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為替レートについて

この間、中国に出張で行ってきました。向こうで使うお金を「元」に交換しなければと思い 交換所に行って不思議に思ったのですが、 円→元 14.26 元→円 10.30 となっていました。15000円を元に交換して、その元を円に交換すると 11,000円くらいに減ってしまう計算になりますよね。 どうしてレートが変わるのでしょうか? これだと円を元に交換したら使い切らないと何か損した 気分になります。 お詳しい方、いましたら教えて下さい。

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回答No.2

ひとつは手数料ですが、その交換所の手数料(売りと買いのスプレッド)が広すぎるようですね。 空港にある交換所ではもう少しスプレッドが狭かったとおもいます。 もうひとつは、正に質問者さんが感じたように、「元を円に替えたら損する」と思う状態に維持したいと、中国政府が考えてるからではないでしょうか。 つまり、外国為替の手数料を高く維持することで、中国人の元からの逃避を阻止する必要があるからです。 中国国内では不動産バブルで巨額の元を手にしたニューリッチ層ができていますが、彼らには手持ちの元をキーカレンシーに交換したいという欲求があります。ですから、もし、キーカレンシーに交換しやすくなると、外貨への逃避が進展することになり、中国の不動産バブル=好景気が終焉し、中国経済がハードランディングする危険があります。 中国国内の金持ち(元持ち)は、外国通貨に替えると損をするので、しかたなく手持ちの元で不動産バブルのババ抜きに参加している状況です。手数料だけでなく、外国為替規制も厳しくて一般の中国人は手持ちの元を外貨に換えることが許されません。 特権階級だけが、多額の手数料を負担して外貨に換えることができます。 いづれにしても、元が「他国通貨に替えられない」という状態が維持できないとバブル景気が終焉します。

katotyan2
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 複雑な中国事情についてまでご回答頂きありがとうございます。大変参考になりました。

その他の回答 (1)

  • aokii
  • ベストアンサー率23% (5210/22062)
回答No.1

手数料でしょう。

katotyan2
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 両方とも手数料込みでのレートでした。

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