- ベストアンサー
地方の郵便局が担っている機能・サービスについて
地方の郵便局がその住民に提供している機能・サービスというのは、 都市部と比べてどういった点で異なるのでしょうか? 都市部暮らしが長く、具体的にイメージできません。 そのサービスがないと、どういった人がどれぐらい困るのかを知りたいです。 宜しくお願いします。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
その街に唯一の金融機関であったり(農協でさえ集荷にしか来ない地域もままあります)、行政機関を兼ねていたり(税金や公共料金の払い込み先や住民票の郵送取り寄せ、年金の給付窓口等)、郵便配達の時に貯金や保険の取り扱いもする(地方だと郵便局業務全てを出前する場合がある)、等かなり便利な存在です。 だからこそ、郵便配達が安否確認の手段となります。 限界集落の維持手段に不可欠ですが、民主党政権は「政府は限界集落の維持義務を負わない。都市部に出て来るよう求める」と国会答弁ではっきり言明しました。
その他の回答 (5)
質問者さんの「機能・サービス」が具体的に何を心配なされているのかよくわかりませんが、「簡易郵便局」でもない限り、ほぼ同じだと思います。 (振込用紙での専用機を使っての振り込みはなく、窓口対応ですが) 数万人(以上)程度の市街地ならば、面積あたりの郵便局の数は、都市部よりも多いのではないでしょうか。 また郵政民営化後に廃止統合された郵便局も私の近くでは聞かれませんし。 いわゆる都銀はないところが多いため、全国へ手早く送金するには郵便局が便利ですが、それは銀行の問題なので郵便局のサービスとしては変わりません。 もっとも「簡易郵便局」とかだと、かなりサービスが貧弱みたいですけど。
お礼
質問の仕方が悪かったのかもしれませんが、 地方独特の機能・サービズ(業務外含め)を意図していました。 今までご回答頂いた方々からの回答のようなイメージでした。 ご回答ありがとうございました。
- nama777
- ベストアンサー率26% (183/699)
郵便配達人が地域住民の安否確認を担っていることもありますよ。 限界集落などでは独居老人世帯が多く、山中のほったて小屋のような所に住んでいます。お隣さんは2つ向こうの山なんてことも多い。そんな断崖絶壁のような険しい道でも、郵便配達人は原付でガンガン入っていきますが、あの意識には頭が下がります。もしあれがないと、死後誰にも気づかれないまま白骨化することだってあるでしょう。
お礼
地方の郵便配達員って結構すごいんですね! 様々な役割を持たれている。 特に福祉的な役割が多い気がしますが、福祉は本来行政がやるべきことでは? ・・・という疑問が湧いてきました。 もっと勉強してみようと思います。 ご回答ありがとうございました。
- goold-man
- ベストアンサー率37% (8364/22179)
村の辺鄙な所に郵便局がなく、農協がある場合、農協が簡易郵便局に指定(?)されていることもあります。(農協は貯金や保険はできるが、郵便物の仕事はしないので住民が困るため) また、辺鄙な田舎では「新聞配達」の制度がなく、郵便配達員が実質的に新聞配達をしていることもあります(第3種郵便物として郵送されるものを配達するから) 「国民文化の普及・向上のために、郵政公社の認可を受けた新聞・雑誌等の定期刊行物を内容とする郵便物を割安な料金で取り扱う」郵便制度 http://www.gem.hi-ho.ne.jp/sayopee/post/dai3shu.html
お礼
どちらも初めて知りました。 新聞配達まで郵便配達員の方がされるんですね! 非常にためになりました。 ご回答ありがとうございました。
- kyo-mogu
- ベストアンサー率22% (3398/15358)
民営化になり分社化が行われて非常に困っているのがお金の扱いです。最初の回答にあるように金融機関が郵便局だけの所も多い。農協とかもあるかな。都市銀行なんてねぇ有りませんよ。 で、お年寄りの方からお金を預かって郵貯に入れたり出したり、保険もなにもかも配達員が出来ました。ふるさとゆうぱっくとかもセールス出来ましたし。配達する人が全部できましたが。これが一切出来なくなっています。 このあたりのことは民営化の事でもめているときに散々出てきました。 それとふるさと小包で地方の名産品を扱ったりもしています。大ヒット商品も出てくることも多いですよ。
お礼
配達員の方の存在が地域の方々の幸せに繋がっているのですね。 先の回答を見てもよくわかりました。 でも・・・それって本来郵便局員の仕事ではないんですよね? 手違い等が発生した時のことなど想像するに怖いですね。。。 ご回答ありがとうございました。
- amuro-rei
- ベストアンサー率13% (151/1084)
ホントのど田舎って、金融機関が郵便局しかなかったりする。 今でも玄関先にお金が郵貯銀行の通帳と、お金が置いてあって、郵便配達夫に入金しといて くれってことがある。 田舎だと全然違うわな。 歩いて10分以内にATMがいくつあるって話が都市部なら出来るが、田舎だと ATM自体が壊滅してるとなれば・・。
お礼
入金まで配達員がやることもあるんですね!? コンビニなどもない過疎地では確かに・・・。 インターネット普及率が上がれば少なくとも対応できないことはないですが、 触ったこともないご老人方は拒否反応を示すでしょうね・・・。 ご回答ありがとうございました。
お礼
金融期間・行政機関は今やネット一本繋げれば同等のサービス提供が可能です。 行政がやる気を出せば格安で対応可能です。 また、配達員が貯金や保険の取り扱いをしてくれるのは福祉の問題です。 これも国民・行政が真剣に考えるべき問題の一つです。 (本来の郵便局員の仕事ではありません) 郵便配達が限界集落の安否確認の手段となるのですね・・・なるほど・・・。 ということは、民主党の発言には裏があるのではないでしょうか? ・・・国民新党に配慮したのでは? 限界集落の安否確認の手段として有効 ↓ 郵便事業の優位性を保てる かつ 「地方分権」という、せっかく中央を取った民主党にとっては厄介な正論、勢力を封印できる ↓ 国民新党のために一役買える …あくまで推論なのでもっと勉強します。 非常にためになりました。ご回答ありがとうございました。