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小麦価格高騰について
オーストラリアとかロシアでの災害で輸入小麦価格が高騰していると見聞きします。国内消費量の90%を輸入に頼っていると聞くに及んでなぜ国内で生産量を上げるようにしないのでしょうか。 米については主食ということもあるのでしょうが 稲作については昔から補助金を出してそれも余りあまっても補助金で保護しているのに小麦についてはそんな話を聞きません。 単価が安いから作らないのか補助金が出ないから作らないのかわかりませんが90%も輸入に頼っている割にはほとんど話を聞きません。輸入50%(根拠はありません)になるくらいまで政府農業団体は推奨するべきではないでしょうか? TTPで農業は特に稲作は揉めておりますが稲作については少し過保護すぎる感じもしております。勤めをしながら兼業できるのは稲作だけです。野菜農家は兼業はマズ無理です。それに農業関係のTTP反対はパフォーマンスとしかみえません、補助金目当ての。 政治家も票が欲しいばかりに突っ込んで改革に取り組めないように思えるのですが。
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- poolisher
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農業としての生産だけを議論するのであれば、転作奨励等で生産拡大を するという政策はありうるかも知れません。 しかし、小麦粉の消費はそのほとんどが、食品加工を経て消費されます。 これが米飯としてほとんど消費される米との大きな違いです。 国産小麦の生産・消費を増やすためには、加工・流通もそれに対応しな ければなりませんが、残念ながら加工についてはそう簡単ではないよう です。 例えば、パンについて、ネットでも調べればわかりますが国産小麦粉で パンを量産する技術はいまだ普及に至っていません。 政治的には小麦は関税かけてその税金を農業振興に回しているなど、 全体としてのエコシステムが確立しているといった背景もあります。 余談になりますが、TPP開国をして真っ先に潰れる産業は米農家では なく、小麦粉関連業界ではないかという噂もあります。 安い、小麦粉、小麦粉製品、冷凍生地が輸入可能になるからです。 体系的に説明するほど知識があるわけではありませんので断片的な回答 になりますが、ご参考まで。