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血液検査結果についての不安と症状
- 43歳女性が抜け毛、頭皮と下肢の痛み、腰痛などの症状で医師を受診しています。血液検査の結果、フェリティンが低く、子宮筋腫も見つかりました。
- 続く下肢痛や腰痛、子宮筋腫の自覚症状はなく、生理も特に問題ありません。しかし、血液検査の結果により、骨髄炎や白血病などの可能性が不安視されています。
- また、長時間のPC作業による背中や脇の痛みもあり、検査結果で不安が増しています。医師の解釈が必要な状況であり、詳しい結果の解説が求められています。
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質問者が選んだベストアンサー
我々の体はそれぞれの細胞が特殊化してできていますが、特殊化していないものが一つあります。これが白血球なのですが特殊化しないだけに白血球の状態が固体全体を反映してることになります。白血球の数はその人の代謝力に比例します。なにかと活発な人ほど増える傾向があります。つまり心身のストレスに左右されるのです。 注意しなければいけないのは白血球増加の中味ですが、白血球の増加というとほとんどが顆粒球(なかでも好中球)によるものです。これが何を意味してるかというとストレスで顆粒球が増加するということです。深刻な急激な組織破壊などは別ですが、一過性のストレスであれば一旦増えてもすぐに元に戻りますので問題になることはありません。しかし、ストレスが増えたまま慢性化すると顆粒球も増えたままです。顆粒球は短命なのですが死ぬときは粘膜などに辿り着いて活性酸素を撒き散らす性質があります。体内には活性酸素を無毒化する酵素など仕組みがありますが、適応できなくなるほど顆粒球増多が起こると活性酸素を食い止めることができなくなります。 活性酸素は必要なのものですが、増えすぎると活性酸素による組織破壊や常在菌と反応して化膿性疾患の原因になります。あちこち炎症がおきてるのはこのためでしょう。 白血球の顆粒球(好中球)とリンパ球は拮抗関係にありますので顆粒球(好中球)の割合が増えるとリンパ球の割合は減ります。免疫力はこの両者のバランスによって左右されます。リンパ球28、顆粒球(好中球)64という割合は明らかに免疫力低下を示しています。正常値はリンパ球が35(正確には35~41)顆粒球(好中球)が60(正確には54~60)ぐらいです。 免疫力を回復させるには労働時間を減らす、休養を増やす、睡眠時間を増やす、体を温めるなどしてもっと心や体をリラックスさせる必要があります。顆粒球が減って(白血球総数減)とリンパ球との比率のバランスが良くなれば次第にトラブルは解消されていきます。 今までの生活、生き方そのものに原因がありますので、生活、生き方を見直すことがない限りは改善は見込めないでしょう。もし一々消炎剤を使うようなことがあれば、薬もストレスとなっていきます。
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- higegie2
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色々とお悩みのようですね。 白血球の乱高下は、何かの感染症(ウイルスなど)が潜んでいるのかもしれませんね。日々の体力(免疫力の変化)とも関わるのだと思います。・・・・日和見感染?? 一つ申しあげます。フェリチンが36で基準値下限なので鉄欠乏性貧血を疑われていること。日本においては、女性のフェリチン基準値は 4.0~64.2ng/ml (三菱化学メディエンス)で、質問者さんの数値は中間に入り込んでいます。だからと云って、基準値内なら異常なし、と云うものではなく、米国に於いては下限に属するので低フェリチン血症(鉄欠乏性貧血)を疑うのは妥当であり、また、日米の食生活の違いを知る為にも面白い結果だと感じました。 欧米人の肉などのタンパク摂取量は日本とは格段に開きがあり、その為にフェリチンの基準値が日米間では大きく異なるのであろう、と推測できます。何故なら鉄欠乏性貧血は、鉄分の不足だけではなくタンパク質やビタミン類の不足からも起きるものなのです。 日本に於いては、極端に肉食を避けると云う誤った指導があり、フェリチン値の基準値は低めの傾向があるのであろう、と感じました。 アチコチの痛みや抜け毛などにも苦しめられているようですが、そうした痛さ・辛さを分子整合医は低フェリチン血症(鉄欠乏性貧血)が原因であるのを認めている。そうした方々に貧血改善の栄養療法を施すと殆どの方のそうした抜け毛等の悩みや痛みも改善されて、尚且つ、生化学検査や血液学検査の結果も良い方向に改善するのを確認しています。 因みに、分子整合医の目標とするヘモグロビン値は男女共に 15g/dl ヘマトクリットは45% を目標として、フェリチン値は100ng/ml以上 です。フェリチン値が70に達したときは、殆どの方に痛みなどを含めた不定愁訴が消えることも確認している。 貴女の状態に癌を疑う根拠も見当たらず、また、何でも不安になってしまう心が「癌」を初めとした「様々な疾患」を作り出してしまう危険性にも、一抹の不安を感ぜざるを得ません。 心を明るく持ちましょう♪ 分子整合医 分子整合医学 ・・・検索して、学んでみてください
お礼
