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アブラハヤの片目が白くなってしまった

1年2ヶ月ほど前からアブラハヤを飼っています(息子が川で捕まえてきました)。 2日前、息子が「目が白くなってる!」と言うので見てみると、片目だけなのですが、真っ白になっていて取れてしまいそうな感じです。弱ってしまっている様子はなく、エサも食べているようですが、何の病気でしょうか? たぶん治りそうもないんじゃないか、とは思いますが、何かしてあげられることはあるのでしょうか? そろそろ寿命なのかな、という気もしているのですが…。 川魚にお詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。 よろしくお願い致します。

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回答No.1

病気としては、「白濁眼」か「ポップアイ」の二つが浮かびます。 病状からの見分け方は、、、、 ・単純に飛び出して白濁りならば「白濁眼」。 ・飛び出した眼の付け根に血管の浮きだしや充血が認められれば「ポップアイ」。 【白濁眼】 白濁眼は、眼球表皮に細菌類が感染する病気です。 感染した細菌類を魚の免疫細胞が排除するために、白濁した大きな腫瘍が出来る病気です。 この腫瘍は驚くほど大きくなり、真っ白に白濁することもあります。 魚に体力と免疫力があれば、飼育環境を改善すれば完治します。 原因は飼育環境の悪化。 ・飼育水の汚れ。 ・水温の急変。 ・pHの低下。 一言で言うならば、水の汚れが主たる原因です。 マメな水替えと底砂掃除を行いましょう。 白濁眼の治療は、オキソリン酸製剤による薬浴を一週間ほど行います。 オキソリン酸は濾過バクテリアや水草に被害の少ない薬剤ですから、直接本水槽で薬浴可能です。 白濁眼の魚が弱っていて食欲も無い場合も、他の魚に虐められる可能性があるため隔離水槽で治療を勧めます。 治療完了後、7日目と10日目に水替え1/2を行い、薬剤を希釈すれば薬浴は完了。 オキソリン酸製剤は、次の2種類です。 「グリーンFゴールドリキッド」「パラザンD」 白濁眼治療の今後の経過は、、、 ・腫瘍が小さければ2週間ほどで、白濁が改善し腫瘍も小さくなってきます。 ・腫瘍が大きい場合、より一層白濁度合いを増し、場合によっては腫瘍が大きく出目金のようになることもありますが、3週間~6週間程度で、ある日、突然、ボロッと白濁した患部が剥がれ落ちて、中から正常な眼が現れます。 【ポップアイ】 ポップアイならば、飛び出した眼球の付け根に血管の浮きだしや充血が認められます。 エロモナス菌は魚体の組織を溶かす酵素を分泌します。 エロモナス菌によるポップアイの場合、眼球組織や眼の神経組織に被害を与えます。 進行すると眼球を失うこともあります。 ポップアイの場合、完治しても病痕が残る事があります。 ポップアイの原因も、白濁眼と同じ。 良性が白濁眼で、悪性がポップアイ。 致死率はポップアイの方が遙かに高い。 治療方法は、基本的に白濁眼と同じ。 治療期間は、10日~14日と、白濁眼よりも少し長くなります。 ポップアイの隔離水槽では、5日毎に1/2量の水替えと少し濃いめの追薬を行います。 「グリーンFゴールドリキッド」「パラザンD」の他に、「グリーンFゴールド顆粒」「エルバージュ」でもOKです。 「グリーンFゴールド顆粒」「エルバージュ」の方が効果が高い薬ですが、濾過バクテリアや水草に被害を与えるので、隔離水槽で治療します。

mi-ma0206
質問者

お礼

たいへん詳しく回答いただきありがとうございました。 頂いた回答から症状を観察してみると、「白濁眼」ではないかと思われます。 もう死んじゃうのかな…、と悲しく思っていましたが、治療ができそうなので早速実施してみたいと思います。息子もすごく安心しています! 早速の回答本当にありがとうございました。

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