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腰椎麻酔の合併症
一昨日痔の手術を腰椎麻酔で受けました。 針を刺す前から医師は「わかりにくいなぁ」と言いながら腰に針を刺していましたが、直後から頭がボーっとして意識がもうろうとなり目も開けられないくらいになりました。20分位で徐々によくなってきましたが、本来の手術部位である肛門は全然麻酔が効いておらず、局所麻酔(ロカールと言っていました)を何回も追加しました。これって腰椎麻酔が失敗したってことでしょうか?それとも起こり得る副作用なんでしょうか?主治医は「麻酔は効いていたよ」って言っていましたが、私には納得いきません。 わかる方、同じような体験ををされた方、どうか教えてください。よろしくお願いします。
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まず患者さんにとっては不安の除去です。見えない部分を手術するわけで「何をしているのだろう」と不安になるでしょうし。 術者にとっては手術中にそのままの姿勢で居てもらうことで手術がしやすくなります。術野が動いているとやりにくいだけでなく、危険でもあります。 憶測ですが、このようなケースが考えられます。 最初、セルシンを投与し、ぼーっとされているところで手術を進めていたのが、途中でa-ryさんが痛みもあって(なくても動く場合はあると思いますが痛みがあるとなおさら)動くようになったために追加するかどうするか検討していた、というようなケースです。
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- Kick-start
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#4です。「座っていましたか?」と聞いたのはそういう特殊な麻酔法があるからです。 伏臥位での腰椎麻酔もやはり肛門周囲の手術のため行われることがあります。 座った体勢、もしくはうつ伏せで足を下げた状態でで腰椎麻酔をします。使われる薬は比重が高く、下へ下へと流れていきます。一番下からでる神経が支配しているのがちょうど肛門付近なのでその部分へ特異的に効かせることができます。 座位での腰椎麻酔は特にサドルブロックと呼ばれ、ちょうど自転車のサドルにあたる部分を麻酔するとイメージしてください。肛門の手術などで行われることが多いです。 この方法だと、薬の量も少なくてすみ、下肢も動きます。 ただしその方法をとったのであれば、やっぱりあまり効いてなかったのでしょうね。 麻酔が効いて血圧が下がるまで通常1分程度の間があります。「ボーっとした」のはセルシン(鎮静剤の一種です)のためかもしれないですね。
補足
たびたびすいません。 腰に注射後、頭がボーっとなって意識が遠のいて、息苦しくなり、少し時間を置いてから「セルシン」を使うとか使わないとか言っていましたが、この時使う「セルシン」にはどんな効果を期待するのでしょうか? よろしければ教えて下さい。
- Kick-start
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麻酔は術者である医師が行ったのでしょうか? ベテランの方が行う場合は昔のやり方に拘ることもあるかもしれないです。それは治療法に限らず、例えば今では患者さんの納得のいくように説明するように変わりつつありますが数十年前はそうではなかった、というようなことも含めてです。 もし麻酔を担当する医師がいれば軽い鎮静剤を投与したために「ボーっとした」のかもしれません。しかし「直後から」ということはおそらく血圧が下がったのだろうと思います。 効果のほうはやはり100%ではなかったのでしょう。しかし0%でもないのは確かです(そういう意味では「効いていた」とも言えるのでしょうか・・) #3さんの話を訂正させていただきますが、運動神経は最後に遮断されます。「肛門に力を入れる」のは運動神経です。力の入れにくさがあったということは間違いなくそれより細い痛覚の線維にも効いているはずだからです。局所麻酔だけでやろうと思えばさらにさらに大変だったと思います。 理想的には100%の患者さんに100%効いて欲しいのですが、確かに局所麻酔、静脈麻酔の力を借りることもあります。 腰椎麻酔のとき、a-ryさんは座っていましたか?それとも横になっていましたか?
補足
ありがとうございます。 私は腰椎麻酔といえば横向きで寝て、いわゆる「えび」のようになってされるのかと思いましたが、実際はうつぶせで足を下げた体位でしました。麻酔は術者である医師がされた思います。ただ、うつぶせでしたので、実際には見ていませんが・・・。質問にも書きましたが、術者である医師が「わかりくいなあ」と言いながら針を刺されたようなので、多分そうだと思います。鎮静剤は使ったのでしょうか?針を刺された直後から頭がボーっとして意識が遠のいていましたが、ボーっとしてから術者である医師が「セルシン」を 使うとか使墲ネいとか言っていました。実際使ったかはわかりませんが・・・。 術中足の指を動かすことができたことはどう思われますか?あと、術後すぐに自分で普通に寝返りを打つことができました。それでも腰椎麻酔は効いていたのでしょうか? 専門家でいらっしゃるようですので、よろしかったら教えて下さい。
- bableboom
