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歯石を歯の修復材料に使えない?
虫歯の治療時、削った穴に金属やプラスチックを詰めますよね。 こうした材料は歯と密着しないので、隙間に糖分などが入って、長い間には詰め物の下が虫歯になってゆくと聞きました(というか、実際に虫歯になってしまいました。12~13年くらいでしたかね)。 歯医者で歯石を取ってもらうときに見ていると、歯ときっちり密着しているように見えます。けっこう固いし、その下が虫歯になった経験もいまのところありません。 もし歯を削った穴に人工的に歯石を形成させる方法があったら、詰め物としてかなり優秀なのではないかと思ったのですがどうでしょうか? 理論的に見て、歯石の密着度、固さは詰め物として実用に耐えますか? 本当に興味本位の質問で申し訳ないのですが、ご存知の方がいらっしゃったら教えてくださると幸いです。
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質問者が選んだベストアンサー
強度もそうですね、耐えられないと思いますが・・・ 密着度もそこまで良いものでもないですよ・・・ 超音波振動でポロポロはがれる程度のものです。 ただ、歯石がつきやすいということは、そこは歯を磨けていない部分です。 ブラッシング指導を受けられた方が良いですね。 「磨いている」のと「磨けている」の違いは大きいです。歯周病は歯をなくしてしまう怖い病気ですよ。
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- w_i_n
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歯石そのものを修復に使える可能性はゼロです。 強度は全くないし、接着性も問題となります。 ただ、歯石は唾液中または血液中のCaが固まったものですから、歯石を集めて分解し組成を組み直せば、、、、やっぱり無理かな?
お礼
回答ありがとうございます。 やっぱり無理ですか…。 なんでこんな質問を考えたかと言うと、やっぱり「隙間」の問題。 「歯を治療した結果、その下に歯ブラシの届かない部分ができる」という矛盾が気になるんですよね。 治療が次の原因を産むという悪循環がなんとも。 (最初から虫歯にならないように気をつければよかったでしょ? という正論はおいといて) 今後、歯としっかり接合できる新素材の開発を待ちたいですね。 皆様、どうもありがとうございました。
- maary
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おもしろい質問ですね! でもスケーラーの振動で剥がれてしまう程度の強度では、 咬合面では使えないと思います。
お礼
回答有難うございます! そうか、あの器具はスケーラーというのですね。初めて知りました。 名前がわかったので、スケーラーについてネットで調べてみました。 超音波で金属棒を振動させて歯石を剥がす「超音波スケーラー」と、彫刻刀のように歯石を削る「手用スケーラー」があるのですね。これも初めて知りました。自分の口の中でこんな機械が動いていたとは! 超音波の振動が歯を傷つけずに歯石だけを砕くということは、歯石は歯よりも弾性がなく脆いということになるのでしょうか。 としたら、確かに咬合面で強度を保持することは難しそうですねえ。 >おもしろい質問ですね! 面白いと言うか、面白半分の質問でお恥ずかしい。 (^^;) 有難うございました。
なるほどと思いました。虫歯を起こす菌と歯石をつくる菌は普段は共存しているのではないでしょうか。歯石をつくる菌がいなくならないようにすれば虫歯はひどくならないだろうと思います。しかし歯石も健康な歯の表面だからしっかり付着結合できるのかもしれないと思います。人工的に削られた部分は健康な歯とどこか違っていると思います。しかし虫歯の部分を削る代わりに歯石をつくる菌を詰めるというような方法も検討に値するかも知れないと思いました。歯周病の遠因は歯石の付着のようですから、虫歯にならない人は将来歯周病になりやすいという俗説もばかにならないかもしれません。
お礼
ご回答、有難うございました。 そういわれてみれば、健康な歯の表面と、人工的に削られた歯の表面は違うかもしれませんね。 問題は予想以上に複雑なのかもしれません。 「虫歯にならない人は将来歯周病になりやすいという説」は知りませんでした。 たしかに、歯石の出来具合は唾液中のカルシウム量に関係しているわけで、歯石のできやすい人のほうが歯の再石灰化で虫歯になりにくいのかも。このあたりも詳しく知りたいところですね。 私は22歳まで全く虫歯にならなかったのですが、歯石はできやすい気がします。 歯医者で取ってもらいますが、新人の歯科衛生士さんにあたると、かなり痛いです…。
- silverghost
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使えません。 歯石は歯垢が石灰化したものです。 つまり、ばい菌の死んだ塊です。
お礼
さっそくのご回答、有難うございます! あまりに早くて驚きました。 お礼に引き続き、お詫び申し上げます。 私の質問が説明不足で、お手数をかけさせてしまいました。 歯石が歯垢の石灰化した、ばい菌の固まったものだというのは知っているのですが、その強度と、歯との接着部が虫歯になるかどうかを知りたかったのです。 もし歯石にそれだけの強度・性質があるなら、ばい菌の代わりに人工材料を詰め込み、唾液で石灰化させて人工歯石をつくればよいわけで。つまり歯と隙間なく癒合する材料になれば、治療した歯の耐久時間が延びていいのになあ、という趣意で質問させていただきました。 べつに歯科の仕事をしているわけではないのですけど…。 そんなわけで、ご迷惑をおかけしましたが、今後もまたご回答をいただけますと幸いです。 ありがとうございました。
お礼
回答有難うございます。 強度だけでなく、密着度もダメですか…。 そうなるとやっぱり使えそうにないですね。 まだ当分は金属やプラスチックの詰め物で我慢することになりますかねえ。 歯磨き注意、有難うございます。 現在、歯科医で数回にわたる指導を受け、ブラッシングの技術向上を目指しております。 先日の検査では歯石は「下側前歯の裏だけ」残ってました。 次回はパーフェクトを目指します! 有難うございました!