アムウエイを「ねずみ講だ」とよく言いますが、それはねずみ講を知らないから。
日本にやってきたときには弁護士までねずみ講を知らないで大騒ぎしましたが、それによって更に本当のねずみ講被害が拡大し、今では誰も言いませんよ。(弁護士もマスコミも煽る事で儲けることは同じですけど)
要するに消費者連盟や弁護士が「訪問販売が来たら鍵を締めて開けるな」的な指導をしたお陰で、かえって隙を作ってしまった訳です。
私の知り合いにもそういう者が多く居て、彼らが「これは絶対大丈夫」と言ったシステムが複数摘発されました。
アムウエイの特徴は、上位であっても自分が働かなければ大きな収益が生まれない事です。
実際私は数名を育てましたし、今でも退会はしていませんが、今は本業に努めて、製品を売っていないので、アムウエイの配当収入はありません。
でも、幾ら法律で認められていても、やり方次第ではねずみ講まがいになってしまいます。
例えば物を売るとき、多くの会社でも代理店や小売業者に売り上げの何%や報奨金が与えられます。
もし貴方が、親会社と契約して店を出し、売り上げに対する報奨金を得ればアムウエイと同じ。
貴方は更に小売店舗を増やしていくのとディストリビューターを増やすのも同じ事です。
そして多く売り上げた店が多くの報奨金を得るのも一般のシステムです。
でもこれを「店を出せば儲かる」とか「店舗を広げて儲けよう」といえば連鎖になります。
報奨金目当てに粉飾決済すれば摘発の対象になったり、本社から詐欺で訴えられます。
人には物を売る商売に適した人と適さない人が居ますから、商品が売れるかどうかは人それぞれ。
これで才能を見出す人も居れば、やっぱりダメだったという人も居ます。これはどんな商売でも一緒です。
でも一般企業でもマネージメントで大きな収益を得ている人が居ます。つまり、自分では売れないけど、売れる人を見つけて自分はマネージメントに撤すると言う人。これも一般企業でもアムウエイでも同じです。
紹介しただけでは収益はありません。育てなければ色付きにはなれないのです。
日本では昔から物を売る商売人を蔑んで見ました。まして御用聞きなどはそうです。
そういう風土が対面小売というだけでいい加減な評価を与えたのです。
それに、企業の成績による報奨金支払いのシステムは昔からある普通の商売形式で、一流企業でも行なっています。
そういった企業でも、報奨金目当てに、強引な勧誘や粉飾決算をして摘発された所は多いでしょ。だからと言ってそんな企業を押し売りだとかねずみ講だとか言う人はいません。要するに偏見なんです。
だからディストリビュータなら会社の規約をよく読んで、その通りにすれば、またその通りに仕事を紹介すれば違法でも何でもありませんが、いい加減な言葉で儲かるといえば違法になるだけです。
もちろん製品を使っているだけなら、単なる消費者ですから全く問題はありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。