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日本代表選手の出身はJクラブ?高校?大学?
ジュニアユース、ユースまでだとJクラブの出身選手が多いと思いますが、 日本代表だと高体連出身選手が圧倒的ですよね。 なぜでしょう?
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- atnasoccer
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現在の日本代表(A代表)選手は平均大体27・8歳です。 というと、彼らが高校年代だったのはおよそ10年前、セレクションを受けたのはその3年前になるので、およそ13年ほど前ということになりますよね。今から13年前というと1999年頃。J開幕が1993年なので、Jユースが出来てまだ5・6年ということになりますが、その頃は、まだJクラブの下部組織の地位もまだ確立していく途上で、高校選手権の人気とあいまって、有力選手が強豪高校に進むことが多かったのです。 そのすぐ後の世代あたりから、J下部組織の認知も高まり、有力選手がJユースを選択することが多くなりました。プリンスリーグはご存知でしょうか?クラブ・高校関係なく同一のリーグ戦を行っているのですが、上位チームはほとんどJユースで占められています。今後はA代表の選手もJの下部組織出身者が過半数を占めるようになると思います。 現在の代表でも柏木、西川、権田など将来の中心選手となると期待されている選手が選ばれてきていますね。 個人的にはG大阪の宇佐美が今後どうなっていくのかに興味を持って見ています。 ただし、他の回答者さまも仰られているように、ユースは少数精鋭のため、晩成型やそのクラブの戦術に合わない選手はどうしてもセレクションから漏れてしまうことがあります。長友が愛媛FCの、今野が仙台のユースをそれぞれ落とされたというのは有名な話です。 ところで現在の代表選手の世代でも、たとえ高校出身の選手であっても中学時代はクラブチーム(Jの下部組織だけではなく、いわゆる街クラブと呼ばれるクラブチーム等)だったという選手がほとんどです。中学年代ではかなり以前から中体連のチームは弱体化が進んでいます。
- kj-choi
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まず、、Jユース選手より高体連選手やJ下部以外のクラブ選手の方がJ1、J2のチームへ加入しやすい環境の違いがあるだろう。 Jユース選手はトップチームへ2種登録され、チームの現状にあった即戦力と期待される選手でなければいくら有望な選手でも昇格は難しく、チームに1人いるかいないかが現状。 有望だがトップチームの現状に合わない多くの選手に対し、他のJユースチームからその選手にオファーを出すのは倫理上難しいのでJ1,J2へ行ける選手は少なくなる。 ぎりぎりまで昇格話を引っ張られて挙句の果てにいらないといわれた時にはどこの強豪大学も締め切り後で泣く泣く入れる大学で続けるなんてことも。。。 これはそのJユースチームを選んだ選手の宿命だね。 そこで、高体連選手やJ下部以外クラブ選手は、上のようなしがらみがない。 有望選手がいくつのチームからオファーなんてことも毎年あるよね。 更に下にも話があったけど、なんと言っても選手権があること。注目度絶大で、ここで活躍した選手は名が売れ、客寄せ選手になれる。 プロは客を呼べてなんぼだから。。。 まとめると、、、Jユースは早熟エリート選手が多く、最終的に一人でも即戦力が出ればトップチームはラッキーという環境。 高体連は大量のスソノから遅咲きで這い上がってくる大器晩成の雑草選手の中から、選手権で星をつかむ選手や少ないチャンスから年代代表になるなどの、ど根性と運を持ち合わせる選手が出てくる環境。 これが代表選手に高体連選手が多いという理由だと思いたい。。。。
- yama1998
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何年か前まではJのユースより、高校選手権に出たいがために高校を選ぶ人が多かったためです。Jのユースは選手権には出られませんから。国立をめざす、のが選手の夢でしたから。 最近は国立より世界、になりましたから、プロの傘下のユースでプロなみの環境のある方を選ぶようになりました。ユースに入れなかった選手は、高校の部に行って選手権にでも出てアピールしてプロからの誘いをまつ図式になりましたから、ユースのほうがレベルが今は高くなりました。なので数年後にはJユース出身者が多くなることが予想されます。 ただ、Jのユースは狭き門です。今のJ2を合わせても40チーム程度しかありませんが、高校の選手権参加校はその100倍にもなります。当然隠れた逸材が全国にたくさんいるはずですから、これを考えると今後Jユースが圧倒するとは言い切れないでしょうね。あの中村俊輔もジュニアユースからユースに上がれずに、高校の部に入って選手権で活躍してプロから誘いがあったくらいです。そういう意味ではユース、ジュニアユース、高校、大学を複数経験している人もいますから、完全に分けるのは難しいでしょう。