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スカンジナビア諸国では人々は教会にもう行かない?
掲題の通り、スカンジナビア諸国では人々は教会にはあまり行かなくなっているのですか?実際に住んでいる方や住んでいた方のお話など、伺えれば大変嬉しいです。よろしくお願いします。
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北欧在住です。ダンナの家族や会社の同僚で普段から教会に通う習慣のある人はいないです。アラブ人や韓国人の友達は通ってます。北欧人からだと、クリスマスくらいは行こうかなとか結婚式はやっぱり教会がいいとか、葬式で初めて教会に行ったとかいう話はききます。 うちの家族は3代前から森や湖に遺灰を撒いているので墓もないです。教会への税金も払ってないし洗礼も受けてない(だんな・ダンナの親)ので、私たちの結婚式は市庁舎でした。葬式を教会でやる予定もないです。冠婚葬祭に対する敬意とか関心とかがない一家です。 普段親戚でよく集まったりお祭り・年中行事が好きな一家は結婚式や葬式も教会でやっていたりするように見えます。 初めてのクリスマスに、「教会に行かないの?」と聞いたら家族全員に「一人で行け」といわれたのが忘れられないです(笑) でも、クリスマスのミサが朝5時開始だったのを見て、「これは行かないわ」と思いました・・・・・ 近所の教会では、カフェやランチのサービスをしたり、無料コンサートを開いたり人集めをがんばっています。
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まだコメントがないようなので。 特にスカンジナビア諸国ということでは存じませんが、ヨーロッパで宗教離れ、教会離れの問題というのはニュースで見聞します(すみません、私は日本在住です)。 見たのはオランダとかドイツとか。 しかし国全体がほぼカトリックのスペインでも若者の宗教離れが進んでいるようです。 このへんはパウロ・コエーリョの小説『ピエドラ川のほとりで私は泣いた』(角川文庫)を読むと伺えます。 ※地方の教会に行くと地元のおばさまやおばあちゃんが一人でお参りに来てたりしますけどね。 観光地の大きなカテドラルなども夕方のミサ待ちの欧州人が大勢、教会が開くのを待っていたりします。 日本に似てる?? 伝統行事やお祭りはするけれど、普段から寺院に行く感じではない、という風な人が増えているんじゃないでしょうか。 駐バチカン大使の方が書いた記事がありました。 http://www.japanitaly.com/jp/specialreportsbn/zoomup_200810.html 英、仏(北部)、ベネルックス、北欧など、プロテスタンティズム、アングリカニズムが中心の北ヨーロッパは世俗化が進んでいる。が、“、「一神教的メンタリティー」だけは前世代からしっかり受け継いでいる。 ”これはすごくよく分かる気がします。 スペインは「南欧のスウェーデン」と呼ばれているんだそうです。知らなかった。南欧の中では世俗化が進んでいるほうなんですね。だから小説に書かれているようなことなのか。 「子供の頃は信じていたけれど、今はもう現代的に自由よ」みたいな。でもきっとカトリック的文化は引き継いでるんですけど。われわれが無意識に神道や仏教を持っているように。 これはまったくの余談の独り言なので無視してくださっていいですが、 別に「必須」に書いてるわけじゃありません。
お礼
大変面白い記事をご紹介頂きどうも有難うございます。相対主義とバチカンの対立、バチカンと正教の歩み寄りなど、欧州を理解する上で必須の座標軸ですね。重ねてお礼します。
お礼
大変参考になりました。どうも有難うございます。三代前から遺灰を森や湖に撒いているというのはびっくりですね。重ねてお礼します。