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脳出血後の入院とは?センセーショナルなタイトルを生成
- 実父が脳出血で入院しており、回復のめどは立っていない状態です。
- 入院期間は半年程度見込まれ、介護保険加入の申し込みが必要です。
- 医師からの退院予想は2ヶ月であり、その現実に戸惑いを感じています。
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質問者が選んだベストアンサー
生命保険が専門です。 仕事柄、医療についても、色々と勉強しているので、 一般の方よりも詳しいと思っています。 まず、一般の方が思っている医療と、実際の現場では、 大きなギャップがある、ということを知ってください。 一般の方は、病気になれば、病院へ入院して、回復するまで治療をして もらえると思っている方が大半です。 まず、病院に区別があることをご存知ありません。 一般、感染、精神、療養、結核という5つの分類があります。 一般の方が「病院」でイメージするのは、「一般」です。 ここでは、急性期の患者の治療をします。 急性期とは……最も重要なことが「救命」です。 次に、手術や薬剤を使って、積極的に治療して、回復させる時期です。 脳血管疾患の場合、最も重要な事は、救命です。 ICUに入院させて、点滴で治療する。場合よっては、手術をします。 急性期を乗り越えると、安定期に入ります。 つまり、生命の危険はなくなり、積極的に、機能回復を計る時期です。 このころになると、点滴はしません。 飲み薬で、血圧などのコントロールをします。 ここで、車椅子で生活できるようになると、退院です。 つまり、病院で手厚い看護をする時期は終わったので、後は、 通院でリハビリをしながら、歩けるようになってください。 ということになります。 同じ頃に、介護認定を受けて、ヘルパーの補助を受けられるように します。 (介護保険の加入ではありません。介護保険には、40歳以上で 自動的に加入となります) では、質問者様の場合のように、重症な例ではどうなるのか。 「良くも悪くもならない」ということは、生命の危険はなく、 症状固定であり、病状が悪化する要素がない、 しかも、リハビリもできないとなると、意識の有無は関係なく、 急性期の病院の役割は終わった ということなのです。 ここが一般の方にとっては、理解できない点だと思います。 一つには、経済的な問題があるのです。 一般病院の入院基本料は、とても高くて、何の治療をしなくても、 入院初期は、一日15000円以上します。 これに、当然ですが、これに治療費が加算されます。 となると、栄養点滴だけで、積極的な治療をしない人に、 コストの高い医師や看護師の手厚い看護で庇護する必要性が低い、 毎日15000円の基本料を健康保険が負担する妥当性があるのか、 という問題になってくるのです。 一つには、医師や看護師の慢性的な不足という問題があります。 つまり、重症の患者を受け入れるためには、軽症の患者には 退院してもらわなくてはならない……という物理的な問題です。 そこで、次にどうするのかと言うと、 療養型病院に転院するか、老人保険施設に入所するか、 自宅(単なる老人ホームも含む)で介護をするか という選択肢しかなくなります。 療養型病院に入院するには、介護認定を受けておいた方が有利であり、 老人保健施設に入所するには、介護認定を受けていなければなりません。 また、自宅や老人ホームで、介護ヘルパーの援助を受けるにも、 介護認定を受けておく必要があります。 以上が、退院を求められる現実です。 病院の対応が冷たい、ひどい……確かに、そうでしょう。 でも、だからと言って、退院を止める方法はありません。 法的にも問題がないので、病院側が折れる可能性も低いです。 しかも、もっと重要な現実があります。 先に述べたように、受け入れの選択は3つです。 療養型病院、老人保健施設、自宅という3つです。 では、療養型病院、老人保健施設には、すぐ入れるのかというと、 現実は、そんなに甘くありません。 お住いの場所にもよりますが、最悪の場合、年単位で待たされることも あるのです。 そうなると、選択肢は、自宅しかなくなります。 要介護度5、意識のない方を自宅で介護するということは、 並大抵のことではありません。 私の母は、要介護度5の状態が長く続き、 最後の発作を起こして、意識不明になり、 今は、ほとんど植物人間状態です。 そのような状態になって、施設を探し始めてから 老人保健施設に入所できるまで、約半年でした。 非常にラッキーだと思っています。
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- rokutaro36
- ベストアンサー率55% (5458/9820)
No.3です。 (Q)介護保険認定がおりたら、ただちに、今の病院に連絡したほうがよいでしょうか? (A)というよりも、介護認定を受けるには、医師の証明が必要であり、 現在、入院している医師がその証明をすることになります。 なので、その病院に「介護認定を受けたいので、どうしたら良いのか」と 相談してはいかがですか? その病院が介護施設などを持っていれば、スムーズに行きます。 そうでなくても、外部の介護施設と連携を取っているはずですから、 ケアマネージャーなどを紹介してもらえるはずです。 (Q)胃ろう (A)胃ろうは医療行為ですが、要するに、胃に通した管に 流動食を流し込むことですから、特別な行為とは言えません。 老人保健施設ならば、大丈夫です。 私の母も胃ろうをしています。 単なる老人ホームだと厳しいかもしれません。 医師の方とじっくりと話し合ってください。 もしも、医師の方があまり熱心ではない場合、 老人保健施設を持った病院への転院を考えてください。 老人保健施設を作るには、医師や看護師の常駐が必要なので、 病院が併設する場合が多いのです。 ご参考になれば、幸いです。
