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DQ5はなぜあそこまで売れたのでしょうか?
先に断っておきますが、決してDQ5を貶めたいわけではありません。 あと、DS版もここでは考えないものとします。 大人になった今、あのゲームを冷静に振り返ってみると、 あまりに唐突すぎて何の説得力もない結婚イベントに、 なんでお前がこんなジメジメした地下にいるんだよ・・という宿敵、 何の前フリもなく登場するラスボス(お前誰だよ、みたいな)、 「じゅもんせつやく」にさえしておけばAボタン連打でどうにでもなる戦闘、 特に戦略を練ることもなく、あっさり勝ててしまうボス戦などなど、 RPGとしては、あまりに欠陥だらけなように見えるのです。 今でも評価出来るのは、モンスターを仲間にするシステムくらいじゃないでしょうか? でも、小学生の僕はどっぷりハマっていました(自分でもなぜかよく分かりません)し、 事実、本作は280万本という驚異的なセールスを叩きだしました。 中古市場も入れたらもっと凄まじい数が出回ったことでしょう。 実際、僕(1983年生)と同世代の人間ほぼ全て「ビアンカ」「フローラ」と聞いてピンと来るくらいに 人口に膾炙しています。 本作がここまでの大成功をおさめた理由は何だとお考えになりますか? ネームバリュー?宣伝?スーファミ初めてのドラクエだったから? それとも上記の欠陥をモノともしない魅力?だとしたらそれは何? もしかすると、冷え切ったゲーム市場に対する何かのヒントになるかもしれません。 皆さんのご意見をうかがいたいと思います。
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- SPROCKETER
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DQ5を初めてプレイした頃は大人でしたが、スーパーファミコンの前評判が高過ぎたせいか、性能よりも内容重視のゲームという印象が強かったですね。 スーパーファミコン版DQ5は色数が16色ぐらいしか使っていないような画面でしたし、波打つアニメではなくて平面スクロールで処理するなど、ハードを生かし切っていない印象だったように覚えています。擬似3D機能も使っていませんでしたし、DQ6の画面と比べると別のゲーム機の画面のような印象を受けるゲームでした。 おそらく、ROMカセットのメモリーサイズが小さかったので節約しなければならなかった為でしょうが、それに比べて音楽や効果音は良く出来ていたゲームだったように思います。 確かに内容はファミコン版DQ4を機能拡張して作ったゲームという感じで、多少物足りなかった印象はありましたが、ファンタジーが良く表現されていたように思います。 ドラクエ人気が続いているのは知名度が高いのが大きな理由で、文句を言いながらも買うプレイヤーが多いのが原因でしょう。水戸黄門ゲームと呼ばれるほどです。 現在のゲーム市場が衰退しているのは、決してゲームに飽きた人が多いからではありません。ゲームを遊べるメディアが多様化し、ゲーム機に限らず、パソコン、携帯などでもゲームが遊べるようになり、その質も向上した結果、ゲーム機でなければ遊べないゲームがほとんどなくなり、ネットゲームにシフトしたプレイヤーが増えているのが原因だろうと思われます。 ゲーム機市場の斜陽が指摘される中で、携帯電話で遊ぶゲーム市場が拡大し、子供はゲーム機、大人は携帯電話でゲームを遊ぶように市場が分かれて来ているからでしょう。 同じような例はテレビから分かれたDVD市場など、メディア改変期に数多く起こっています。インターネットやYouTubeが放送界や出版界を駆逐していると言われているのも同じです。 ゲーム機がゲーム市場を制覇していた時代が終わりつつあるのかもしれません。
