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日本と中国が戦争になったら、日本は負けますか?平和を希求する国民として
日本と中国が戦争になったら、日本は負けますか?平和を希求する国民としては、武力衝突などは絶対にあって欲しくない問題だと思います。この事を前提に質問をします。軍事力、国力、経済力などの観点から 総合的に判断して両国が戦った時にどちらが勝利するでしょうか?感情論はいりませんので、根拠を明示して勝敗結果を予測してください。
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戦争の勝ち負けを議論する際に必要なことは、勝利条件をどのように設定するかが重要です。 これを曖昧にすると、100年経っても議論がかみ合わずに結論が出ないままとなります。 例として、イラク戦争を取り上げます。 アメリカのブッシュ政権と、イラクのフセイン政権が戦争しました。 軍事力をもってイラクを占領し、フセイン政権を打倒したことを勝利条件と考えれば、これはアメリカの勝ちです。 しかし、イラクの国民感情を反米から親米に転換させ、イラクに平和で安定をもたらしたことを勝利条件とすれば、少なくともブッシュ政権が続く間は勝利できたとは言えません。 ですが、イラク国内を何とか安定させ、イラクに親米政権を打ち立てることが目標だとすれば、これはまあギリギリ勝利できたと言えなくもないでしょう。 このように、勝利条件をどこに設定するかによって、戦争の勝ち負けという判断はいかようにも変わってくるのです。 では、日本と中国が戦争した場合、どこに勝利条件を置けば、日本が勝ちとする状況にできるか。 幾つか、例を取り上げて考えます。 1) 日本、もしくは日米の連合軍が中国全土を軍事占領することは、可能性はかなり低いです。 イラク一国でもアメリカは相当に手こずったのに、領土も人口もはるかに大きい中国を占領するのは、不可能ではないでしょうが、限りなく難しいと思われます。 2) 中国全土を核ミサイルで灰にするというのは、アメリカが参戦すれば物理的には可能です。 しかし、その代償として少なくとも日本一国も焦土と化すでしょう。 アメリカも打撃を受けますが、中国にはそもそもアメリカ本土に達するミサイルの数はそれほど多くなく、アメリカ自慢のNMD(国家ミサイル防衛)をフル稼働すれば、被害は最小限に抑えられます。 この状況では、日本と中国が共倒れとなりますので、これをもって日本の勝利とはとても言えませんし、このような状況に陥ることは、できるだけ避けたいと思います。 3) 日本の海上自衛隊とアメリカ海軍でもって、台湾海峡と対馬海峡を海上封鎖。 これには、九州から台湾の間の列島の間の海も含まれます。 まずは東シナ海で、中国海軍と会戦し、中国海軍を壊滅。 次に、中国周辺の海域を軍艦で封鎖し、中国に向かう船、中国から出てくる船をすべて臨検します。 基本的に、中国に向かうタンカーを停めれば、そのうち中国が干上がりますので(中国は既に石油輸入国。2002年度で輸入依存度が27%に達している)、中国政府が音を上げるか、国内の混乱がひどくなって対外戦争どころではなくなるでしょう。 3の場合、海上自衛隊だけでは少しきついので、米軍の参戦は必要かと思われます。 とりあえず3つのパターンを想定しましたが、日本が確実に勝つには、3の方法が最も有効かと思われます。
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乾杯でしょう 残念ですが動画サイトで軍事力の凄さや人員の数や戦車等の数を見てください。度肝抜かれます。 それと訓練でも度肝抜かれます。サバイバルナイフをむき出しての空手で言う所の組み手?演舞?型?って言うのか?ボクシングで言えばシャドウボクシング? これをなんと女性が気合の掛け声で一心不乱でやってますが、不気味なことこの上なし。 とにかく凄い数です、気合です。流石と言うより表現できませぬ。 それと国の法律で国防動員法があるが、それ以前に法律で国籍を持って、他国に居ようが国防の義務を負う。決まりです。日本国内に例えば100人居る内、命令さえくれば、20分の一が命令に従っても5人です。過去長野の聖火リレー状態で横のつながりで4~5千人が集結したように凄いことになりうるでしょう。日本は内部からまず攻められ(暴動・リンチなど焼き討ち)そうしているうちに同胞を守れということで口実に堂々と人民解放軍が入国してくるに違いありません。長野聖火リレーでさえ、噂では暴動がまずいので出来るだけ穏便にと上層組織から末端に命令がでていたようですが、どなたかの政治家が言っておられてました。つまり何も出来ませんよたぶん。この件も国会の場で質疑されてたと思いますよ。次は沖縄か東京だと、そして長野の件は実験で成功したからと言うことです。それと何年か前の12月22日か?23日にお茶ノ水駅で非番の警察官が線路に落とされ走りこんできた電車による所の件で、現行犯逮捕の容疑が 殺人未遂だったのに、検察と裁判所と警察は非常に仲がよく飲み友達一心同体で仲間意識も強く警察も仲間をやられたらカンカンのはずが、起訴状段階で傷害となったようで?裁判の後文句を傍聴席から言った人が裁判官に激怒され居残りのお説教に憤慨していたそうですが、どうやら中共の親族か息子だったようです。 完全にビビッてるとしか思えないとのブログか何かを見ました。 とりあえず、日本は何処に対しても何も出来ないんじゃないかと思いますが、自衛隊員の決断により応戦してくれると信じています。
