人間って性善説だと思いますか？

質問

私は今まで生きてきて（何歳かは聞かないでください）、人間は性善説だから、どんなに凶悪犯でも何か理由があると信じてきました。しかし、テレビである脳科学者が「子供の頃虐待を受けたら、脳の人に対して痛みを感じる部分が収縮してしまい他人の痛みが感じられない大人になる。」と言っていました。本当かどうか解らないけど「一理ある」と思いました。虐待された子供は自分の子供を再び虐待する事件が多いからです。みなさんどう思いますか？

回答No.7

noname#134608 · ベストアンサー

こんばんは。

性善説、性悪説…これら二元論の代表格ですね。

しかし個人的には『善も悪も表裏一体』、
つまり『同じもの』だと思いますよ。

いわば『コインの裏と表』、どちらかでは存在し得ない。

二元論に仕立て上げたのは『人間の思考の産物』ではないかと、
そう思います。

そして、その思考とは『主観』であり、
その主観を構成する因子が『各々の”過去”の体験、経験、記憶』なのではないかと。

そして思考も言動も『それら”過去”の要因』に対して、
それらが現在、現況に『反応』して、個々の思考や言動があるのではないでしょうか？

そしてまた『思考』と言う観点からすると、
其処に必ず『エゴ（主観）が介在している』為に、
常に正確さを欠いている、つまり完全やら、完璧な思考というモノは存在しない。

従って、『あらゆる学問が発展途上、完成に至るプロセスの途中にある』のであって、
あらゆる学問も『完全、完璧』ではない。

又それの視点を変えれば、『常に成長、発達、発展、進化を伴っている』とも
言えるのではないでしょうか？

虐待された子供も『その虐待と言う事実は一つの過去の構成因子』であって、
『その他の部分に違い』があれば、その『反応も変わってくる』と思いますよ。

と言う事で『光ある所に影がある』、
『光のみの世界ではその光を光と認識できない』でしょうし、
また『闇も同様に光を知っているからこそ、闇を感じられる』そう思います。

と言うわけで『ひとは二元論ではなく』、
個人、肉体、精神、心・・・すべて『一元』だと思います。

それでは。

お礼

ご回答ありがとうございます。
あなた様の意見を何度も読みかえさしていただきました。
なんとか自分なりに咀嚼できました。
大変感謝いたします。

回答No.10

fujitapari

「育てるように子は育つ」
最近この言葉をよく思い出しては、その通りだなと痛感します。
人は成長していくうえで、悪知恵やいろんな知恵が付きます。
そしていろんな影響を受け、悪の部分の割合に差が付いてくると思います。
小さい犯罪は、出来心や、友達の影響によるものが多いと思いますが、殺人や凶悪犯のような犯罪を犯すのは「どうなってもいいや」というようなヤケッパチな気持ちにさせる、周りの環境のせいだと思います。
全く劣等感やハンディキャップがない人はいないでしょうが、それらが多い人に対しての気配りがなかったり、逆に心を痛めつける言動をすることにより、ヤケッパチな気持ちができてくると思います。
悪人は人が作るといっても良いと思います。
一人勝ちより、みんな仲良くが理想です。
ある程度、年を重ねた人は、このことを心して、子育てや周りの人との付き合いをしないといけないと思います。
それが自分の幸せや、安全につながります。

お礼

ご回答有難うございます。社会（環境）が子供を、いかなるようにも育てられるということでしょうか？だから社会全体で大事に育てていかないといけませんね。民主の「子供手当て」は的外れかな、、、、、

＜一人勝ちより、みんな仲良くが理想です。
優しい意見ですね。
私は人にこのことがＤＮＡに刻まれているから繁栄してきたのだと思います。自分だけが良ければという人ばかりになるとこの先怖いですね。当たり前の意見でしょうか。

回答No.9

noname#127624

誰しも、もともと内側に一番美しい部分を持っていると思います。
自分の中のその存在を忘れ、離れてしまうほど、いわゆる悪人の傾向が強くなってしまうのだと思います。
いわゆる悪人でも、それと再び繋がっていける機会があれば、悪人の傾向が薄くなっていくかもしれません。
しかしそれはあくまで本人の気づきと意志次第で、他人にはどうすることもできません。

まわりの人がどんなに働きかけてもその人が変わるとは限らないし、
辛いことを経験したところで、本人が気づかないと変わることができません。

他人の痛みが感じられない人も実在します。綺麗事では片付けられない人がいます。危険を感じたら、そういう人には注意深くしながら生きていかなければいけないと思います。時に逃げることも大切なことだと思います。

お礼

ご回答ありがとうございます。

＜他人の痛みが感じられない人も実在します。綺麗事では片付けられない人がいます。危険を感じたら、そういう人には注意深くしながら生きていかなければいけないと思います。時に逃げることも大切なことだと思います。

