大地震のニュースが流れた瞬間は円安に振れました。
しかし、先日に起きたNZとは状況が違い、NZDはその後も下落しましたが、円は買われ出しています。
色んな説があるようですが主だったモノは３つ。
阪神淡路大震災の際にも円高になりました。これは、被災者への義捐金や復興費用など多額の費用が必要となると判断した各企業の海外支店から相当量の日本円が送金されたことにより、外貨から円に多額の資金がシフトされたと言われています。
市場はこのことを覚えていて反応している。と言う見方。
元々、日本は外需依存型の経済構造ですが、震災により多くの住宅や施設が破壊されたりしたことにより、被災者などの救助活動が終了しすると、今度は復興へと向かいます。
この復興はある意味で内需になります。一部報道では１０兆円規模の震災復興のための補正予算が検討されているとも言われています。そうしたことを見越して、日本経済が立ち直る切っ掛けになると判断されている。と言う見方。
確かに震災は日本にとってはダメージが大きいですが、成果規模で見ると、未だにリビアの問題は解決していませんし、日本経済が今以上に停滞することで、世界経済に与えるダメージも大きいと判断され、安全資産として買われている。と言う見方。
こんな感じなのだと思います。
お礼
回答ありがとうございました。 日本は世界からまだまだ、底力があるとみられているのでしょうね。