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#1で回答したものです。麻酔が効くとどのような状態になるかとの質問ですが・・・ ますが交感神経線維を遮断し、血管拡張されるためなんとな~く下半身が、ジワジワとあたたかくなってくるような感じがします。次に冷覚に効くため、アルコール綿などで皮膚を拭いても、冷たい感じがしなくなります。そして温覚→痛覚→触覚→運動神経→圧覚→位置・深部覚の順に遮断されていきます。 ですから、きちんと効いていれば、お尻の穴に力はいれられなくなりますし、足の指も動かせなくなりますし、足全体を持ち上げることもできなくなります。 ただ触られている感覚というのは、どうしても残るので、痛みはなくっても、ひっぱられているような感覚は多少残ります。 お話ですと、足の指も動かずことが出来て、痛みもあったわけですから、明らかに麻酔の効果は、???ですね。 麻酔高があがってしまったのか、はたまた、手術時間が短いからあらかじめ薬の濃度を薄くしたのか、硬膜外に薬液が入ってしまったのかは、わかりませんが、局所麻酔を追加するくらいであるならば、最初から局所麻酔のみで行うことができたはず。 脊椎麻酔の意味がないですよねえ・・・・ 何はともあれ訴える気がなくっても、ご自分の体のことですから、何をされたのか、きちんと把握したい気持ちはわかります。 麻酔が効きづらい体質でしたら、今後の麻酔時の対処なども変わってきますしね。術後のアフターフォローで通院されているかもしれませんから、なんらかの機会のときに 「私は、麻酔が効きづらいんですかねえ」と聞いてみるのもいいかもしれません。 もちろん相手の医師が手技によるミスだったと素直に認めるとは思いませんから、なんと答えるやら・・ですが。
お礼
ありがとうございました。 先日受診の際に「私は、麻酔が効きづらいんですかねえ」と聞いてみました。すると「効きづらいんではなく、難しいんです。(中略)すいませんでした。」と先生より言われました。 私としては、いいように言いくるめられたのかもしれませんが、とりあえず「すいませんでした。」という言葉だけで救われたかな?と思っています。 いろいろと参考になりました。
- misachi395
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現役から離れて時間がたってしまっているのですが。 もしかして、その主治医は若かったですか?それなら、手技に未熟だったのかもしれないと思います。 術中は、おそらく産婦人科で女の人が取るような格好(足を広げて固定)だったかと思いますが、少し頭が上がるような姿勢になっていましたか?←麻酔時はそうではないのですが。麻酔後にその体位に変わると思います。 両足に包帯を巻いて締めるような処置はありましたか(血流を確保するために、足の部分に血液が貯まらないようにします)?それをしていないと、低血圧のような症状(めまい・吐き気などの不快感)が出る場合もあります。 麻酔中に感じられた不快感は、↑の姿勢をとるべきところに、刺し直しなどで時間がかかり、薬剤の作用が上に上がったのではないかとも思われます。 いずれにしても、使用した麻酔薬の量は体重から算出して規定内で、それ以上を使うとは思えません(命に関わりますから)。 お話を読むだけですと、どうやら手技がスムーズでなかったためかと思うのです。主治医の「麻酔は効いていたよ」という発言は、とりあえず無事に手術が終了したので、強がりというか余計な不安を抱かせないための発言かもしれませんねぇ。とは言っても、術中のことを裁判にするなどは難しいでしょう(それを望んでいるとは書いてありませんが:苦笑)。消化器科の医長や病院長に宛てて、苦情として伝えることは可能だと思いますが。
お礼
手術は70才に近い病院長がされました。 術中の体位はうつぶせで足を下げていました。 裁判を起こす気は全然ないんですが、ミス(トラブル)を「こういう事があったけど、このように対処した。」とちゃんと説明して欲しかっただけです。術後聞きましたが、「麻酔は効いていた」だけで納得いかなかったので。まあ、医師はミスを認めるようなことはしないか?!今時訴えられちゃうし! とても参考になりました。ありがとうございました。
- bableboom
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こんばんは。大変でしたね。今も痛みはあるのでしょうか?腰椎麻酔というのは、まず交感神経が最初に遮断されます。そのため、抹消血管が拡張され、心拍出量が減少し、血圧も下降するためぼ~っとなったりすることがあります。多分意識が朦朧とされたのは、そのためではないかと思います。 あとは、麻酔高の水位があがってしまったのかもしれません。(本来なら薬液が下半身の手術部位のほうに効くのに、上のほうに麻酔効果があらわれてしまうことです。) その場合は、呼吸抑制なども出るので、息苦しくなってしまったりしますが。 腰椎麻酔は、手術部位によって穿刺する位置も変わってくるのですが、ふつうであれば、麻酔直後に必ず痛覚のテストというのをします。先を曲げた針などで、手術部位周辺をチクチクして痛みがあるかチェックします。効きが悪いときは、リ・スパイナルといってもう一度麻酔をしなおすのが通常です。 そういうったチェックは、なされなかったのでしょうか? きちんと腰椎麻酔がしっかりきいていれば、ロカールを追加することは、普通はありません。麻酔効果がうすかったり、手術時間が長くなって麻酔効果がきれてきたときなどは、追加することもありますが・・・ 主治医が「麻酔は効いていた」というのであれば、多分ある程度効いていたとは思いますが、多分麻酔のききが悪い方もいらっしゃいますので、100%の麻酔効果ではなかったのかもしれませんね。 状況がよくわかりませんので定かなことはいえませんが、元OP室ナースの意見でした。
補足
ありがとうございます。今は痛みはありません。 が、息苦しくなったので、麻酔高の水位が上がったのでしょうか?痛覚テストはされまして、痛みを訴えたら腰椎麻酔はされず、局所麻酔をされました。だから、「麻酔は効いていた。」というのは、腰椎麻酔ではなく局所麻酔が効いていたと私は思っています。手術時間自体は10~15分程度なので手術時間が長いというのは否定的です。 ところで、腰椎麻酔が効くとどんな状態になるのでしょうか?私の場合、肛門の力の入れにくさはありましたが、下半身の感覚はありましたし、足の指も動きました。手術2時間後には普通に歩けました。 分かりましたら教えて下さい。
お礼
何度もご回答頂き、ありがとうございました。 大変勉強になりました。 お礼が遅くなり、すいませんでした。