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強姦未遂被害から回復した私の経験と今の状況
- 以前、強姦未遂に遭いました。事件後は警戒心が強まり、眠りにも影響がありましたが、今は普通に生活できています。
- 結婚を機に性行為に対する抵抗感も減り、彼との信頼関係も築けています。しかし、犯罪被害者の中にはPTSDを発症する方もいると聞き、自分が元気になっていることに罪悪感を感じることもあります。
- 現在は日常生活においてほとんど問題はなくなりましたが、一部のトリガーには敏感で、物音が聞こえないように音楽を聴きながら寝るなどの工夫をしています。将来的にPTSDが発症する可能性もあると言われていますが、現在は克服できたと自信を持っています。
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同じ出来事に対して、その受け取り方、感じ方は人によって違うと思います。 強姦未遂にあって、PTSDに陥る人もいれば、そうでない人もいます。また、PTSDにならなくてはいけないわけでもありません。 あなたが何年後かにPTSDになるかどうかは素人の私には判断できませんが…。 もし自分の状態がどうしても気になるようであれば、『心的外傷と回復』 J.L.ハーマン(みすず書房) という本が役にたつかもしれません。 とても難しい本で、読んでいると暗い気持ちになるかもしれませんが…。 実は私も似たような経験があり、そして似たような疑問を持っていました。 「私は回復してきているのか?それとも恐怖を押し殺しているだけなのか?」と。 カウンセリングも受けていましたが、初めの頃のカウンセリングがうまくいかなかった理由もこの本を読んでわかりました。 夜道が恐いなど、少しの症状は残っていますが、今では「回復か抑圧か?」の疑問も気にならなくなっています。 あなたに役立つかもと思う文章を本からかいつまんでみます。 「心的外傷とは権力を持たない者が苦しむものである。外傷を受ける時点においては、被害者は圧倒的な外力によって無力化、孤立無縁仏されている」 「だからこそ、回復の基礎はその後を生きる者に有力化(エンパワーメント)を行い、他者との新しい結びつきを創ることにある」 「外傷を受けた人と社会との間の裂け目を修復する作業は、第一に外傷的事件を公衆が正しく認知し評価することであり、第二に社会がどういう行動をとるかにかかっている」 あなたが優しいお母さま、彼氏、警察官に出会えたことを陰ながら嬉しく思います。 同じ立場の人間として、あなたの回復を心から祈っています。
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ずっと我慢していて本人が気がつかないくらいに抑圧していた場合に、あとから発症することもあるように本で読んだ記憶があります。それとか、複雑性PTSDというものの場合など。ですが、質問者様の場合は、原因がはっきりしていて、ご自身でも認識しているので、そこまでのことは起こらないのではないかなと思います。理解してくれる人と結婚も決まっていらっしゃいますし。 ですが、ことがことなので、物音にびくびくしてしまったりっていうのは、やっぱり続いてしまうのは仕方ないかもしれません。PTSDと思いこんでしまうと、自分がいつまでもつらいので、あまりそう考えすぎないほうがいいでしょう。 心的外傷と回復ですが、厚い本ですが、上のところに要約の短文が載っています。それだけを読むと、わりと読めます。おすすめです。ですが、これも理解してくれる人と結婚という社会参加ができているわけですので、その時点で乗り越えていないとできないことなのではないかなと思いました。