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またマッキンリーに登りたい
- マッキンリー登頂を夢見て挑戦した3人組の物語
- 登頂失敗で重傷を負ったが、笑顔で再度挑戦したいと語る彼ら
- 彼らの生き方から学ぶ、挑戦とは何か
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質問者が選んだベストアンサー
たぶん、そこで取り上げられていた人たちは欧米人ですよね。 欧米人というのはアメリカであれヨーロッパであれ、「困難に挑戦する人」というのを最大限に評価する人たちです。困難にチャレンジするって、精神的にも肉体的にも大変です。でも、その難しいことに挑みさらにそれに打ち克つってことはそれだけ強くてタフで時に頭が良くつまり優秀であることの何よりの証しであるわけです。 欧米人特にアメリカ人にとっては「やれるのにやろうとしない人」ってのが最もバカにされるのです。 考えてみれば、誰でも成功することに成功したところで、何の評価にもならないし、そもそも自分自身が成長しませんよね。仮に傍から見れば失敗に終ったようなものでも、自分自身がチャレンジしていれば何がしかは掴んで成長することがあるはずです。彼らにとってマッキンリーに挑戦することは、自分自身の限界への挑戦であり、彼らはそこで何がしかを掴んだということなのでしょう。 とはいえ、彼らの精神的タフさにはちょっと日本人にはついていけないところはありますね。彼らは根っからの狩猟民族なのです。 以前、イギリスのBBC放送とNHKが共同で製作した動物番組で、ハイエナの集団の狩りの様子をヘリコプターから撮影したものを見たことがあります。そこで私はハイエナに追われる鹿の様子をドキドキしながら見ました。回り込んで待ち伏せしているハイエナが鹿に襲いかかったのですが、鹿は間一髪それを逃れ、私はどこかほっとした気持ちでそれを見ました。 ところが、そのメイキング画像でヘリコプターで撮影していたのはBBCのスタッフだったのですが、カメラマンも他のスタッフも「いいぞ!回り込んだ!」「今だ!あーっ、惜しい!逃した!」と大興奮していました。 つまり、私は鹿目線で映像を見ていたのですが、英国人は完全にハイエナ目線で映像を見ていたということなんですね。「やっぱり狩猟民族は違うなー」としみじみ思いました。
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- tomban
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まあ…正直内心はどうかはわからないですけどね。 ただそこで「まあ、もういいや」とは言えないでしょうね…私だって多分同じように言います。 登頂できないのは心残りだし、そのままの感情でいるのは、あまり気持ちがいいものでもないですからね。 出来ればリベンジしたいと思うのは当然でしょう。 あなたはチョット勘違いされてるみたいですね。 「死<挑戦」という図式だと、確実に死んじゃいますよ、冬山は(笑)。 …「植村直己」さんはご存知ですね?。 素晴らしいクライマーであり、冒険家であった人です。 彼は「人一倍臆病である」と自分のことを称していました。 そして「冒険は生きて帰ることを前提とする」とも仰っていました。 登山が好きなら山で死ぬな!という言葉も、登山愛好家の間では良く言われてきました。 自然というものは確かに「何もかも捨ててしまいたい」と思うほど、魅惑的なものです。 ここで死ねるなら本望だ、と本気で思いますけど、思ったら最後、次の山は登れません。 山がすきだからこそ、山で死ねないし、生きるために文字通り「死力を尽くす」のが、山という場所での「生き方」なのです。 余談ですが、植村さんも冬季のマッキンリーで消息を絶ったままです。 数多くの超一流のクライマー、アルピニストも、この「魔の山」で消息を絶ったり、亡くなったりしています。 富士山もそうですが、例え標高が高くなくても(八千メートル級じゃなくても)山はその「状況」で、いくらでも姿を変えるものだし、その変化があまりにも急なことにより、対応が不可能な状況に追い込まれるということはあります。 …自然は怖いですね。
お礼
こんばんわ。 回答というより私の質問に対するつっこみですね(^^) やや本旨からズレましたね。 「まとめると彼等の態度や表情だけで、彼等がただの無謀な命知らずだと思うな、彼等こそ臆病だ。」 ってとこでしょうか。ご忠告ありがとうございました。
お礼
eroero1919さんご回答ありがとうございます。 失礼ながらそのHNと知的な回答とのギャップに笑いました(^^) 草食と肉食、日本と欧米を照らした非常にわかりやすいご回答ですね。妙に納得してしまいました。 しかし悔しいですね。どうせなら私も食う側がいいですね。 チャレンジします、ご回答ありがとうございました。