血液型とは血球の持つ抗原の分類ですが、
両親の染色体が組み合わされた段階で、
自然抗体の生産タイプが決まるのだと推測します。
つまり細胞分裂が始まる直前ですね。
この段階ではあくまでも生産タイプであって血液型ではありません。
ですが、この生産タイプも絶対不変の物では無く、
外的要因で変化する事があります。大人の場合でもです。
例えば輸血(A型にB型を輸血すると…、という話ではありません。)や移植等の結果血液型が変わってしまう事が稀にあります。
胎児の場合、まだ不安定…、と言うより生き延びて産まれる為に
臨機応変なのでしょう。生産タイプが変わる可能性は高いです。
そして、生産タイプが安定し、出産されたとします。
しかしこの段階に於いても抗原が生産されていない場合が多く
血液型が確定していないという事になります。将来的になるであろう
血液型は身体の中で決まっている筈ですが、現代医学では明確な検査が出来ません。
赤ちゃんの身体が自身で抗原を安定して生産増殖出来るようになるのは、
人によって違いますが、大体3ヶ月から6ヶ月頃と言われています。
それまでは親の抗原に助けられてしのぎます。
但し、母体がO型なら新生児もOと言う訳ではありません。
ですので新生児の頃(母子手帳記載の血液型等)と成長してからの血液型が違う事はよくあります。
大体生後一年頃に調べれば、本人の血液型と断定して良いと言われています。
無論、新生児の頃と成長後の結果が変わらない人もいます。
お礼
ありがとうございました☆ 詳しく説明して頂きすごく勉強になりました^^ 家族と一緒にぜひよく読ませていただきます☆