それはアナログですね。
CATVでのデジタルBS/CS受信は、パススルーではない場合がほとんどですから、既に回答があるように視聴するにはセットトップボックス(STB/Set Top Box)を購入して接続しなければなりません。
何故かというとBSやCSの信号は、周波数帯域と当初(2007年まで)の法令の都合上、そのまま同軸のケーブル載せることが出来ませんでした。そのため、信号の帯域を振り替えるトランスモジュレーション(以下トラモジ)と呼ばれる技術が使われています。
これをテレビで視聴するには、専用のトラモジ対応チューナーが必要になるのです。また、CATVのCSではテレビ局のVOD、PPV番組の放送管理を円滑に行うため、C-CASと呼ばれるカードも必要となります。STBには、このC-CASカードとB-CASカードの2枚がセットされることになり、それぞれの識別番号(ID)をケーブルテレビ局に登録することで、有料放送やBS/CSの基本放送が見られるようになります。(STBはオークションで取引しないようにすることをお奨めします。C-CASが管理されているため、CATV推奨外製品は使えないケースも多くトラブルの元となることがあります)
尚、CATVのトラモジCSやBS番組をデジタルで録画する場合は、STBを介して録画することになります。
STBにi.Link(IEEE1394)端子があるもの、またはハードディスクが登載された物、またはBDレコーダー内蔵のいずれかの製品を購入し、それと各社のレコーダーをつなげることで録画またはダビング、BDへの保存が出来るようになります。
ちなみに、i.Linkでの外部録画はダビング10に対応しない場合が多く、コピーワンスとなります。
STBのハードディスクに録画した場合は、ダビング10に対応しますが、250GBで5~6万という足下を見た値段となります。BDレコーダー内蔵のSTBは機能の割に倍以上の価格になる場合があります。
この製品は家電量販店では原則扱って居らず、各社ケーブルテレビ局でレンタルまたは販売されています。(だから高価です。)
最後に、一部のケーブルテレビ局や光ファイバーを使う業者では、トラモジを利用しない放送が可能です。これは、法令が2007年に改正され、パススルーでの放送が可能になった後に、光ファイバーなどを全戸に導入したテレビ局が行っているサービスです。
古くからある同軸のCATV局はこれからファイバを敷設するのはなかなか困難ですから、短期間でトラモジからパススルーになる可能性は低いでしょう。お住まいが都市部であれば、数年後にもしかするとサービス可能になるかもしれませんけどね。
お礼
ありがとうございます。く・詳しい!