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雪崩捜索に使用するビーコン等の活用について
救助活動に従事している者です。 雪崩が発生し埋没者を捜索する際にビーコン等を使用していますが、 今回の地震を含め土砂災害時には有効に活用できるのでしょうか? なぜかと言うと、今回の震災で警戒にあたっている方や、土砂災害現場にて復旧を行っている方が万が一、土砂崩落に巻き込まれた場合の埋没場所の特定を考えています。 土砂災害現場等で活用している方がいらっしゃいましたらご教授ください。 ビーコンとは雪崩で埋没した人を探し出す無線機のことです。 ここのサイトでビーコンの詳細が載っています。 http://webbee.web.fc2.com/index.html
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土砂埋没に対して、雪崩ビーコンは 有効かということですが、有効だと 考えます。 しかし、それは、他の方法(救助犬他) より優れているという意味ではありません。 救助犬、スコープなども有効です。 雪崩ビーコンは、初期捜索段階で 捜索、救助に現場ですぐにはじめることが できる点で優れていると言えます。 位置の特定は、電波を送信している 埋没者の状況により、変化はあると 考えられます。 電波は、水を通らないという 原理から行くと、水分を多く含む 土砂では、電波は弱くなります。 また、でこぼこした砂や石などの 障害物により拡散してしまうことも 考えられます。 雪崩の雪でも同じく言えることですが でも、雪には隙間が多くあります。 電波は、その隙間を通りぬけてきます。 あくまで、初期段階での捜索には ビーコンを持っていないよりは 持っている方がはるかに有効であると 考えます。 電波法の関係は、今のところ、雪崩ビーコンの 使用に、免許、許可は必要とされていません。
- 参考URL:
- http://www.backcountry.co.jp
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- utyuutarou
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雪崩のときのビーコン発信機は雪の中に埋もれている人をビーコン電波の到達方向から場所を特定して、救助する手段です、しかし、災害時にはビーコン電波を遮断する、、自動車、トタン板など金属性瓦礫、鉄筋コンクリートが、人に上に乗っていると電波が遮断されることになります、 ですので災害現場では、もし、ビーコン電波発信機を携帯していても、探し出すことが確実にできるかといわれると困難でしょう、またビーコン発信機はそれほど、スキー愛好家には普及していません。電波法の規制もあります 一番最良の方法はGPS衛星の位置信号を受信して、携帯電話を持ち歩いている人の場所を知らせる、GPS衛星受信機能つき携帯電話でしょう、、これなら携帯電話やパソコンの画面に位置が特定できるでしょう 携帯電話の番号があらかじめ特定しなければ探し出すことはできません 瓦礫に埋もれた人を発見するには、嗅覚の優れた救助犬、、人間が吐き出す二酸化炭素を感知するハイテク装置、ファイバースコープカメラ、埋もれた人が発する音を聞き取る救助作業者しかありません
お礼
お礼、遅くなり申し訳ございません。 >災害時にはビーコン電波を遮断する、、自動車、トタン板など金属性瓦礫、鉄筋コンクリートが、人に上に乗っていると電波が遮断されることになります 雪と違って電波の遮断は承知の上でした。 >一番最良の方法はGPS衛星の位置信号を受信して、携帯電話を持ち歩いている人の場所を知らせる、GPS衛星受信機能つき携帯電話でしょう、、これなら携帯電話やパソコンの画面に位置が特定できるでしょう これは知りませんでした。 有事の際に使える様なのがあれば活用していきたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
お礼遅くなり申し訳ありませんでした。 >あくまで、初期段階での捜索には ビーコンを持っていないよりは 持っている方がはるかに有効であると 考えます。 まったくその通りだと思います。 最終的には救助犬等の捜索になると思うんですが、事故直後の初動に使用したいと思っていました。 >土砂埋没に対して、雪崩ビーコンは 有効かということですが、有効だと 考えます。 自分はどうなのかなと半信半疑なところもありましたので有事の際に役立てたいです。 ありがとうございました。