お礼
中国の映画とかみてもカンフーや拳法など気合いが半端ないですし、雑技団とかの芸妓も奇跡の様な業の連発ですよね。あと中国の男性の方は体格ががっしりしている人が多く見受けられます。(北京は上海の都市で観察した限り)正直、経済力や国防力もさることながら、人民力というか人々のパワーが半端ないと思います。組織的なネットワーク力も半端ないですしね。国防動員法など知らなかった事が沢山書かれていて示唆深い回答でした。今後日中関係を勉強するにあたってヒントを沢山頂きました。
>根拠を明示して勝敗結果を予測してください。 日本は馬鹿げた憲法で戦争放棄という事に成っていますので戦争はできません。 それでも中国がしかけてきたら、まるで一方的な惨殺でしょうね、全国民が。 これって勝ち負けとはちょっと違います。 ただ日米安保については考慮に入れませんでした。
お礼
アメリカの壮大な社会実験が日本という国なのかもしれませんね。かつて軍国主義で太平洋や大陸に戦争を仕掛けていった島国を脱武力化していくことは可能なのかが命題だったと思います。65年丸腰で他国の侵略を受けなかった事はすごい事なんだとご回答の文章を読んで実感しました。回答に感謝を申し上げます。
>総合的に判断して両国が戦った時にどちらが勝利するでしょうか? 戦争特需で韓国の一人勝ち。ってのはダメ? アメリカを追い払ったベトナム軍が 中国との国境紛争で恐怖したというくらいだから、 アメリカの援助があっても日本には勝ち目はないでしょう。
お礼
韓国が1950年台の日本みたいに特需で潤うという帰結ですね。なるほど考えてもみませんでした。ご回答ありがとうございます。
- chocobread
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単純に、双方の軍事力(戦闘機や戦闘船など)が全部揃いして向かい合って、ヨーイドンで戦ったら、日本が勝つでしょう。アメリカの支援もあるでしょう。 しかし、中国も馬鹿ではありませんから、そんなことはしません。 必ず持久戦にします。 そうなるとタンカーを護衛することすらおぼつかない日本の戦力では無理でしょう。 アメリカをもってしても、面積が狭く、人口も少ないイラクやアフガニスタンす ら、短期の戦闘には勝てても、国を治められるほどに勝つのは容易ではないのです。
お礼
戦闘能力は軍事設備や機器の量や技術の先進性だけではなく、兵員の指揮なども加味して総合的に判断しないといけないのですね。戦争が高度化すればするほど、勝敗が付きにくくなるという事が分かりました。ご回答に感謝します。
もしも戦争になったら?とかく考えます。 しかし軍事的にどちらが単に勝っても、結局はどちらも負け、 共に経済が破綻します。両国の経済依存度を考えましょう。 兆単位の金が動いています。戦争でそれが止まります。 勝っても大損害です。 戦闘行為の勝ち負けをいくら論じても、無意味なのです。
お礼
戦争で疲弊する事は否めないのですね。お金の面でもそうですし、沢山の生命が絶たれる事も痛い話ですよね。考えさせられました。
- at9_am
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> 平和を希求する国民としては、武力衝突などは絶対にあって欲しくない問題だと思います。 あってほしくないのは誰しもそうでしょうけれども、戦争は一方が他方を攻撃することによって始めることができます。どちらか一方の努力だけでは、絶対的には避けることはできません。 更に、奴隷になっても戦争を避ける、とする人はほとんどいないでしょうし、他国の要求を全て飲んだとしても戦争を防ぐことにはなりません。例えば第二次大戦以前のドイツに対して、イギリスは譲歩に譲歩を重ねましたが、結局は第二次大戦につながりました。 > 総合的に判断して両国が戦った時にどちらが勝利するでしょうか? まず、純粋に軍事力だけの比較により、尖閣諸島の帰属を持って勝敗を決めるとすれば、日本が圧倒的に有利です。まず勝ちは動きません。 武力衝突を前提とするのであれば、水上戦力は日本の方が圧倒的に強力であり、空母がないことも沖縄からの距離が近いので、全く問題になりません。その上にアメリカの支援が加わります。核攻撃の可能性を示唆するだけでも、世界中から袋叩きにあうことは間違いないので、その可能性は考えなくてもよいでしょう。 