お礼
遅くなりましたが、コメントありがとうございます。 介護保険・胃ろう云々の前に。。。実父の容体が急変しまして、 それどころではない状況です。 明日、病院に駆けつけます。。。
- cellochan
- ベストアンサー率0% (0/2)
No1に回答したものです。 胃ろうは、医療行為となります。病院の療養病床などでなら大丈夫だとおもいます。 介護施設だと難しいこともあるかなとおもいます。 このようなケースで、ご家族が受け入れてくれる医療機関や施設を歩いてさがしてというのを何度もみてきました。大変だと思いますが、ご家族様も体に気を付けてよりよく生活できますように。
お礼
遅くなりましたが、コメントありがとうございます。 胃ろう云々の前に。。。実父の容体が急変しまして、 それどころではない状況です。 明日、病院に駆けつけます。。。
- USB99
- ベストアンサー率53% (2222/4131)
六か月の入院期間をみておいてください..というICU医師の言葉を誤解されたと思います。 それはおそらく回復期病棟などを想定した言葉であり、一般病棟での六か月という意味ではありえません。病院側は、おそらく介護施設ではなくて療養型病床群への転院を考えていると思います。療養型病床群には介護認定で5とかでないと転院できない事が多いです。 よく病院側と相談されてください。
お礼
コメントありがとうございました。 >療養型病床群への転院を考えていると思います。療養型病床群には介護認定で5とかでないと転院できない事が多い 申し訳ありません。理解ができませんでした。 補足頂ければ幸いです。
- cellochan
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それは辛かったですね。以前医療ソーシャルワーカーをしていましたので、すこしお話すると、 心情を無視した言い放ちは不安で押し潰れそうな家族にはかなりきつい言い方ですね。わたしからみてもひどいとおもいます。 今いる病院は急性期という病棟だとおもいます。ある程度病状が一定になれば病院は他の急性期で入院される患者さんのためにベッドを開けなければならないし、日数によっても診療報酬というものが長くいればいるほど下がる仕組みになっています。きっとそういう意味であっさりと二ヵ月と言い放ったのかも知れません。 早めに介護保険を申請し、家族がどうお父様と向き合っていくかを考えていくべきだとおもいます。在宅療養などもあります。家族の負担をなるべく軽減できるようなうまい利用の仕方もケアマネさんやソーシャルワーカーさん、在宅医療医と相談してうまく施設を使ったり、家で家族のなかで過ごしたりできるとおもいます。 憤りは文面からわたしも感じました。辛い中にさらにという感じ冷たいですね。言い方ひどいとおもいます。 その人らしくその家族らしく生活ができるようにお祈りします。 うまく伝わっているかな?未熟者ですみません。
お礼
アドバイスありがとうございます。 上記させて頂きましたが、在宅療養は不可能です。 理想は今の病院に留まることですが、それが 今後の実父のためにならないことも想定されますので、 長期的に考え、介護保険取得→介護施設入寮を考えようと 思います。 「胃ろう」について、悩んでいます。 「胃ろう」をしない(鼻から管を通して栄養補給する)のは、介護士の方が 嫌がるとうかがいました。しかしながら、「胃ろう」をすれば、介護施設入寮がしにくくなる? なんだかよく分かりません。
補足
ご専門的な見解、大変恐れ入ります。 あえて、書かなかった情報を追記させて頂きます。 入院をすすめられたり、介護保険取得を勧められたのは 実父を始終介護できる家族・親族が不在であることが考えられます。 実父は59歳。実母と実妹と同居をしていますが、 実母は高齢のため、リハビリセンター暮らし、実妹は身体障害者です。 ちなみに、実父には妻はいません。死別しています。 かくいう、我々の世代はどうかと申しますと、 実父は福岡県在住、しかしながら質問者の私は奈良県在住、私には 妹がいますが、広島在住であり、ともに家庭があります。 このような物理的距離が実父の治療を困難にしています。 実父が意識があるときに、「(死ぬならば)福岡で死にたい」と言っていましたので、 無理に、実父を奈良や広島に移動させるのは本意ではありません。 今日、あらためて最寄りの市役所の介護福祉課に相談にいきました。 ご回答者様のおっしゃるように、あっさりと病院にキャパがないから 退院をすすめるんですよと言われました。そして、介護保険を取得したら、 今の病院の”つて”で、次の(というか、実父にとっては死に場所になるかも。。。ですが)介護施設を探すのが主流であると言われました。 介護保険認定がおりたら、ただちに、今の病院に連絡したほうがよいでしょうか? 話題が逸れますが、今、ちらっと「胃ろう」に関する情報を聞きました。 「胃ろう」をすれば、介護施設に入りにくくなるとか。。。 なんか、話が矛盾しているような気もするのですが。 その、「胃ろう」に関しても、処置をするのか、しないのかの選択の決定を 来週早々までに迫られています。電話だけの説明で、正直なところ、 分からないことだらけで、とりあえず、こちら近辺の市役所や病院の 相談窓口をあたっています。