あなた様の意見のように、人には「生まれつき、他人の痛みが感じられない人と、環境で感じられなくなった人」が確実に存在するからこそ、出会った時の対応が大事だと思います。
仮説ですが、脳の感じる部分が委縮や消失した人に、どう向き合うかが問題です。
どんな人でも更生できるのでしょうか？
哀しい意見ですいません。
あなた様は「できる！」ですね。
勝手なことを書いてすいませんでした。

回答No.8

jayjay_3

何を持って善や悪とするのかが難しいですよね。善悪って相対的なものなので、いつの時代やどの場所で生まれたかでも変わりますよね。ある場所で育った子は善人と思われ、一方別の場所では悪人と思われるなんてこともないとは言えません。

もっと具体的に性善説を、その地域での人間社会に適応しようとする資質（性悪説は逆）などと定義付けるなら（無理やりですが、、、）性善説な気がします。

なぜそう定義付けたかというと、悪である人は社会とつながる考えがなかったり、社会に対して混乱を起こすような人なのではと考えたからです。
いまこの社会を考えるに、多くの人が社会で人と関係を持ち、調和をなるべく乱さないように動いていますので、性善説（私が作った定義）でなければ説明できないのかなと思います。

お礼

ご回答ありがとうございます。当たり前ですが、私の質問の回答にも回答者様の人生観が反映されて読んでいて楽しいです。
あなた様の意見も人と違った視点ですが、文章に心の優しさが感じられます。
感謝します。

回答No.6

雪 ねっこ（@nekko211）

生まれてすでに悪人なんて人は、
いないと思います。
人間は、人間に受け入れられるように
生まれてくるのだと思います。

赤ちゃんは、ひとりでは生きていけません。
”私はここに生まれたよ”って
存在を主張して、ワンワン泣きます。

可愛らしい笑顔で笑って
可愛がってもらえるように
（生きられるように）努力することを
本能的に分かっているのです。

笑わない赤ちゃんなんていません。
それは生きようとする姿です。
赤ちゃんは、ひとりでは生きていけません。
可愛がってもらえないと生きられません。

可愛がってもらえた赤ちゃんは
自分をあやしてくれた他者を
（生かしてくれた他者を）
仲間だ、安心だと感じます。

だから、そういう他者が
大好きだし、また、
誰かを喜ばせようとします。
他者に対する”愛”思いやりが生まれます。

それが自然な育成の流れだと思います。
”まっすぐ育った”ということだと思います。

全ての人が
”まっすぐ育っていれば”
私は、自己の利益の為に、
あえて人虐待したり、
人を殺したりする人間はいないと思います。

でも…、
もし、虐待されて育ったり、
泣いても大切にしてもらえず、
嫌々にご飯はもらえて生かされても
愛してもらえてるのか
歓迎されているのか分からない。

そんな環境で育成されたら、
子供は、最初、
自分の存在そのものに混乱するかもしれませんね。

死にたくなったり、
誰かを傷つけたくなったり。

他者をそれほど愛さずに、
”こんなものだ”と考えれば、
その状態に納得するかもしれない。

なぜなら、
”自分は可愛い”
でも、
”他者を思いやるのは二の次だ…”

自分で自分を守らなければいけない、
そういう子供になるかもしれません。

他人に対して痛みを感じられないのは、
他人に無関心だからのような気がします。

ちなみに、人は人を殺すように流れ、
殺人が法律で禁じられなければ
どんどん人殺しが起こるのは
事実かもしれませんが、
それは性悪説とは思いません。

真っすぐ育たなかった人間か、
自分必死で守ろうとし、
家族を必死で守ろうとし、
それを脅かす物がいたら排除する。

強ければ、強いほど、
その個体（人間）が
何かの時に、邪魔な誰かを抹殺（排除）する
生き物としての本能的だと思います。

だからといって殺していいわけではなく、
そこで、それ以上越えてはいけないという
一線を引く必要があり、
殺人罪があるのだと思います。

自分や自分の家族を守る場合でも、
（利益や家が大きくなるためにでも）
他者を抹殺（排除）してはいけないという
この一線が無いと、
ひたすら強くなろうとする人間は、
行きすぎた本能的で、
人を殺してしまうかもしれないからです。

実際に、全ての人が
”真っすぐ育つ社会”
というのはあり得ません。

多種多様な家庭環境・夫婦があります。
だからといって、
性悪説は理解できません。

私は、人間は本来”善”である。
真っすぐ育てば
”善”であると感じます。

お礼

ご回答ありがとうございます。
文面全体に優しさと信念を感じます。
あなた様の意見や他の回答者様の意見を読ませていただきました。
物の考えはひとそれぞれです。
＜私は、人間は本来”善”である。
真っすぐ育てば
”善”であると感じます。

