エホバの証人ではありませんが、某イベントホールの管理の仕事をしていた関係で、エホバの証人とは良く話をしたことがあります。彼らは年に何度か大規模な集まりを催していますので。ちなみに親戚にも同僚にもエホバの証人がいるので良く知っています。
私自身はエホバの証人になるつもりは全くないのですが、彼らに対しては好感を抱いています。彼らに対してはかなり歪められた噂や批判があり、ANo.1の人のように根も葉もない出鱈目を言う人が少なくないので、冷静な第三者として回答させていただきます。
勝手に入信という事ですが、これはあり得ません。
エホバの証人に限らず、親であれば子供を監督する責任があり、親が何かしらの宗教を持っていれば、それを子供に教えるのは自然なことだと思います。でもだからといって、子供に強制する事は普通ないはずです。親戚のエホバの証人の家にも子供が三人いますが、信者になったのはそのうちの一人だけで、あとの二人は信者にならないで独立した社会人になっています。親子関係が悪いという事もありません。エホバの証人になるには「聖書の基準に適った条件を満たす」という事が必要らしく、その条件に適う人間になるかどうかは本人の自由意志に任されるそうです。また、エホバの証人になりたいと思っていても「聖書の基準」に適合しない限り入信は許されないそうです。つまり誰かに強制されても本人に信者になる意思がなければ信者にはなれず、仮に信者になりたいと思っても基準に適わなければ信者にはなれないという事です。信者でない者が信者として数えられることはあり得ないですよね。特に幼い子供には正しい理解もなく判断力もないので信者にはなれないそうです。子供が成長した後に、子供自身が決断する事になるようです。
ついでに。
エホバの証人といえば輸血問題が有名で、昔は私もこの点が一番心配だったのですが、彼らは輸血の代替治療を受けるので特に問題にはならないようです。今では輸血の危険は広く知られていますし、輸血に変わる治療方法も少なくありません。エホバの証人ではない一般の人でも輸血拒否しますから、むしろエホバの証人に先見の明があったという事なのかも知れないと思っています。
エホバの証人は自らの信条を曲げる慣習は頑として拒むので、問題視されることは確かにあります。私も、もう少し融通を効かせればいいのに、と思うことがあるのは事実です。でもだからといって、彼らが反社会的で狂信者であるというのは酷い誤解です。エホバの証人を個人的に良く知っていて偏見を抱かずに彼らを評価できる人ならば、少なくとも彼らの多くが礼儀正しくて品が良く、親切な人たちである事を認めるはずです。
ついでに申し上げますと、イベントホールはこれまでに様々な宗教団体が利用して下さいましたが、利用後には会場にはゴミが散乱し、トイレは汚れ、後片付けが大変な事が多いです。でも唯一の例外がエホバの証人で、エホバの証人はいつも綺麗に会場を使ってくれます。よく組織されていて、使用前と使用後の清掃は皆でキチンとやってくれます。他のイベントホールでも同様だという話を聞いたことがあります。こういう事がキチンでできる人たちが危険な団体なわけがなく、むしろ見習うべき点が沢山あると思いますけどね。(ホール管理者としての切実な願い・笑)
話がそれてしまいましたが、親が勝手に幼児を入信されることができませんし、信者でない人間が信者とみなされることもないので、そういう心配は不要ですよ。
お礼
ご回答ありがとうございます! そうなんですょね…私も今現在実際に接している分にはとても穏やかでいい方だなという印象しかなく… でも今後家族になったらなぁと考えると不安で。 とにかくありがとうございました!