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クランクケースヒータを温めずとも安全運転は可能?
- クランクケースヒーターを使用せずに安全に運転することは可能なのでしょうか?
- 冷凍機油の温度が低い段階で冷媒が溶け込む理由について知りたいです。
- 室外機への給電の遣り直しに待機が必要な理由について明確な説明が欲しいです。
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質問者が選んだベストアンサー
初めての対話なのに厳しい言い方になって畏れ入りますが、御容赦を頂き、読み進めて頂ければ、幸いに思います。 冷凍サイクルについての考察を進めていく際の肝心な要素が、此の質問では見落とされていますね。 それは熱交換時の『圧力』です。 確かに普段の生活の中でよく私達が見掛ける相転移へは、極端に大きい気圧変化が伴っておりませんので、想像され難いでしょうが、膨張弁の働きの御蔭で、冷媒(文章が冗長し過ぎると申し訳が御座いませんので,此処では冷媒を『R410A』に限定させて頂きます。)の蒸発は、室内の温度から12℃を下回る低い温度で行なわれています。 そして逆に圧縮機から吐出された冷媒は、90℃以上もの状態で押し出され、50℃で凝縮するのです。 ですから、たとえ冷凍機油の温度が冷めておりましょうとも、冷たい気体の状態で冷媒は存在していられる訳です。 如何でしょうか?もし此処迄の流れに付き合って下さったのでしたら、分かって頂けるでしょう。 つまり冷媒は瓦斯状態でクランクケースの方に溜り込んでいくのです。 尚、炭酸水が温まると、中から二酸化炭素が吹き出してくる、という事例を御覧になった事が有ろうか、と思われますが、 あの現象から類推して頂ける通りに、冷えた液体の中へは気体が隠れ込み易いです。
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- KomiyaYui
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先に投稿なさっている方の回答はまさにフェイバリットアンサーって印象を醸し出していますが、慌てて拵えられたせいか、詰めが甘くて残念ね。 だから確かに私の説明はベストアンサーから程遠いし、知らない方の話とは言え、積極的に援護射撃を致します。 要するに圧力差の御蔭で、凝縮と蒸発との温度的な位置関係が逆転している、という事なんじゃないかしら。
お礼
圧力が大きく変化する環境の下での特殊な相転移が絡んでいるのですね。 よく分かりました。感謝を致します。
お礼
興味深い仕組みですね。勉強になりました。