もちろん、こんな単純な話で戦争の帰趨は決まりません。何をもって「勝利」とするのでしょうか? 中国はアジアの覇権確立を目指し、日本は・・・現状維持?を目指すのでしょうか? それによって、どちらが勝利するのかについて、根拠を持って見通しを示すことができるでしょう。 とりあえず、上述の場合、武力衝突をした時点で中国の敗北です。東南アジアの日本以外の国家、例えばフィリピン、ベトナムなどの国家が反中国でまとまるため、中国の覇権は遠のくためです。核兵器の使用は、中国という国家そのものを危険にさらす行為であるため、覇権確立のためには使用できないでしょう。 一方の日本は、沖縄~台湾沖~東南アジアの航路がふさがれることは死活的な問題になりかねません。短期的な紛争で終われば問題はありませんが、半年を超えると戦闘に勝利しきったとしても国内が疲弊するでしょう。したがって、こちらも日本の敗北ということになります。 ただし、アメリカが介入する場合、中国本土への上陸という可能性が視野に入り、この場合には内陸部での戦闘が主となることから航路に与える影響が小さくなることが予測されます。ただし、この場合核兵器の使用もやはり考慮すべきことになります。どうなるかは微妙なところです。
お礼
非常に歴史的かつ、深い洞察のご意見に感謝申し上げます。世界史の授業でWW1とWW2の間に平和運動が多発していた事、英国と独国の交渉の決裂過程などを勉強した事を思い出しました。日本は島国なので海路が封鎖されると非常に国内の食料や燃料供給といったライフラインが壊滅してしまうおそれがあるという訳ですね。なるほど、勉強になりました。ありがとうございます。
- hatuyuki12
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世の中というのは一国対一国で動いているわけではありません 現在 日本が中国に対して侵略行為を行っているのか考えれば答えはノーです 仮に中国が日本に武力衝突を仕掛けてきたとしたら 他のヨーロッパ諸国はどう思うのでしょうかね 次は自国に攻め入られると考えるのではないでしょうか? 日本が今まで積極的に紛争に参加してこなかった事から 他国の支援が得られるのではないかと思われます 中国を孤立させられれば日本の勝ちです
お礼
なるほど、多国間の関係性の中で日中関係をみていくという視点が大事なのですね。そういう視点が欠落しておりました。太平洋戦争で日本が残した爪痕はやはり大きいものがあるのだろうと思う限り、その怒りが鬱積していく様は恐ろしいなと半日デモなどを見て思う節がありました。世界史で「中華思想」というものを高校の時に習ったので恐れを感じておりましたが、おっしゃる通り現在はもっと各国の協調が密になってる世界ですよね。もっと現代史を勉強せねばとインスパイアされる回答でした。御礼申し上げます。
- Mokuzo100nenn
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両国はすでに一度日中戦争を経験しており、中国が戦勝し、日本が敗戦しました。 感情論は不要です。 中国は日本に勝ち、戦勝国として国連の常任理事国の席を確保し、国民は自国の戦争能力に自信を持っています。 日本は中国に負け、敗戦国として平和憲法を受領し、国連の資金源とされ、国民は戦争能力に自信を失っています。 自信を持っている国民と自信を失っている国民の戦争であれば、勝敗は火を見るより明らかです。 感情論を抜きにすれば次の戦争も中国の勝利となるでしょう。 日本国は毎年、毎年、四兆円もの国防費を消費していますが、国民から考えれば税金の無駄です。 個人的には国防費を二兆円に半減し、海上保安予算に一兆円を追加してほしいです。 そうすれば差し引き一兆円を国民が取り返すことができるのです。 この一兆円で何ができるか考えるだけでも夢が有りますね。
お礼
脱武力化を占領下で日本はされて、「戦争」といものを現実的に考える事をしてこなかったつけは大きいでしょうね。平和を求め続ける事はあたりまえですが、戦争を忘れる事が必ずしも平和につながることではないと回答者さんのご意見で理解できました。国防費を4兆円払っているという事は、たとえて言うなら大会や格闘技もしないのに高級スポーツジムで筋トレしまくっている様なものなのですね。日本もスイスみないにられればいいのにと思いました。
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お礼
なるほど勝利ポイントを何に置くかで戦争の評価が変わってくるのですね。ご提示頂いた3つの案とも映画の中のお話みたい捉えられますが、現実となると本当に恐ろしい結果が待っているという事だけは間違いないと思いました。かつての戦争も火種は事変や事件が火種になって雪だるま式に戦火が広まっていきました。いかに、武力衝突をさけるのかが大事なのだと痛感しました。