補足
しばらく、実家に帰っていたら皆さんからたくさん答えがあっていてびっくりです!すごくうれしいです。たしかに、先生に「先生はどう思うんですか?」と聞いたら「はっきりいえません。おまかせです」とのことでした。それだけ、癌の治療については難しく、素人の私がサイトをまわって調べれるものではないということもわかりました。お答えの、#7.8.9も読んでの補足になってしまい、すみません。でも、いろいろ知らないことが少しでもわかるのは、むちゃくちゃうれしいんです。ありがとうございました!
MiJunです。 >どうしようか悩んでおり 何を心配されているのでしょうか? 補足お願いします。
補足
はい、副作用があっても抗がん剤を飲むべきか、飲まないでいるかということです。そこで、抗がん剤について詳しいサイトを探していました。私は、少しでもいいものなら飲んで欲しいのですが父は、まだ悩んでいます。そこで、少しでも医師が進めるUFTの情報がほしかったんです。何度も、ありがとうございます。
MiJunです。 追加情報です。 以下の参考URLは参考になりますでしょうか? 「肺がん治療ネット」 ●http://www.cancernet.jp/drugs/index.html (知っておきたいガンの薬) ここで商品名で「ユーエフティー」を選択してください。 ◎http://www.wjtog.org/ (西日本胸部腫瘍臨床研究機構) このページの左端で「一般向け図書室」を参考にしてください。 ご参考まで。
- 参考URL:
- http://www.akiba.gr.jp/tcp/
補足
重ねての、回答本当にありがとうございました。前よりは一般的なサイトで読みやすいです。父には、こちらのほうを見せようかと考えています。ありがとうございました。
>一応手術はできたのですが 癌細胞の切除およびリンパ節の切除をできたのでしょうか・・・? 肺癌には大きく分けて ・小細胞肺癌(SCLC) ・非小細胞肺癌(NSCLC) があります。 それから病期(ステージ)と組織型は・・・? >主治医から進められたUFT 情報不足で分からないのですが、一応オペは成功して再発予防に5-FU系の経口制癌剤を投与することになったのでしょうか・・・? 以下の参考URLは参考になりますでしょうか? 「肺がん」 リンク集ですが、この中で「治療」「薬物療法」「薬」等を参考にしてください。 専門的で理解しにくいかもしれませんが、 ●http://www.ccijapan.com/pdq/summary/japanese.jsp (非小細胞肺癌) ●http://www.ccijapan.com/pdq/summary/japanese.jsp (小細胞肺癌) ご参考まで。 補足お願いします。
補足
詳しく、記入できなくてすみませんでした。まず、父の癌は、非小細胞肺がん(腺癌)でした。オペにより、がん細胞はすべて取り除けました。リンパへは、転移していないので切除しておりません。ステージは、先生から1Bといわれました。教えていただいたサイトで見ると、T2、N0、M0だと思います。 また、ご指摘の通り、再発予防として、投与を検討するように先生から言われており、どうしようか悩んでおり、ご相談しました。 教えていただいたサイトは専門的でしたがすごく参考になりそうです。ありがとうございました。
- pta
- ベストアンサー率26% (44/164)
下記のサイトをおすすめ します。 http://www.eminori.com/drug/drinf001.html, http://www.okusurinavi.com/
お礼
すみません、うっかり今きがつきました!お礼の欄ではなく補足にお礼を記入していました!本当にありがとうございました!
補足
ありがとうございました!お薬に関する質問のサイトも教えていただき、助かります。
- ADEMU
- ベストアンサー率31% (726/2280)
薬のことでしたら、参考URLが私はお勧めです。 販売されている全ての薬の能書があります。
お礼
すみません、うっかり今きがつきました!お礼の欄ではなく補足にお礼を記入していました!本当にありがとうございました!
補足
ありがとうございました。早速調べてみます!いろいろな、薬のことが解りそうです。
お礼
親身なアドバイス本当にありがとうございました。実家の父にもこの内容をもとにどうするかを(抗がん剤を飲むか否か)決めて行こうと思います。 おっしゃっているとおり、父の病状をよくわかっているのは主治医だと思います。また、セカンドオピニオンについても現在はアドバイスいただいていますが今の主治医がすごく親切な方なので考えてはおりません。色々な情報を頂き検討を重ねます。本当にありがとうございました。