スーパーファミコン当時の事でいいの? 1980年生まれから言わせていただければ、あの当時はRPGと言えば「ドラクエ」だったそれだけ。 何だかんだ言ってあの当時はファミコンのドラクエでRPGを遊ぶようになった世代が多く、新しいドラクエと聞けば理由もなく期待したもの(今でもその名残があるけど…) それにプログラマーに逃げられて発売延期という違った意味でも話題になった。 明らかに当時発売されていたファイナルファンタジー4よりグラフィックも劣っていたけど、圧倒的な知名度とそれまでのシリーズにおける人気が強かった。 ドラクエ4コマ劇場やら出版で成功したエニックスが月刊少年ガンガンを創刊させたり、とにかくドラクエの知名度と人気は圧倒的だった。 ゲームのよしあしで売れるのは無名タイトルであって、知名度のあるシリーズは落ちぶれない限り一定の水準以上売れるものなのです。 でもね。欠点のあるドラクエ5でも色々バグらせたりして楽しかったんだよあれでも。 RPGも今ほど物語重視でもなかったし、ゲームの楽しさと世界観が良ければ良ゲーだった時代と言えば時代。 それと戦略がどうこうって書いてあるけど、元々ドラクエはRPGを普及する為に作られた親しみやすいRPGと言う事で売れていたので理由にならないです。 今ではユーザーのゲームレベルが高くなって、物足りないと感じる人の方が多いでしょうけどね。 極悪だったドラクエ2の頃とは違い誰でもレベルを上げたらクリアできるRPGで初心者も入りやすかったしシリーズのファンもそれなりに楽しめたから280万本売れたのだと思いますよ。 ちなみに今でこそファイナルファンタジーの知名度は高いけど、ファミコンのFF3当時はRPGが好きなコアファン層が支持していてスーファミ時代に人気が定着しFF7で国民的RPGとなった。 FF4がDQ5の半分しか売れてないのだから90年代頭の頃はそれくらい日本人にとって「RPG=ドラクエ」のイメージが強かった時代でした。
- rasuka555
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質問者さんとほぼ同世代の人間としての当時の感想です。 DQ5については以下の要素が最初から公表されてました。 ・DQシリーズ初のSFCでの作品 ・文字に漢字をしようできるように。 ・主人公は勇者じゃない! ・モンスターを仲間に出来る! これまでのDQでは行ってこなかった後者2つが特に話題に上ったので前評判が高まったというのもあるのでしょう。 加えていうのであれば、DQシリーズ全体を通して 明確に主人公が歳を重ねていくのが分かる(子供と大人の姿が最初から公開されてた)作品でもありますし、 そうした意味合いでの『意外性』の期待が大きかったのではと思います。 個人的には親子の物語でDQシリーズの中で一番好きですけどね。 小説版の影響もあるのかもしれませんが。
- ponta1971
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ネームバリューが一番大きな理由だと思います。 買って、はずれがないって言う安心感がありますから。 質問者さんはRPGは難易度の高い戦闘と異常に硬いボスキャラを重視しているようですが、ファミコンやスーファミ時代の大半のRPGは謎解きに重点が置かれていたと思います。 その点で、ドラクエは謎解きの難易度とゲーム内のヒントのバランスがよかったんだと思います。 ネットが普及してからは、肝心の謎解き部分の攻略がすぐに出回ってしまうため謎解きという点では面白さがなくなってしまい、RPGの方向性がほぼ謎解きなしの小説のようなストーリー重視&CG重視のものと、異常なほどに戦闘の難易度に特化したものに二分され、コアなユーザー以外がとっつきにくくなってしまったんじゃないでしょうか。
ドラクエおたくです。 ドラクエは、発売後じわりじわりと売れていくタイプのゲームではありません 最初のスタートダッシュですね、勢いが強いのは。 その後は一気に売れなくなります。 質問者様がおっしゃってるように、ドラクエ5はオリジナル版は280万本のセールスです。 これは、ドラクエのナンバリングタイトルだと、驚異的ではありません。 3は380万本も売れたわけですし。 5が出たときはスーファミが出てから2年ほどしか経ってなかったのでそこまで売れませんでしたが、全盛期であればもっと売れてたでしょう。 ストーリーや戦闘システムを話題に出しても意味がないと思います。 ブランドでしょうね ドラクエだからと発売日にみんな買っただけなので、ストーリーが良かったとか、結婚相手が選べるとか、モンスターが仲間になるなどのゲーム性は結果論でしかないとおもいます。 それらのゲーム性が評価されてたならその後クチコミで広がりもっと売れてるはずだからです。 9はクチコミで売れたとおもいます。 すれ違い通信の面白さなど、一時期大ブームになりましたから、それを見て欲しいと思った人も多かったのではないでしょうか。