信念のある言葉に打たれました。

回答No.5

kiflmac

NO.２です。
離れるのではなくて、向き合って下さい。それは子供の為では無く、貴方の成長課程の為です。子供にとっては、「何で距離とられるんだろ？」って言う様な小さな疑問符が浮かぶと思います。しかし、子供は悪い事を絶対しますし、あなたの苛つく様な事をわざとやったりします。
そういう時の対処に夫婦で、話し合って下さい。難しい様なら、児童相談所にアポをとり、カウンセリングしてもらって、自分は「〇〇した時に、とっさに手が出そうになります」等話をしてみてはいかがでしょうか？
第三者的意見を貰って今の段階で、子供を愛せる様になりましょうよ。例えば、未来にDVDやBLとかの古い映像のソース（編集前データ）を作って、自分でも泣ける映像を作ってもらう為に作れたら、ただの糞垂れ坊主でも自分の出来ると思わなかった未来が始まると思いますよ。（本当に駄目だったら、施設に預けて週に何回か話が出来る場所を作る必要があると思います。）

お礼

再びのご回答有難うございます。私が脳の委縮と書いたのは、子供の頃に親のせいで出来た先天的な委縮だったら、大人になってから治療法が無いと言いたかったのです。説明不足でした。

回答No.4

noname#128676

まさにその通りです。
前職場にその通りで、あてはまる女性がいました。
人の痛みが全くわからない人で仕事もロクにせず本能のまま行動し、まわりからバカ女と言われてました。その人は相当虐待されて育ったとききました。

お礼

ご回答ありがとうございます。かなり腹が立ってますが、優しい女性もたくさんいますよ。そんな女は忘れてくださいね。

回答No.3

noname#250246

なぜ人を殺してはいけないことになっているか分かりますか？
それは放っておくと人は人を殺してしまう生き物だからです。

これはある漫画の台詞なんですけど、人って教えることで優しさとかを身につけるんじゃないかなと思うんですね。
無邪気とは言いますけど、邪気や悪意がなければ悪ではないのか？
人に迷惑をかけ、権利を奪うことを悪とする前提なら、子供は悪そのものなんですよね。
「このガキが！」のガキも漢字で書くと「餓鬼」、まさに子供は鬼そのものです。
それを放っておけば善悪の区別がつきませんから、悪のレッテルを貼られる、まあ犯罪者となることが多いでしょう。

虐待による脳への影響は正直よく分からないのですが、親の暴力を見て自分も暴力を覚えると言うより、元々人間というのは暴力をふるう行為はあるわけで、それを親の虐待を見ることで肯定されたと思い込むという形でゆがんでくるのかなと思います。

教育というのは社会的には悪である部分を善に直したり、新たな善意を植え付けたり、親の姿を見せて覚えさせたりだと思うんですね。
だから虐待みたいな異常な接し方でも犯罪者は生まれるでしょうけど、どちらかというと親と接する時間が短い人の方が多いんじゃないかなと感じています。
親の社会的善意を見てそれを子供が覚えるというプロセスが省かれているわけですから、もう思いのまま、気に入らなければ癇癪を起こして暴力をふるい・・・社会からはじかれて犯罪に走るみたいな形になるんじゃないでしょうか？

性善説って、産まれた子供の環境が善意に溢れていることを前提にじゃないと成り立たないんじゃないかと思います。
完全に善人でないにしても、普通に社会生活を送れるような善意を持ってる親の姿を見て、異常者に成長する子供の方が少ないと思いますから、そういうのに甘えた理論じゃないかと。

生まれたての人間を純粋に見た場合、性悪説の方が当てはまり、かといってその悪はもっと純粋なものといったところでしょうか。
なんだかまとまりのない文章で申し訳ありません(^_^;

お礼

ご回答感謝します。しっかりとした意見有難うございました。当たり前ですが、日本は戦後ずっと教育から目を背けてきました。ＧＨＱや日教組が悪いとかじゃなく、人任せにして本気で考えて来なかったのは反省しなきゃいけないですね。まだ日本って間に合いますよね！夜中に有難うございました。

回答No.2

kiflmac

別にそんな事は、確定出来ていない以上は、脳科学者の推論に過ぎない事だと思いますよ。ただ、推論でもそう言う育ち方をした方は、気をつけた方がいいと思います。

お礼

ご回答ありがとうございます。虐待は子供の側から避けることができません。難しい問題ですね。

回答No.1

morutiroro

性善説は信じません。
が、性悪説も信じません。
人は人でしかない。と思っています。

事件見るにつけ、人が信じられなくなりますが、万一にも、私が妻や子供に迷惑を掛ける存在に成り下がったなら、迷わず命を絶ちます。

また、そのような輩がいたら、どのような手段を取っても止めさせます。
「尋常でない泣き声が聞こえた」などと、後になってインタビューの答えるようなことはしたくないです。
それこそ信じられないです。

お礼

ご回答有難うございます。あなた様の文面には男気が溢れてます。良いお父さんです。昔はあなた様の様な日本男児が多かったと思います。元気いただきました。