二極化があるからでしょうね。
有名大の子も含め、大学は確かに入りやすくなった。一方で企業には入るのも難しいし、入ってからも1,2年で成果を求められる。だからそれを分かって努力をしてきた学生と、そうじゃない学生にかなり分かれてる。
あと上の世代を見てみると、元々勉強量はあったから基礎学力があったってのは認めるけど、20歳前後では英語力も、IT能力も今の若者とは比較できないほど稚拙だったはず。
大学名の欄に、東大とか、早稲田とか書けばどっかしらに入社できたって事実もあるし、何十年も連続して売り上げが上がってる会社に入社しとて、1人だけ売り上げを下げることの方が難しいよ、とは思う。だから、上の世代があんまり優秀だったとは思えないな。
大学教授ってのはバカだから昔のものさし、数学とか国語で測る。
じゃあ何でパワポでのプレゼン能力や、英会話能力で見ないの?ってえと、
本人にそういう能力が無いからなんだよね。
そーいうのはずるいよね。
例えばこないだ60近い公務員の人が最近の若いのがデキが悪いと嘆いてるのを聞きました。
その人は近大か大阪工大から技官で役所に入ったクチで、本人も認める通り、易いルートを生きて
きたわけです。で、今の若手は阪大や京大ばかりだと。人間的に言っても学歴でどうこう言う人でなく、フラットな見方はできていると思います。
経験の差もあるけれど、彼が言うには
「理論、思考としてできると言う」
「じゃあやってみろ」
「まるでできない」
と言うことらしいです。
実践が足りてないし、本質的には思考が足りていないんんだと。
院まで6年やって来たけれど、自身の研究のことを持ち出すのは卑怯だと。
就業したら自分の研究に近いことばかり出来るわけでもないし、時間内に成果も出さないといけない。
なるほど、と言う感じ。
でもこういうのって若手の時はみんな言われて努力して育つのかなあ?とも思いました。
バイト先などで出会った人ではけっこう甘いと言うか浅い人はかなりいた。要するに接客業を軽く見てるんだけど、仕事できない奴。本人は繋ぎだ、時間つぶしだ、くらいにしか思ってないけど、そういう人に限ってそれ以外の時間、勉強や遊びも2流だった。要するに仕事量自体、スペック自体がしょぼいわけ。
問題は本人がそれに気付いてないってこと。
そんな人でも大学に行けるし、大学院に行けるわけだから。
一方で優秀な人も多い。僕の周りはTOEICで900超えてる学生はけっこういた。サークルなんかも頑張ってて、人間的にもちゃんとしてる。そういう人は30代、40代でもあんまりいないし、若いのでも優秀な奴は優秀ってこと(当たり前か)。
あとは優秀さへのベクトルもある。アメリカの女子大生とかにも多いけど、ベクトルが勉強に向かっていってる子ばかりではない。机上のこと以上に、重要なことは街中や若者同士の交流に隠されていると思ってるし、そういう価値観が否定できない以上、
パターナリズム( paternalism)はよくないよ。
結局、金持ちの子弟へ憧れて、有名大に通う彼氏の話をしてるのとか聞くと、
浅いなあって思ったりはするけれど。
あと僕はロスジェネに被るんですけど、ああいうマクロな評価って怪しい。あの時代でさえ、難関企業に決まる奴は普通に決まってたし、そもそも景気ごときで進路が左右されるレベルの人材ってどうなの???
ってすごい思うし。
仮に22歳時に景気が良くってバカが運よく大企業に入っても、60歳で定年を迎えるまでに景気が続くとかありえない。そんな奴不景気になって30歳、40歳で整理対象にされるNO1じゃんね。
そういう意味では時代とか関係なくないか?って思うよ。
そもそも10人いたら10人思考が違うし、能力が違う。
友人などを見てても色んな進路を取ってるよ。
国や研究者が「大学生の○%が・・・」って言うのは仕方ないけど、1個人がそんなもん気にしてる余裕なんてないし、必要もないと感じるよ。
お礼
ご返答ありがとうございました。 参考にさせていただきます。