higegie2様 お礼のお返事が遅れてしまった事をお詫び申し上げます。フェリチンの説明をしてくださりありがとうございます。米国(私の病院の検査機関では)では8-252範囲内であれば、正常とみなされて 余り医師が注意深く見てくれませんが、掛かりつけの産婦人科医(婦人科検診で診ていただく先生)は 低いと感じているそうで、鉄剤を摂る様にと言われました、しかし掛かりつけの家庭医は鉄剤をむやみに取るのは身体に良くないと言って意見が二つに分かれています、そして抜け毛で相談に行った皮膚科医(米国では知られた大学病院の皮膚科教授)は、フェリチンと抜け毛説を信じていない様で笑って済まされました。『貴方は禿げないよ~』と笑われてしまいました、しかしネットで検索するとフェリチン値と抜け毛説を関連つける結果のサイトが多いので、 混乱してしまいました。ちなみに私の食事は90%日本食で牛肉やミルク等は殆ど摂らず、魚+野菜が主です(納豆も食べています)、8月の終わりに検査したときはフェリチン値が26で今回36に少し上がったので、少し安心して、このまま食生活で少しづつ上がって行くような食事にしようと思っていた所でした。higegie2様の仰るとおりに何でも不安になってしまうのがいけないんだと思います、 言い訳ですが、日本では掛かりつけの医師に直ぐ診て頂けたのですが、こちらでは相性の合う医師と中々出会えない事と、予約して幾日も医師に診て頂けないので、その間にインターネットで検索して怖くなってしまう癖が付いてしまいました、少しインターネットから離れようと思っています。 今回『不安』に関してご指摘して頂かなかったら、自分では気が付いていても中々その輪から抜けられなかったと思います。本当にありがとうございました。
- albert8
- ベストアンサー率61% (1658/2703)
我々の体はそれぞれの細胞が特殊化してできていますが、特殊化していないものが一つあります。これが白血球なのですが特殊化しないだけに白血球の状態が固体全体を反映してることになります。白血球の数はその人の代謝力に比例します。なにかと活発な人ほど増える傾向があります。つまり心身のストレスに左右されるのです。 注意しなければいけないのは白血球増加の中味ですが、白血球の増加というとほとんどが顆粒球(なかでも好中球)によるものです。これが何を意味してるかというとストレスで顆粒球が増加するということです。深刻な急激な組織破壊などは別ですが、一過性のストレスであれば一旦増えてもすぐに元に戻りますので問題になることはありません。しかし、ストレスが増えたまま慢性化すると顆粒球も増えたままです。顆粒球は短命なのですが死ぬときは粘膜などに辿り着いて活性酸素を撒き散らす性質があります。体内には活性酸素を無毒化する酵素など仕組みがありますが、適応できなくなるほど顆粒球増多が起こると活性酸素を食い止めることができなくなります。 活性酸素は必要なのものですが、増えすぎると活性酸素による組織破壊や常在菌と反応して化膿性疾患の原因になります。あちこち炎症がおきてるのはこのためでしょう。 白血球の顆粒球(好中球)とリンパ球は拮抗関係にありますので顆粒球(好中球)の割合が増えるとリンパ球の割合は減ります。免疫力はこの両者のバランスによって左右されます。リンパ球28、顆粒球(好中球)64という割合は明らかに免疫力低下を示しています。正常値はリンパ球が35(正確には35~41)顆粒球(好中球)が60(正確には54~60)ぐらいです。 免疫力を回復させるには労働時間を減らす、休養を増やす、睡眠時間を増やす、体を温めるなどしてもっと心や体をリラックスさせる必要があります。顆粒球が減って(白血球総数減)とリンパ球との比率のバランスが良くなれば次第にトラブルは解消されていきます。 今までの生活、生き方そのものに原因がありますので、生活、生き方を見直すことがない限りは改善は見込めないでしょう。もし一々消炎剤を使うようなことがあれば、薬もストレスとなっていきます。
- USB99
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ヘモグロビンもいい値ですし、MCV(赤血球の大きさ)も正常ですし、特に鉄欠乏性貧血を疑う所見はありません。ただ、倉庫(フェリチン)は少なめなので、将来的には鉄欠乏性貧血ががくるかもしれませんが、43歳ではもうすぐ閉経するでしょうから、特に問題はありません。 少なくとも、これらの値で白血病は疑いませんが、癌や骨髄炎の診断にはこれらの採血項目はまったく無力で、あるともないとも判定できません。
お礼
USB99様 投稿へのお礼が遅くなりまして申し訳ありません。USB様のご返答大変参考になりました。 フェリチンの少なさが抜け毛と関係するのかと思っているのですが、こちらの医師の意見は二つに分かれていて、私の主治医はフェリチンと抜け毛を関連付けていません、逆に鉄剤を摂るのにも反対ですが、産婦人科医には鉄剤を服用する様に言われました。確かに年齢がプレ更年期と言っても良い年なので、 食べ物から気をつけます。大変お早い回答ありがとうございました。
お礼
albert8様 ホリデーシーズンで家を空けていて、お礼が遅くなりました事をお詫び申し上げます。 出先で回答を読ませて頂いて、少しほっとした気持ちでホリーデーを過ごす事が出来ました。 とてもご丁寧で素人の私にも理解し易い回答をありがとうございます。albert8様のご説明の中から、 思い当たる事がありました、今年に血尿(潜血)が出て居るとの事で、泌尿器科+腎臓科で検査を受けました(泌尿器科では膀胱鏡と、組織採取?ウルトラサウンド)その結果何も問題が無いとの事で、尿を他州の尿検査専門のラボに即日で送ったのですが、そこでも何も問題無しと言う事で、しかし、その潜血は腎臓からのものと検査結果が出て、腎臓科に回され、更に深く検査をした所、何も問題無しと結果が出ました。医師いわく、尿に潜血反応が出る体質の人は暫し見られるとの事で、私もその内の一人だろうとのことでした。 (そう言われてみれば小学校の尿検査でも暫し数回検査をしました)その時の血液検査と結果と今回の結果のリンパ球と顆粒球(好中球)の数値を比べて見ましたら、 似たような数字でした。症状も同じと今になって思い当たりました。あんなに沢山の検査をしたのに、何故にこの症状と気が付かなかったのか? ホリーデー明けに医師に診察してもらおうと思っています。 確かにストレスの溜まる生活を送っているかも知れません(介護等)リラックス出来るように 自分の時間も大切にしていきたいです。暖かいアドバイスをありがとうございました。