はじめまして。
1.元のDVDの方式は何ですか?
一般のレコーダー、プレイヤーで再生可能なのはDVD-VIDEO方式とDVD-VR方式の二種類あります。
前者は市販(レンタル)のDVDビデオソフトや、DVD+RやDVD-R/RWにおいてアナログ放送を録画した場合に使用されています。DVD-R/RWに記録した場合はファイナライズが必要ですが、一般的にPCで作成した場合は自動的にファイナライズされます。レコーダーでは追加録画のためにファイナライズ無しが前提なので、書きこむ際にファイナライズ有りを選択する必要があります。
注意点としてDVD-RAMの場合、一応DVD-VIDEOの規格はありますが、それを採用しているメーカーは無いと言うことです。
後者はレコーダーが当初から採用していた方式で、アナログ放送・デジタル放送双方に対応した、録画用のフォーマットです。
DVD-RAM、DVD-R/RWで使用可能です。
注意点はDVD-RのDVD-VRは2006年に規格策定された規格なので、2007年頃ではまだ対応し切れていないものがありますし、それ以前の機器では再生できないものが大半と言うことです。
DVD-VRはオートファイナライズで、ディスクをレコーダーに挿入する度にファイナライズ解除、取り出しの際にファイナライズが自動的に行われます。
PCではこのDVD-VR方式で記録したディスクはDVD-RAM以外はディスクオープン(未ファイナライズ状態)と認識する場合があります。
2.コピーは何のソフトを使用して、どのように行いましたか?
ライティングソフトのディスクコピー機能を使用すれば大抵のディスクのコピーは可能は可能です。
市販(レンタル)製品のコピーは一般のライティングソフトのディスクコピー機能では、コピーガード処置がされているので拒否されます。
これらをコピーしたものとなると、それなりのアプリケーションを使用してのこととなり、この場合はココの禁則事項に該当するので質疑応答は不可となり、質問自体も削除対象となります。
DVD-VIDEO方式のディスクをコピーする場合はDVD-R/RWを使用しましょう。
前項1に記載した
>注意点としてDVD-RAMの場合、一応DVD-VIDEOの規格はありますが、それを採用しているメーカーは無いと言うことです。
にあるように、DVD-RAMのDVD-VIDEO方式を採用した機器がないので当然再生はできません。
DVD-VR方式のディスクをコピーする場合はDVD-RAM、DVD-R/RW全て使用可能ですが、デジタル放送を録画したCPRM情報が書きこまれたものの場合、ディスク内のデータはコピーされますが、ディスク最内周のCPRM情報はコピーされないので再生できないディスクとなります。
アナログ放送を録画したものはCPRMは関係ありませんので、コピーフリーです。
DVD-VIDEO方式のコピーには、VIDEO_TS・AUDIO_TSフォルダを抜き出してライティングソフトで書きこむ方式と、ディスクイメージファイルを作成してからそのまま書きこむ方式の二種類ありますが、前者の場合はライティングソフト次第ではVIDEO_TS内のIFO、BUP、VOBファイルの配列を変更してしまうものがあり、この場合はPCでは再生できるけど、一般機器では再生できないDVD-VIDEO形式のディスクを作成してしまいます。単なるコピーならば後者を利用した方が良いでしょう。
まぁそれ以外にもライティングの書き込み速度は4倍速程度にする。信頼性の高いディスクメーカー、DVD-Rならば太陽誘電製、DVD-RWならば国産表記のVICTOR製、DVD-RAMならばパナソニック、マクセル製のものを使用する、などの方策を講ずれば互換性の高いディスクの作成は可能です。
もっとも記録型光学ディスクは基本的に自己録再しか保証されていません。VHSのSPモードやカセットテープほどの高い互換性は最初から保証されていない媒体ですので、それ以外の要因で再生できないことはママあります。
この場合はおそらくDVD-VIDEO方式のものをDVD-RAMに書き込んだ、と言うことでしょう。
お礼
回答ありがとうございました。 読みながら頭ごちゃごちゃになりそうでしたw でも、ここまで詳しいtama80jiさん、凄いです。 DVD-R/RWへの書き込みで試してみます。 時間をかけ、詳しい回答ありがとうございました。